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エコーTD、ERI HD、アダストリアなど

2023/10/2 15:39 FISCO
<6083> ERI HD 1734 -249急落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は3.9億円で前年同期比17.5%減となった。据え置きの通期予想は24億円、前期比3.2%増であり、想定以上に低調なスタートと受けとめられたようだ。建築確認検査及び関連事業が確認申請件数の減少によって減益となったほか、人件費増なども影響したもよう。前期業績上振れ着地で株価が急伸した経緯もあり、減益決算にネガティブなインパクトが強まる形へ。 <2354> YEデジタル 741 +42大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は7.2億円で前年同期比5.1倍となり、8月25日に発表した上方修正値の6億円をさらに上回る着地に。つれて、通期予想は当時上方修正した11億円から12億円、前期比31.9%増に再増額修正へ。ビジネスDXや物流DXなどのDX化に対する需要が引き続き継続しているもよう。今回は年間配当金も10円計画から12円に引き上げている。 <7162> アストマックス 246 +18大幅続伸。大和エナジー・インフラ、芙蓉総合リースと3社で共同出資する合同会社DAXを通じ、大規模系統用蓄電池事業を共同で実施すると先週末に発表した。北海道札幌市の用地に系統用蓄電池を設置、23年度着工、25年度運転開始を予定しているもよう。運転開始後はAIを活用した市場予測などにもとづき、卸電力市場や需給調整市場、容量市場での取引を実施する計画。脱炭素分野の展開加速化を期待材料視する動きに。 <9327> イー・ロジット 650 +37一時3日連続のストップ高。「2024年問題」の対策関連銘柄として直近で人気化したが、本日は、アビスジャパンの全株式取得発表が追加の上値追い材料に。アビスは建設業の元請受注を中心に事業展開、許認可の追加取得で自動倉庫システムの販売における元請受注をすることも可能に。子会社化によって、自動倉庫システムの導入を迅速に実施できるようになるほか、自動倉庫システムを第三者に対して販売することも可能となる。 <7427> エコーTD 1596 +200急伸。先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の5億円から10.4億円、前年同期比2.6倍に、通期では9.1億円から17.5億円、前期比2.0倍に引き上げ。消費活動の活発化や価格改定による商品単価の上昇、高付加価値商材の拡大などのほか、継続的なローコストオペレーションの実践なども奏効。年間配当金も24円計画から28円にまで引き上げ。 <2975> スター・マイカ・ホールディングス 659 +30大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は40.6億円で前年同期比20.8%減となった。6-8月期も12.6億円で同7.2%減と減益基調に。販売戸数の減少が減益要因となっている。ただ、購入及び販売活動は計画通りに進捗しているもようで、足元での減益率も鈍化傾向にあるため、あく抜け感へとつながる状況になっているようだ。なお、通期計画52.2億円、前期比14.4%減は据え置いた。 <8337> 千葉興銀 923 +53大幅反発。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。純利益は従来予想の28億円から40億円、前年同期比16.3%減に引き上げ。政策保有株式の売却を含めた有価証券関係損益が想定を上回る見込みになったことが背景としている。第1四半期が23.8億円の水準であったことから、業績上振れに対するサプライズは限定的ともみられるが、本日は銀行株がほぼ一斉高となる中で、ストレートにポジティブな反応へ。 <4766> ピーエイ 218 +50ストップ高比例配分。先週末に株主優待制度を導入すると発表、買い手掛かり材料となっている。株主優待内容は、12月末時点で300株以上を保有する株主に対して、クオカード3000円分を贈呈するというもの。同社の認知度向上及び個人投資家の取引活性化を図ることを制度導入の目的としている。先週末終値をベースにすると、300株保有の株主の優待利回りは約6%の水準となる。 <8168> ケーヨー 971 +150ストップ高比例配分。筆頭株主であるDCMHDが完全子会社化を目的として同社株のTOBを実施すると発表、同社ではTOBへの応募を推奨としている。TOB価格は1300円で先週末終値比58.3%のプレミアムとなっており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなる形に。なお、TOB期間は10月2日から11月14日まで、TOB成立後に同社株は上場廃止となる。 <2685> アダストリア 3205 +324急伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は103億円で前年同期比85.1%増となった。第1四半期の同37.2%増から増益率は大幅に拡大した。つれて、通期予想は従来の140億円から180億円に上方修正。経済活動の正常化が想定以上に進んだこと、商品企画や価格見直しなどが奏功したことを上振れの背景としている。また、年間配当金も従来計画の65円から80円に引き上げ、前期比20円の増配となる。 《ST》
関連銘柄 10件
2354 東証スタンダード
742
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 13,457百万円
ERPソリューションなどビジネスソリューション事業が主力。物流DXなどIoTソリューション事業も手掛ける。安川電機の持分法適用会社。基幹システム構築は堅調。IoTソリューションは物流等向けも伸びる。 記:2024/10/09
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
674
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 22,916百万円
リノベーションマンションの賃貸、売買等を行うリノベマンション事業が主力。インベストメント事業、不動産の売買・賃貸仲介等を行うアドバイザリー事業も。オーナーチェンジ物件中心に積極的な物件購入を実施。 記:2024/10/24
4766 東証スタンダード
300
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 3,369百万円
採用メディア「ジョブポストweb」の運営等行う人材ソリューション事業が主力。人材派遣・人材紹介事業、こどもケアサポート事業等も手掛ける。人材ソリューション事業ではサービス提案力、営業力の強化図る。 記:2024/08/19
6083 東証スタンダード
2,027
11/22 15:30
+56(%)
時価総額 15,875百万円
建築物の確認・検査業務、住宅性能評価等を行う日本ERIを中核とする持株会社。戸建住宅の審査に強みを持つ住宅性能評価センターなども傘下に持つ。中核事業ではM&Aでインフラ・ストック分野の事業領域を拡大。 記:2024/06/28
7162 東証スタンダード
259
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 3,408百万円
小売電気事業者向け電力取引等を行う電力取引関連事業が主力。電力小売事業、再生可能エネルギー関連事業等も展開。事業構造と経営資源配分の見直し進める。大田原市亀久太陽光発電所は24年4月末から売電を開始。 記:2024/06/11
7427 東証スタンダード
913
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 5,547百万円
ペットフード・ペット用品の卸。「みんな大好き!!ペット王国」を定期開催するイベント事業、店舗開発事業等も。国分グループ本社が筆頭株主。オリジナル商品の販促強化、店舗開発事業のサービスレベル向上図る。 記:2024/06/09
8168 東証プライム
1,298
12/29 15:00
+1(%)
時価総額 84,552百万円
関東地盤のホームセンター。東北、東海、近畿にも進出。DCMHDと資本業務提携。1店舗の全面改装実施。24.2期2Qは洗車用品等が堅調。DCMHDによるTOBは成立、同社株は24年1月4日付けで上場廃止へ。 記:2023/12/08
8337 東証プライム
1,275
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 79,333百万円
千葉県地盤の地方銀行。銀行業務中心に、信用保証業務、クレジットカード業務、リース業務等を行う。連結子会社にちば興銀カードサービス、千葉総合リースなど。29年3月末までに政策保有株式の割合20%未満が目標。 記:2024/10/09
9327 東証スタンダード
221
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 1,447百万円
通販物流アウトソーシングや物流コンサルティング、物流システム構築支援等を行うBPOサービス事業が柱。トランスコスモスと業務提携。人員拡充による体制強化、固定費の適正化やFC自動化の推進等で収益向上図る。 記:2024/06/03