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キヤノン、ファナック、日産自など

2020/7/29 16:33 FISCO
<7751> キヤノン 1797.5 -279.5急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は151億円で前年同期比81.9%減、4-6月期は178億円の赤字となり、四半期決算では初の営業赤字となった。20年12月期通期見通しも公表したが、営業益は450億円で前期比74.2%減、市場予想は1000億円を超える水準だけに大幅に下振れる形に。また、中間期配当金は80円から40円に33年ぶりの減配とした。大幅減配にネガティブなインパクトも強まった。 <8035> 東エレク 28905 -55.0前日に第1四半期決算を発表、営業利益は738億円で前年同期比73.6%増益、市場コンセンサスを100億円強上回る着地となっている。上半期計画に対する進捗率は58%と高水準、業績上振れ期待につながる形へ。会社側の20年半導体製造装置市場の見通し、並びに業績計画は変更なし。同社株は朝方は買いが先行したものの、マイナスに転じた。 <6954> ファナック 18700 -1560急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は111億円で前年同期比61.3%減となり、市場コンセンサスは10億円程度の下振れとなった。通期計画は385億円で前期比56.4%減益の見通しと公表、市場コンセンサスは400億円程度下振れへ。中国市場回復によるプラス影響への期待もあったなか、ネガティブに受け止められた。中国第1四半期売上高大幅に伸長しているが、それ以外の国が想定以上に伸び悩んでいだ。 <7309> シマノ 22260 +730反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は287億円で前年同期比15.8%減益となり、市場予想は40億円程度上振れて着地。再開示された通期計画は635億円で前期比6.6%減益、こちらも市場予想を50億円程度上振れている。グローバルベースで、コロナを契機とした自転車需要の高まりが確認されたと捉えられている。年初来高値の更新により、ショートカバー圧力の強まりも意識される形に。 <7201> 日産自 368.1 -42.7急落。前日に第1四半期決算を発表している。営業損益は1539億円の赤字となったが、一部の事前観測報道並みの水準に。一方、通期見通しは4700億円の赤字見通しとしており、赤字幅は市場見通しの倍以上の水準となっている。通期配当は無配の計画。グローバル販売台数の減少や為替の円高などが想定以上に響く形へ。事業環境の厳しさは認識されていたものの、赤字幅の大きさにネガティブサプライズが先行。 <8218> コメリ 3305 +280急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は124億円で前年同期比74.3%の大幅増益となった。上半期計画の120億円、同6.1%減を超過する形になっている。会社計画との比較では55億円の超過になっているもよう。外出自粛による巣ごもり需要の増加を背景に、リフォーム資材・エクステリア用品、工具・金物・作業用品、日用品・ペット用品、園芸・農業用品などが軒並み2ケタの増収に。 <7276> 小糸製 4200 -410急反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は74億円の赤字となった。また、通期予想は180億円で前期比78.2%減益としている。第1四半期は市場想定を下回ったほか、通期コンセンサスも550億円程度であり、大幅な下振れ見通しとなっている。グローバル生産台数の前提など従来通り保守的な計画とも映るが、市場予想との乖離の大きさがネガティブなインパクトにつながっているようだ。 <9861> 吉野家HD 1850 -167急落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益49.6億円の赤字で、前年同期比60億円超の損益悪化となった。また、未定としていた業績見通しも公表、上半期は68億円の赤字、通期では87億円の赤字見通しとしている。10円予定だった中間期配当金は無配とし、通期では未定とした。ほか、グループ全約3300店のうち最大150店を閉店する計画のようだ。回復ペースは想定以上に緩やかとの見方が優勢になった。 <4911> 資生堂 6250 -360大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も5400円から5300円に引き下げている。足元の株価を支えているのは中国市場の力強い需要回復と、さらなる構造改革への期待だが、イメージが先行している感が否めないと指摘。中国市場には目先の反動減懸念などが残り、一段の構造改革による利益押し上げ効果も限定的とみているようだ。 <4063> 信越化 12975 -525大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業益は909億円で前年同期比15.4%減、ほぼ市場予想の範囲内となった。一方、上半期計画は1820億円で同13.6%減、こちらもサプライズのない水準。7-9月期の300ミリウエハの堅調見通しや塩ビ販売価格改善見通しなど示されていることはプラス材料だが、通期見通しは引き続き未公表で不透明感を残す。本日はテクノロジー株が軟調な流れになっていることも逆風に。 《US》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,906
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-402(%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4911 東証プライム
4,196
4/26 15:00
-21(%)
時価総額 1,678,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7276 東証プライム
2,073.5
4/26 15:00
-140(%)
時価総額 666,794百万円
世界的自動車用照明メーカー。前照灯や補助灯、標識灯など自動車照明器を中心に、航空機部品、鉄道車両部品等を展開。中国は売上伸び悩むが、日本や北米は2桁増収。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/24
7309 東証プライム
25,100
4/26 15:00
-250(%)
時価総額 2,288,116百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。釣具も展開。自転車部品は伸び悩む。23.12期3Qは釣具部門が増収。高価格帯製品は北米市場、中国市場等で需要高い。 記:2024/01/16
7751 東証プライム
4,214
4/26 15:00
+148(%)
時価総額 5,620,477百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8218 東証プライム
3,825
4/26 15:00
+50(%)
時価総額 208,114百万円
ホームセンター大手。園芸・農業用品に強み。大型店やプロ向け専門店の出店を強化。PB商品の売上構成比率は上昇。カード会員数は494万人と増加。暖房用品や防寒衣料等は販売足踏み。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/27
9861 東証プライム
2,885.5
4/26 15:00
+39.5(%)
時価総額 187,933百万円
外食大手。牛丼の「吉野家」を中心に、「はなまるうどん」や「海鮮三崎港」などを展開。吉野家は売上堅調。人流回復や価格改定効果などで既存店売上高が伸びる。海外は収益伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/01/28