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ナルミヤ、ライク、タマホームなど

2021/4/13 16:30 FISCO
TSI HD<3608> 360 +36大幅続伸。前日に21年2月期決算を発表、営業損益は118億円の赤字となり、従来計画の178億円の赤字から大幅に赤字幅は縮小している。売上高が想定以上に底堅かったほか、仕入抑制によるセール商材の削減で売上総利益が良化し、販管費も抑制できたもよう。また、22年3月期は11億円の黒字に転じる見通しとしている。経営資源をECに向けて集中的に投下していくもよう。黒字ガイダンスを受けて買い安心感が先行へ。 <6489> 前沢工 645 +46大幅反発。前日に発表の第3四半期決算が好感されている。累計営業利益は21.4億円で前年同期比3.6倍と急拡大、12-2月期も20.9億円で同2.1倍となっている。環境事業の収益性が改善したほか、バルブ事業、メンテナンス事業の売上も拡大している。最需要期の第4四半期を残す中で、進捗率は93.2%にまで達しており、通期業績の上振れ期待などへとつながっているようだ。 <6050> EG 3165 +304大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の7億円から8.6億円、前年同期比53.0%増にまで引き上げ。動画関連売上が増加したほか、アドプロセス売上も好調に推移、ジェイピー・セキュアの子会社化効果なども表面化したもよう。第1四半期の営業増益率は15.9%にとどまっていたことから、上方修正幅は想定以上との見方になっているようだ。 <9275> ナルミヤ 1379 +144大幅反発で上昇率トップ。前日に21年2月期決算を発表、営業利益は10.4億円で前期比37.7%減益となっている。3月22日に業績修正済み。一方、22年2月期は17.2億円で同65.9%の大幅増益予想。20年2月期の16.6億円も上回る想定以上の収益改善見通しにインパクトが強まる形のようだ。SC、百貨店は通常営業を想定で売上回復を見込むほか、EC売上の拡大も予想しているようだ。 <8595> ジャフコG 7530 +540大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も4100円から9500円にまで引き上げている。外部から評価される企業へ投資を行えている点、政府によるイノベーション創出の一環でスタートアップの事業環境が改善していることなどを評価。中期的には、SV4の運用終了に伴うExitや20年3月期に急増した国内新規VC投資の成果に注目ともしている。 <6997> 日ケミコン 1800 -91大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も1900円から1650円に引き下げた。アルミ電解コンデンサの業績は改善するが、材料費上昇分を顧客に転嫁することが難しく、改善幅は限定的と予想している。21年3月期営業利益は26億円を予想、会社計画29億円の下振れを予想。22年3月期も市場コンセンサスを10億円程度下振れとみている。 <8233> 高島屋 1193 +49大幅続伸。前日に21年2月期決算を発表、営業損益は135億円の赤字となり、4月6日に上方修正した水準での着地した。一方、22年2月期は130億円の黒字に転換する見通しとしている。百貨店を中心とした収益改善を見込んでいる。また、3カ年の中期計画も発表、コスト構造改革による販管費の抑制などを進め、24年2月期営業利益目標を300億円に掲げている。順調な収益の改善見通しを受けて買い安心感が先行へ。 <5201> AGC 4985 +140大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来の450億円から850億円、前年同期比4.1倍に、通期では1000億円から1600億円、同2.1倍の水準に引き上げ。建築用ガラスの需要回復や塩ビ樹脂の価格上昇が上振れの背景に。年間配当計画も120円から140円に引き上げへ。上振れ期待は高まっていたが、修正幅は想定以上としてポジティブなインパクトが先行する形になっている。 <1419> タマホーム 2437 +244大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は60.6億円で前年同期比9.1%増となり、上半期の同3.0%増から増益率は拡大の方向に。戦略商品の受注好調に加えて、価格改定の効果や着工平準化策の奏効などによって利益率も改善のもよう。据え置きの通期計画は減益見通しであり、上振れ期待が一段と高まる状況になっている。また、期末配当金も従来計画の75円から90円にまで引き上げている。 <2462> ライク 2261 +228大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は18.2億円で前年同期比38.4%増となり、通期予想は従来の21.5億円から31.5億円、前期比57.5%増に上方修正した。子育て支援サービス事業における採算の改善、業務委託費などの圧縮、採用効率向上による販管費の減少などが収益上振れの背景。期末配当金も15円予想から27円に引き上げ、年間配当金は前期比14円増の42円にするとしている。 《ST》
関連銘柄 10件
1419 東証プライム
3,735
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 110,018百万円
注文住宅の建築請負が主力。木造ローコスト住宅に強み。リフォームや戸建分譲、マンション販売、オフィス区分所有権販売、エネルギー事業等も。注文住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。既存営業エリアの深耕を図る。 記:2024/08/09
2462 東証プライム
1,429
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 29,244百万円
認可保育園等を運営する子育て支援サービス事業、人材派遣や紹介等を行う総合人材サービス事業が柱。介護関連サービス事業も。児童数は1万1800人超。配当性向30%程度目安。27.5期売上高1000億円目標。 記:2024/06/04
3608 東証プライム
873
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 70,126百万円
サンエー・インターナショナル、東京スタイルが経営統合して誕生。パーリーゲイツやナノ・ユニバース、マーガレット・ハウエル等のブランドを展開。EC販売の強化図る。中計では27.2期売上高1650億円目標。 記:2024/10/24
5201 東証プライム
4,623
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,005,202百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
6050 東証プライム
1,798
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 21,457百万円
投稿監視、風評調査等のソーシャルサポートサービスが主力。ソーシャルゲームのデバッグ業務、ネット広告審査業務なども手掛ける。チェンジHD傘下。配当性向は30%基準。ライブ配信障害検知システムを開発。 記:2024/10/22
6489 東証スタンダード
1,188
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 24,996百万円
上下水道用機器・水処理装置メーカー。1937年創業。上下水道用バルブ・ゲート、浄水場や下水処理場等の設備・システム等を手掛ける。27年5月期に売上高403億円、営業益53億円目指す。配当性向30%目安。 記:2024/10/15
6997 東証プライム
1,135
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 24,902百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
8233 東証プライム
1,201.5
11/22 15:30
-2.5(%)
時価総額 393,677百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24
8595 東証プライム
2,151.5
11/22 15:30
+53.5(%)
時価総額 120,613百万円
専業ベンチャーキャピタル国内最大手。ITサービスや医療・バイオ、ソフトウェア、エレクトロニクス向けなどで投資実績。バイアウト投資の組織拡充図る。生成AI活用の採用支援サービスを手掛けるフォワードに出資。 記:2024/06/03
9275 東証スタンダード
1,312
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 13,281百万円
子供服ブランドを展開するアパレル企業。メゾピアノなどが主力。フォトスタジオ事業等も。ワールドの連結子会社。27.2期売上高474億円目標。百貨店チャネルではインバウンド、新生児ギフトの強化等に取り組む。 記:2024/06/03