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ギグワークス、北川精機、山岡家など

2023/9/12 15:28 FISCO
<6327> 北川精機 1021 +150ストップ高。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを2000円とした。収益動向はこれまでスマホ関連投資の循環に左右されてきたが、ここにきて取り巻く事業環境が構造的に変化していることから、25年6月期以降に収益は本格拡大局面を迎えると考えている。24年6月期営業益は会社計画6.8億円を上回る8.4億円を予想、25年6月期は前期比36.9%増となる11.5億円への拡大を見込む。 <3246> コーセーRE 927 +90急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は14.3億円で前年同期比17.5倍の水準となっている。据え置きの通期予想15億円、前期比8.0%減に対する進捗率は96%に達している。販売用不動産(グランフォーレ博多ウォーターフロント)247戸を売却したことが、収益が大きく膨らんだ要因となっているようだが、高い進捗率を背景に、業績の上振れは意識される状況となっているもよう。 <3399> 山岡家 4170 +600急騰。前日に上半期決算を発表、営業利益は4.8億円で前年同期比43倍となり、従来予想の0.4億円を大幅に上回る着地に。つれて、通期予想は従来の5.4億円から10億円、前期比94.5%増に上方修正。インバウンド需要の拡大も相まって来店客数が増加、価格改定以降も来店客数は好調に推移し、各種コスト増加を吸収したもよう。業績修正幅の大きさがポジティブなインパクトにつながる。 <4499> Speee 3755 +700ストップ高比例配分。デジタルアセット市場における「ナショナルインフラ」構築に向け、「株式会社Progmat」の設立に関する株主間契約締結について合意と発表している。グループ会社のDatachainのほか、三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行、三井住友FG、SBIPTSHD、JPX総研、NTTデータらがパートナー企業となるもよう。今後の展開力に対する期待が先行する形に。 <2375> ギグワークス 334 +80ストップ高。完全子会社である日本直販の株式20%を、秋元康氏の関係者4名に譲渡すると発表した。また、日本直販の総合プロデューサーに秋元康氏が就任ともしている。高いプロデュース力を活かした新商品開発やプロモーションの強化が図られるとの期待感が先行する状況のようだ。また、第3四半期決算も発表しているが、減損やのれん償却費計上などで、通期最終損益は2.6億円の黒字から11.6億円の赤字に下方修正。 <9824> 泉州電業 3515 -285大幅続落。100万株の株式売り出し、並びに、15万株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しの実施を発表している。売出人は大株主のSWCC。目先の需給悪化につながるとの懸念が先行する形となった。なお、需給悪化を緩和する観点から、発行済み株式数の1.52%に当たる27万株、10億円を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、下支え効果は限定的に。 <8079> 正栄食 5060 +515急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は32億円で前年同期比10.7%減となったが、通期予想は従来の25億円から35億円、前期比6.6%減に上方修正している。コスト高を反映した販売価格の引上げ、人流回復による土産菓子や外食向け販売の回復、エネルギー価格や原料価格上昇が想定以上に沈静化していることなどが上振れ要因のもよう。足元での想定以上の収益回復をポジティブに評価の動きが先行。 <7856> 萩原工業 1847 +124大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は14.3億円で前年同期比40.7%増となり、通期予想は従来の17億円から18億円に引き上げている。製品値上げによる利益率の改善や高収益製品の販売拡大が予想以上に進捗していることが背景に。加えて、発行済み株式数の2.12%に当たる30万株、5.4億円を上限とする自己株式の取得実施も発表、取得期間は9月12日から11月30日までとしている。 <5703> 日軽金HD 1701 +96大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1530円から2130円に引き上げた。トラック関連製品などが回復局面に入り、業績回復の確度が高まっていること、中長期的にも、ギガキャスト用のアルミ合金や日軽パネルシステムの半導体向けなどクリーンルームの事業拡大で成長期待が高まっていることが主な要因と。29年3月期までのEPS成長率を6%にまで引き上げているようだ。 <7013> IHI 3185 -598急落。前日の米国市場では、航空機エンジンのP&Wの親会社であるRTXが大幅安となった。P&Wの手掛ける「ギアード・ターボファン」方式エンジンで見つかった製造過程での欠陥の影響が、想定よりも大きくなることが判明。9月末までに200基を回収する方針を示していたが、回収の必要があるエンジンは600-700基にまで膨らむもよう。同社らも同エンジンに参画しており、今後の業績懸念があらためて警戒された。 《ST》
関連銘柄 10件
2375 東証スタンダード
310
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 6,808百万円
コールセンター等のBPO業務を人材確保、業務構築、品質管理まで一括で提供するオンデマンドエコノミー事業が主力。デジタルマーケティング事業等も。シェアリングエコノミー事業では既存店の稼働率向上を優先。 記:2024/10/11
3246 東証スタンダード
705
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 7,309百万円
分譲マンション「グランフォーレ」シリーズの企画、開発、販売を行う不動産ディベロッパー。福岡県福岡市に本社。不動産賃貸管理事業、ビルメンテナンス事業等も。資産運用型マンションでは販売力の強化などに注力。 記:2024/10/11
3399 東証スタンダード
4,235
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 42,587百万円
ラーメン専門店「ラーメン山岡家」などを東日本中心にチェーン展開。全店舗直営、24時間営業が基本。店舗数は180店舗超。山岡家アプリの会員登録数は約88万人。中計では27.1期売上高370億円目標。 記:2024/10/24
4499 東証スタンダード
4,960
11/22 15:30
+700(%)
時価総額 52,953百万円
不動産の一括査定サイト「イエウール」、リフォームのマッチングプラットフォーム「ヌリカエ」の運営を行う。DXコンサル、金融DX事業等も。レガシー産業DX事業では加盟業者数、ユーザー数ともに順調に増加。 記:2024/07/01
1,527
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 94,665百万円
アルミニウム総合メーカー。日本軽金属、東洋アルミニウムなどを傘下に収める持株会社。セラミック用アルミナや自動車用アルミ電線、メタリック顔料などを手掛ける。25.3期は板、押出製品などの増収を見込む。 記:2024/07/26
6327 東証スタンダード
632
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 5,340百万円
産業機械メーカー。プリント基板材料の銅張積層板成形用真空多段プレス装置で世界トップシェア。重量物用収納棚などのFAシステム、炭素繊維強化プラスチック関連装置等も。自動車部品成形用プレス装置などは売上順調。 記:2024/06/18
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7856 東証プライム
1,404
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 20,917百万円
合成樹脂加工製品事業を展開。国産ブルーシートでトップシェア。防音シート、スノーテックス、土のう等のほか、スリッターなどの機械製品事業も。岡山県倉敷市に本社。原材料見直し等による原価低減に取り組む。 記:2024/10/07
8079 東証プライム
4,465
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 76,352百万円
原料乳製品や製菓原料、乾燥果実・ナッツ類などを取り扱う食品専門商社。OEM供給や自社ブランド品等も。1904年創業。取り扱い品目は1万種類以上。中国事業の黒字安定化、米国事業の強化などに取り組む。 記:2024/10/26
9824 東証プライム
5,410
11/22 15:30
-40(%)
時価総額 113,610百万円
独立系大手電線商社。機器用電線、通信用電線、電力用ケーブル、情報関連機器などを取り扱う。得意先数は3700社超。オリジナル商品などに強み。26.10期経常利益100億円目標。非電線商品の開発・拡販図る。 記:2024/10/24