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MRO、タマホーム、日ケミコンなど

2023/10/11 15:28 FISCO
<8905> イオンモール 1753.5 -53大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は244億円で前年同期比7.0%増、6-8月期は105億円で同8.3%増となっている。6-8月期は前四半期比では24%減となっており、市場予想も35億円程度下回っているもよう。国内モールが想定よりも下振れているとみられるほか、アセアンも伸び悩んでいる。通期予想は585億円、前期比33.0%増を据え置いているが、下振れ懸念の高まりにつながる形へ。 <4714> リソー教育 263 +12大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は10.3億円で前年同期比2.5%増となった。第1四半期は赤字幅がやや拡大する状況だったが、6-8月期は14億円で同3.4%増と増益に転じた。学習塾事業、学校内個別指導事業および人格情操合宿教育事業の売上高が順調に推移しているもよう。大きな業績サプライズはないとみられるが、株価は下落基調が続いていたため、過度な懸念後退による見直しの動きへとつながった。 <8005> スクロール 1068 +73大幅続伸。サンワネッツの子会社化に関する基本合意書を締結したと発表している。株式譲渡は24年1月4日を予定しているが、取得株数や取得価額などは決定していないもよう。サンワネッツは運送業や倉庫業などの物流サポート事業を展開し、関東・静岡・中京を結ぶ強固な事業基盤を有しているようだ。23年3月期営業利益は7.2億円の水準であり、目先の業績寄与が期待される状況へ。今後の事業シナジー効果などにも期待。 <3048> ビックカメラ 1107 -15小幅続落。前日に23年8月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の155億円から142億円、前期比20.5%減に引き下げ。巣ごもり需要の反動減による売上の下振れが背景に。純利益は子会社の減損を計上することで、78億円から29億円にまで下方修正。なお、月次動向などから業績の下振れは想定線でもあったもよう、下方修正された営業利益水準はコンセンサスを上振れており、下げは小幅にとどまる形へ。 <3086> Jフロント 1541 +7.5続伸。前日に上半期の決算を発表、事業利益は202億円で前年同期比48.2%増、6-8月期は104億円で同57.4%増と増益率は一段と拡大する形に。また、通期予想は従来の400億円から425億円、前期比71.0%増に上方修正。個人消費持ち直しやインバウンド需要の増加で、百貨店事業を中心に収益が改善しているもよう。日商免税売上は国慶節が終わっても9月水準より高く、計画よりも強く推移しているもよう。 <2408> KG情報 504 +80ストップ高比例配分。配当予想の大幅な上方修正がポジティブサプライズにつながった。これまで年間配当金は配当性向25%または10円の高い方と設定していたが、今回、配当性向の上限を撤廃し、併せて当期の配当性向を80%に引き上げることとした。これに伴い、今期の年間配当金は従来計画の10円から30円に引き上げ、前期比18.3円の増配としている。前日終値ベースでの配当利回りは7.1%の水準となる。 <3064> MRO 1300 -194.5急落。前日に9月の月次動向を発表している。売上高は前年同月比8.5%増となり、2009年10月以降のプラス成長が続く状況ではあるが、単月の増収率は同年12月以来の低水準になったとみられる。2010年12月期に入ってから以降、コロナ禍も含めて毎月2ケタの売上成長が続けていたが、23年1月に増収率が9.8%増と1ケタに鈍化、9月の増収率は同水準も下回ってきている。 <8570> イオンFS 1218.5 -67大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は203億円で前年同期比36.3%減となり、第1四半期の同39.9%減と同水準の減益幅となった。国内外ともに営業収益は拡大したものの、海外では貸倒引当金繰入額の増加、国内では銀行業における金融商品の処理や販売促進費の増加などで、それぞれ減益となった。通期営業利益予想は610億円を据え置いているが、下振れが意識される状況となったようだ。 <1419> タマホーム 3200 -275大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は13.8億円で前年同期比51.4%減となっている。註文住宅の引渡棟数が同18.5%減と落ち込んだことで、住宅事業の利益水準が大きく悪化する形に。註文住宅の受注棟数も同12.6%減と伸び悩んでいる。通期営業利益予想は141億円、前期比6.3%増を据え置いているが、想定以上の第1四半期の落ち込みをネガティブ視する動きが先行へ。 <6997> 日ケミコン 1287 -232急落。ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第参号投資事業有限責任組合を割当先とする種類株式発行、韓国の三瑩電子工業を割当先とする普通株式の発行を発表した。トータル174億円を調達して、主に設備投資資金に充当するもよう。新たに発行する普通株の議決権比率は現在の8.05%、種類株は全てが割り当てられた場合に理論上で最大99.19%となるもよう。潜在的な希薄化を意識する動きが先行している。 《ST》
関連銘柄 10件
1419 東証プライム
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時価総額 110,018百万円
注文住宅の建築請負が主力。木造ローコスト住宅に強み。リフォームや戸建分譲、マンション販売、オフィス区分所有権販売、エネルギー事業等も。注文住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。既存営業エリアの深耕を図る。 記:2024/08/09
2408 東証スタンダード
611
11/22 15:30
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時価総額 4,520百万円
求人サイト「アルパ」、賃貸情報サイト「賃貸スタイル」、子育てメディア「ママソレ」等の運営、釣り情報誌の発行等を行う。岡山県岡山市に本社。新サイト開発のほか、人材紹介・派遣サービスのエリア拡大図る。 記:2024/07/29
3048 東証プライム
1,634.5
11/22 15:30
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時価総額 307,525百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
3064 東証プライム
2,638
11/22 15:30
+144(%)
時価総額 1,322,564百万円
工業用間接資材のネット通販最大手。工具、部品、消耗品、事務用品等を扱う。取扱商品は2200万点超。登録会員数は960万口座超。圧倒的な品揃えが強み。顧客は中小企業が中心。テレビCMなどで認知度向上図る。 記:2024/10/11
1,719
11/22 15:30
+12.5(%)
時価総額 465,103百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコ等も傘下に収める。百貨店事業が主力。SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業も。27.2期ROE8%以上目標。心斎橋店などはインバウンド売上が好調。 記:2024/10/24
4714 東証プライム
291
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 49,996百万円
首都圏中心に個別学習塾「TOMAS」を展開。家庭教師派遣教育の「名門会」、幼児教育の「伸芽会」等も。TOB成立でヒューリック傘下に。リソー教育オンラインストアを開設。27.2期売上高382億円目標。 記:2024/06/09
6997 東証プライム
1,135
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 24,902百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
8005 東証プライム
1,046
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-4(%)
時価総額 36,714百万円
生協組合員向け通販事業が主力。EC・通販事業者向け物流代行などのソリューション事業、eコマース事業、化粧品・健康食品ビジネス等も。27.3期経常利益80億円目標。ソリューション事業の領域拡大等に注力。 記:2024/06/04
1,258
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時価総額 271,741百万円
イオン系の金融サービス会社。イオン銀行、イオン保険サービス、エー・シー・エス債権管理回収などを傘下に収める。オリコと業務提携。イオン銀行の預金口座数は850万口座超、預金残高は4兆5300億円超。 記:2024/06/03
8905 東証プライム
2,000
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 455,128百万円
国内最大級の商業ディベロッパー。イオンのショッピングセンターや商業施設の開発に加え、店舗の運営・管理等を行う。海外のモール開発でも実績。国内の既存モールは収益力回復。26.2期営業利益690億円目標。 記:2024/10/28