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東亜石、ツバキナカシマ、三協立山など

2020/12/16 15:56 FISCO
<3391> ツルハHD 15270 -780大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は280億円で前年同期比17.8%増益となっている。従来予想の215.5億円を上回る着地となったが、第1四半期の状況からは想定内の上振れとみられる。一方、通期予想は従来の452億円から490億円に上方修正しているが、上期の上振れ分を考慮すると実質下半期は下方修正の形に。保守的な計画との見方もあるが、モメンタムの鈍化を警戒視する流れとなっているもよう。 <2491> Vコマース 3380 -220大幅続落。前日に20年12月期の業績修正を発表。売上高は従来予想をやや下振れるが、営業利益は同55億円から61億円、前期比22.8%増に上方修正した。EC需要増加により、ヤフーが運営するオンラインモールストア向けサービスが好調に推移しているようだ。年間配当金も従来の34円から41円に引き上げた。ただ、第3四半期までの増益率が27.0%増であったことから、上方修正は想定の範囲内と受けとめられた。 <5932> 三協立山 859 +84大幅反発。前日に上半期と通期の業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の3億円から19億円に、通期も同様に3億円から19億円に上方修正している。国内外の自動車販売が想定以上の回復となっていること、小売業の人手不足に対する店舗の省力化・省人化投資が進んだことなどが業績上振れの背景に。修正幅の大きさがインパクトにつながっているもよう。 <5008> 東亜石 2397 +400ストップ高比例配分。50.12%の株式を所有する親会社の出光興産<5019>が、完全子会社化を目的としてTOBを実施すると発表した。TOB価格は2450円で前日終値に対して22.7%のプレミアムとなっている。同社ではTOBに対して賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。なお、TOB後の一連の手続きによって、同社株は上場廃止となる可能性が高い。 <6770> アルプスアル 1380 +92大幅続伸。岡三証券では投資判断を「中立」から「強気」に、目標株価も1550円から1650円に引き上げた。電子部品セクター内で相対的に軟調な株価動向から、スマホ向けカメラモジュール用アクチュエータの生産性低下などは一定水準織り込まれたと指摘。今後は生産性改善などによる利益貢献を織り込む局面に入ると分析している。今期営業利益140億円予想に対して、来期は335億円までの拡大を見込んでいる。 <6752> パナソニック 1190 +29大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1100円から1600円にまで引き上げた。11月に新体制を発表、白物家電など競争力のある事業を新パナソニック社に集結する。これによるコア事業の定義付けが進んだことを評価、成長戦略が明確化するとしている。また、住宅やオフィスビルのスマート化・省エネ化は、新パナソニック社の業績拡大にとって追い風になるとも指摘している。 <6464> ツバキナカシマ 1113 +150ストップ高。前日に業績予想の上方修正を発表。通期営業利益は従来の26億円から35億円に上方修正、各市場において需要回復が想定以上に進んでいることを上振れの背景としている。また、期末配当金も従来の5円から12円に引き上げ、年間配当金は前期比59円減配となる22円としている。第3四半期までの進捗率から上振れ期待はあったようだが、増配実施も先行きの自信の表れと捉えられ、ポジティブな評価が優勢に。 <4666> パーク24 1881 +175大幅反発。前日に20年10月期決算を発表。営業損益は147億円の赤字、新型コロナの影響による稼働率の低下が響いたが、市場予想ほどの赤字幅は広がらなかった。一方、21年10月期は135億円の黒字に転じる見通し。市場予想は20億円ほど下回るが、5円の復配計画としていることで、過度な先行き懸念が後退する展開に。また、500億円の劣後ローンによる資金調達を発表、ファイナンスリスクの後退にもつながった。 <7944> ローランド 2920本日東証1部に新規上場、公開価格の3100円を4.7%下回る2954円で初値を付け、その後もやや売りが優勢となった。同社は2014年に米投資ファンドの出資を受けてMBOを実施、上場廃止となって本日は再上場の形に。2020年のIPOでは、時価総額は雪国まいたけに次ぐ高水準。上場に際して投資ファンドが約4割の株式を売り出すなど市場からの資金吸収額が大きく、短期的な需給面での警戒感が強いようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
2491 東証プライム
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時価総額 37,298百万円
広告会社。ECサイトのアフィリエイト広告やモール向けの連動連動型広告を提供する。アフィリエイト広告に強みを持つ。23年12月期は成果報酬型広告やオンラインストア向けツールが足踏みとなった。販管費も増加。 記:2024/02/01
3391 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 489,377百万円
ドラッグストア大手。傘下に「ツルハ」や「くすりの福太郎」、「レティ薬局」など。北海道や東北で強固なドミナント。ウエルシアHDとの経営統合によりイオンの子会社化へ。店舗展開奏功し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/27
4666 東証プライム
1,647.5
5/2 15:00
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時価総額 281,802百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
5008 東証スタンダード
3,140
12/12 15:00
±0(%)
時価総額 39,074百万円
石油精製業、電力供給業を展開。出光興産グループ。主に関東地方へ石油製品を供給。京浜製油所は重油分解装置能力が強み。23.3期2Qは2桁の増収、営業増益。出光興産がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/11/06
5019 東証プライム
1,049
5/2 15:00
-4(%)
時価総額 1,562,301百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5932 東証プライム
813
5/2 15:00
+3(%)
時価総額 25,654百万円
ビル用・住宅用アルミ建材メーカー。店舗什器なども。欧州、タイ、中国にアルミ形材の生産拠点。24.5期上期は店舗什器の需要が回復。価格改定やコスト削減も進む。新湊東工場(富山県)のアルミ押出ラインを増設へ。 記:2024/03/09
6464 東証プライム
839
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 34,887百万円
ベアリング用ボール、ボールねじ、精密ローラー、遠心送風機などを製造。ベアリング用精密ボールで世界トップシェア。売上原価や販管費は減少。23.12期通期は営業黒字転換。24.12期は最終黒字転換を見込む。 記:2024/04/09
1,387.5
5/2 15:00
+12(%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6770 東証プライム
1,451
5/2 15:00
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時価総額 318,177百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
7944 東証プライム
4,275
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 119,986百万円
大手電子楽器メーカー。電子ピアノやキーボード、電子ドラム、ギターエフェクターなどを展開。電子ドラムは市場シェア50%超。ポータブル・キーボード市場への再参入と新興国の販売に注力。23.12期は営業増益。 記:2024/03/25