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鳥貴族HD、アルチザ、丹青社など

2023/9/14 15:35 FISCO
<1928> 積水ハウス 3100 +70大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3100円から3500円に引き上げている。米国新築戸建住宅市場の回復が想定以上に進んでおり、24年1月期会社計画達成の確度が高まったとみているほか、25年1月期以降も中計を上回る利益成長が続くと予想しているようだ。PER水準や配当利回り水準は過去比較で割安感が残り、今後の利益成長見通しも考慮するとしている。 <9107> 川崎船 5383 -72大幅反落。野村證券では目標株価を5200円から5700円に引き上げたものの、投資判断は「バイ」から「ニュートラル」に格下げした。株価は22年末から89%上昇し、上昇余地が乏しくなったとみている。また、25年3月期は経常増益を予想も、金利先高観などから米国の消費拡大を通じた運賃の回復が従来よりも弱まるとみて、従来予想比では減額したもよう。財務レバレッジを活用したコンテナ以外の利益拡大が課題と。 <7276> 小糸製 2340 -75大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も2500円から2000円に引き下げた。自動車部品各社の業績コンセンサスはすでに切り上がっているが、中国における日系OEMの生産弱含みが逆風となる見込みとしている。同社に関しては、中国事業の見通し引き下げに加え、ヘッドランプのLED搭載率上昇に伴う今後の単価下落を想定するとしている。 <9603> H.I.S. 1835 -142大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、5-7月期営業損益は8.3億円の赤字となり、前四半期0.8億円の黒字から再度赤字に転落。販促費や人件費の増加が背景となっており、コンセンサスをやや下回る水準であったとみられる。通期ガイダンスは引き続き非開示となっている。サプライズこそ大きくないが、通期黒字化への確度も高まらなかったことで、ネガティブな反応が先行している。 <6630> ヤーマン 1036 -44大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は16.7億円で前年同期比6.2%減となっている。据え置きの通期計画65億円、前期比6.0%増に対して減益スタートとなったことで、ネガティブ反応が先行する形のようだ。物価高に伴って高価格帯製品に対する買い控えの傾向が強まったほか、新製品に対する広告宣伝や直販部門でのリピート施策が投資先行となったことなどを減益要因としている。 <9743> 丹青社 941 +66大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は13.6億円で前年同期比2.1倍となり、9月6日に上方修正した水準での着地となった。当時据え置いた通期予想の30億円は今回も据え置き。決算数値にサプライズはないものの、5-7月期の受注高は237億円で前年同期比54.4%増と急拡大、前四半期比でも42.9%増と拡大している。受注残高も膨らんでいることで、通期業績達成確度などは一段と高まったとの見方に。 <3193> 鳥貴族HD 3525 +290大幅反発。前日に23年7月期の決算を発表、営業利益は14.2億円で前期比38.5億円の損益改善となり、従来予想の12.2億円も上振れる着地になっている。主軸である鳥貴族の売上が堅調に推移したほか、採算管理の徹底などが奏効したもよう。また、24年7月期は18.6億円で同31.3%増と連続大幅増益見通しに。収益回復のペースは想定以上として、ポジティブに受け止める動きが優勢。 <6778> アルチザ 777 -92急落。前日に23年7月期の決算を発表、営業利益は4億円で前期比72.8%減となり、従来計画の10.1億円を大幅に下回る着地になっている。モバイルネットワークソリューションの海外向け販売が想定よりも伸び悩んだほか、新規商材の開発やvRANなど5G関連の新機能に対応する研究開発費の増加なども響いたもよう。24年7月期は4.5億円で同13.6%増の見通しだが、前期の従来計画を大幅に下回る水準である。 <8077> トルク 279 +17大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は6億円で前年同期比3.2倍となり、通期予想は従来の6億円から7.7億円、前期比83.8%増に上方修正している。ねじ卸業者向けウェブ受注システム「ねじネット」の拡大や改善、スマートロッカー「ねじロッカー」の活用など、デジタル化施策の積極的な推進などによって、利益率の向上が進んだもよう。なお、スタンダード市場への選択申請も同時に発表している。 <7131> のむら産業 1779 +109大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は3.6億円で前年同期比47.9%増となり、通期予想は従来の3.2億円から4.1億円、前期比8.9%増に上方修正している。包装関連事業において外食関連の需要回復傾向がみられているほか、物流梱包事業において環境配慮型の資材などの需要が拡大しているもよう。業績上振れに伴い、年間配当金は従来計画の37円から47円に引き上げ、前期比5円の増配となる。 《ST》
関連銘柄 10件
1928 東証プライム
3,532
11/22 15:30
+46(%)
時価総額 2,418,300百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
3,300
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 38,353百万円
全品均一価格の焼鳥屋(居酒屋)チェーン「鳥貴族」を展開。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」等も。グループ店舗数は1100店舗超。配当性向20%以上目安。トリキアプリのDL数は86万DL超。 記:2024/10/08
6630 東証プライム
779
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 45,454百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
6778 東証スタンダード
556
11/22 14:42
+5(%)
時価総額 5,316百万円
通信計測器メーカー。基地局負荷試験機の開発・販売、通信インフラの保守、運用管理等を行う。通信事業者、通信機器メーカーが主要取引先。パケットキャプチャツール「etherExtractor」の販売等に注力。 記:2024/10/25
7131 東証スタンダード
1,600
11/22 15:09
-1(%)
時価総額 2,227百万円
米穀精米袋などの包装資材の販売、米穀用自動計量包装機などの計量包装機械の製造・販売を行う包装関連事業が主力。エアー緩衝材システム等の物流梱包事業も。米穀市場以外への販売促進、取り扱い商材の拡充図る。 記:2024/08/20
7276 東証プライム
1,988.5
11/22 15:30
+34.5(%)
時価総額 612,126百万円
自動車照明器メーカー。1915年創業。トヨタ自動車が筆頭株主。自動車用ヘッドランプで世界トップシェア。航空機器部品、船灯・特殊機器等も手掛けう。配当性向40%以上目安。27.3期売上高1兆円以上目標。 記:2024/07/07
8077 東証スタンダード
219
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 6,134百万円
ねじ製品、ボルト・ナット、機械工具等を扱う商社。1926年創業。取引先は4000社超。取り扱いアイテム数は40万点超。国内トップクラスの在庫量などが強み。ウェブ受注システム「ねじネット」の利用促進図る。 記:2024/08/22
9107 東証プライム
2,155
11/22 15:30
-34(%)
時価総額 1,454,996百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9743 東証プライム
817
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 39,562百万円
ディスプレイ業界2強の一角。商業施設や博物館等の内装・展示デザインなどを手掛ける。プロジェクト数は年間6000件超。飛騨高山美術館などで実績。商業その他施設事業は受注順調。27.1期売上高860億円目標。 記:2024/10/29