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エーバランス、インフォMT、メドピアなど

2021/2/16 15:59 FISCO
<3856> エーバランス 4600 +700ストップ高比例配分。前日に上半期の決算を発表、営業利益は8.5億円で前年同期比4倍の水準となり、第1四半期の同54%増から増益率は大幅に拡大している。つれて、通期予想は従来の7億円から11.1億円、前期比3.1倍にまで大幅上方修正。特定子会社化したベトナムでの太陽光パネル製造販売企業が想定以上に寄与しているもよう。上方修正後の数値に対する進捗率も高く、さらなる上振れも期待できる状況のようだ。 <6098> リクルートHD 5284 +142続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業益は1433億円で前年同期比32.5%減となったが、10-12月期は686億円で同1.5%減と減益幅が大きく縮小した。通期予想は従来の1467億円から1512億円、前に上方修正したが、従来計画のやや下振れがコンセンサスであったため、想定以上に底堅い業績推移との評価が優勢になった。労働力需要の底打ちでHRテクノロジー事業の収益が改善しているようだ。 <1911> 住友林 2259 -38朝方急伸後に下落に転じる。前日に20年12月期決算を発表、経常益は513億円で、1月29日の上方修正水準で着地した。9カ月の変則決算だが、前年同期は431億円の水準であり、低金利環境などを背景として実質大幅増益となった。21年12月期は800億円を計画、市場予想を小幅に下回る水準を見込む。決算サプライズは乏しいが、短期的な出尽くし感が先行、米長期金利の上昇による米国事業への悪影響なども重しに。 <6095> メドピア 7670 +360大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6.3億円で前年同期比3.4倍と急拡大し、通期予想の16.1億円、前期比45.7%増に対する進捗率は38.9%に達している。各事業領域でクライアントのDXが加速化しているほか、12月決算企業の広告需要の拡大もあって、売上高が倍増する状況となっている。第1四半期決算を受けて、当面の業容拡大に対する期待感があらためて高まる状況となっているもようだ。 <4324> 電通グループ 3665 -135大幅反落。前日に20年12月期決算を発表、調整後営業益は1240億円で従来計画の1113億円を上振れたが、のれんの減損損失計上によって、営業損益は114億円の赤字予想に対して、1406億円の赤字となった。オーガニック成長率が伸び悩んでいることもマイナス視されたもよう。発行済み株式数の5.32%に当たる1500万株、300億円を上限とする自社株買いの実施を発表したが、支援材料にはつながらず。 <5631> 日製鋼所 3140 -140大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は87.4億円で前年同期比41.4%減益となったが、10-12月期は40.1億円で同7.5%増と増益に転じている。据え置きの通期計画100億円に対する進捗率も高く、業績上振れは十分に想定できる状況へ。ただ、足元の株価上昇で期待感は織り込まれており、10-12月期の受注伸び悩みもあって、目先的な出尽くし感が先行する状況にもなっているようだ。 <2492> インフォMT 928 -83大幅反落。前日に20年12月期決算を発表、営業益は14.7億円で前期比40.4%減となった。1月21日に上方修正済みであり、実績値にサプライズは乏しい。一方、21年12月期は7億円で同52.4%減と連続大幅な減益を見込む。年間配当金も3.71円から0.94円に減配の見通しで、ネガティブ視する動きが優勢のようだ。サーバー体制増強によるデータセンター費の増加、人件費の増加などが響く形に。 <8113> ユニチャーム 4893 +151大幅続伸。前日に20年12月期決算を発表、コア営業利益は1147億円で前期比27.8%増となり、従来計画の1000億円を上振れ、市場予想もやや上回る水準となった。一方、21年12月期は1190億円で同3.7%増と連続増益予想。原材料価格や減価償却費などのコスト増を吸収する見通し。底堅い決算に加えて、上限400万株、160億円の自社株買いを発表したことなどもプラス材料視されているようだ。 <2427> アウトソシング 1532 -38大幅反落。前日に20年12月期決算を発表、営業利益は143億円で前期比6.5%減益となったが、10-12月期は前四半期に続いての2ケタ増益となった。また、21年12月期は251億円で同75.1%増と大幅増益の計画。市場コンセンサスは195億円程度であり、想定以上の業績見通しを好感する動きが優勢に。ただ、前日から先回り的な買いが先行していただけに、買いの勢いが鈍ると利益確定売りが次第に増加した。 <3962> チェンジ 3685 -85大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は46.2億円で前年同期比73.6%の大幅増となった。通期予想は50.7-55.7億円、前期比20.7-32.6%増のレンジ予想を継続したが、下限値に対する進捗率は91%に。第1四半期に利益は膨らみやすい状況といえ、増益率との比較でみても上振れが十分に期待できる状況に。ただ、昨年12月以来となる4000円台回復で目先達成感も台頭、利食い売りが増えた。 《ST》
関連銘柄 10件
1911 東証プライム
5,406
11/22 15:30
+58(%)
時価総額 1,113,998百万円
米国の戸建分譲住宅事業などの建築・不動産事業、戸建注文住宅やリフォーム等の住宅事業が柱。1691年創業。木材建材事業、資源環境事業等も展開。戸建注文住宅事業ではZEH仕様住宅の受注拡大、施工効率化を図る。 記:2024/10/07
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
2492 東証プライム
288
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 74,716百万円
外食業界中心に、見積や受注、納品、請求、入金等のBtoBプラットフォームを提供。利用企業数は104万社超。FOOD事業は卸売企業向けサービスが順調。中期経営計画では26.12期売上高200億円目標。 記:2024/06/24
3856 東証スタンダード
788
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 14,130百万円
太陽光パネル製造事業が主力。太陽光発電所の自社保有等を行うグリーンエネルギー事業、IT事業、光触媒事業も手掛ける。太陽光セル等の内製化図る。太陽光パネル製造事業ではグローバルサプライチェーンを強化。 記:2024/07/08
1,326
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 97,928百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネスなどを手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も行う。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。LoGoチャット、LoGoフォームは有償自治体数が順調に増加。 記:2024/10/24
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
5631 東証プライム
6,486
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 482,617百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6095 東証プライム
491
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 10,795百万円
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営等を行う集合知プラットフォーム事業が主力。かかりつけ薬局化支援サービス、薬局予約サービス「やくばと」等も。「やくばと」は医療機関における導入が順調。 記:2024/08/29
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
8113 東証プライム
3,831
11/22 15:30
-24(%)
時価総額 2,378,415百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29