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日本電産、エーザイ、東レなど

2019/10/24 16:13 FISCO
<6594> 日本電産 15480 +130もみ合い。前日に上半期決算を発表、営業益は622億円で前年同期比35.3%減、従来予想の750億円を下回った。先行投資費用や一時費用の発生が下振れ要因に。また、通期予想は1750億円から1500億円に減額、1700億円程度の市場予想を下回る見込み。ただ、先行投資分の追加費用300億円を織り込んだことが背景であり、実質ベースでは上方修正の形になり、ネガティブな反応も限定的に。 <6967> 新光電工 1036 -41大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業損益は2億円の黒字から9.5億円の赤字に、通期では40憶円の黒字から12億円の黒字にそれぞれ下方修正。市場予想は35億円程度の黒字になっている。FC-PKGのミックス悪化、ICリードフレームの原材料価格高騰などが背景となっているもよう。為替前提などやや保守的な面はあるものの、修正幅の大きさがマイナインパクトにつながる。 <4523> エーザイ 7534 +1000ストップ高。引き続き、米バイオジェンが同社と共同開発したアルツハイマー病治験薬「アデュカヌマブ」の新薬承認をFDAに申請することが評価材料視されている。野村證券では、世界初の疾患修飾剤となる可能性が高くなったと判断し、同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も5500円から15000円に引き上げている。大和証券でも「5」から「4」に格上げて4500円目標に。 <6535> アイモバイル 600 +72急伸。前日に発表した自己株式の取得実施が買い材料視されている。発行済み株式数の12.6%に当たる300万株、15億円を上限に自社株買いを実施、取得期間は11月1日から20年4月30日までとしている。市場買付による取得としており、1株当たりの価値向上につながるほか、当面の需給の下支えになるとも期待される形に。また、取得した株式全株の消却を行うともしている。 <3402> 東レ 801.9 -36.5.大幅続落。前日に米ボーイングが決算を発表、第3四半期コア営業益は8億9500万ドル、EPSは1.45ドルとなり、前年同期の18億9000万ドル、3.58ドルから大きく減少。墜落事故を受けた航空機生産の大幅縮小が背景。また、中国の需要減に対応して、「787ドリームライナー」の生産ペースを2020年後半から2割落とす計画なども明らかに。ボーイング向け炭素繊維を供給する同社にも悪影響との見方へ。 <4320> CEHD 502.0カ +80.0ストップ高。前日に発表した19年9月期業績予想の上方修正が買い材料視される。営業利益は従来予想の7.5億円から9.6億円に増額、グループ主力製品である電子カルテシステム 「ミライズ・エーズィー」を含む医療システム販売において、従来織り込んでいなかった複数の案件が売上計上できたとしている。第3四半期決算時に続く上方修正であり、良好なモメンタムに対してポジティブな反応が強まる格好へ。 <4539> 日ケミファ 3475 +170一時ストップ高。前日に体外診断用医薬品「ドロップスクリーン 特異的IgE測定キット ST-1」を開発し、10月8日に製造販売の認証を得たと発表しており、引き続き期待材料視される展開になっている。1滴の血液で41項目のアレルゲンに対する検査を30分で実施することが可能になるもよう。同社ではこれまで、理化学研究所の特許を用いたアレルギースクリーニング診断薬の研究を共同で進めてきていた。 <4549> 栄研化 1825 +226急伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の20.3億円から30.4億円にまで上方修正している。主力製品の便潜血検査用試薬を中心に海外向け売上が好調であったほか、約4億円の研究開発費の計上ずれ込み、販売費や一般管理費の効率化などが背景になっている。第1四半期好進捗から上振れ期待もあったとみられるが、修正幅は想定以上との見方が優勢になっている。 <6875> メガチップス 2074 +302急伸。100%出資の連結子会社SiTime社が、米ナスダックへの上場申請のための登録届出書を米国証券取引委員会に提出したと発表している。SiTime社はMEMSタイミングデバイス分野のリーディングカンパニーであり、MEMSをベースとしたシリコンタイミングソリューションを提供している。上場のタイミングなどは明らかになっていないが、株式公開による子会社価値の拡大などが想定される展開に。 <5911> 横河ブHD 1849 +81急伸。昨日、20年3月期第2四半期(19年4-9月)の営業利益予想を46億円から47億円(前年同期実績50.20億円)に上方修正すると発表している。売上高は橋梁事業、エンジニアリング関連事業ともに計画に届かず、従来予想735億円から640億円(前年同期実績684.57億円)に下方修正したが、営業利益は橋梁事業の損益改善が進み、従来予想を上回る見込みとなったもよう。 《US》
関連銘柄 10件
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4320 東証スタンダード
585
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 9,078百万円
電子カルテシステム「MI・RA・Is」を中心とする医療システム開発等を行うシーエスアイが中核の持株会社。デジタルマーケティング支援等も行う。大型案件の導入・更新等により、電子カルテシステムは堅調。 記:2024/07/01
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4539 東証スタンダード
1,511
11/22 14:14
-3(%)
時価総額 6,438百万円
医療用医薬品の製造、販売等を行う製薬会社。抗アレルギー剤などジェネリック医薬品が主力。新薬や臨床検査薬に加え、受託試験事業等も。アレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」は順調に普及が進む。 記:2024/08/19
4549 東証プライム
2,092
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 80,628百万円
総合臨床検査薬メーカー。免疫法便潜血検査用試薬や尿検査用試験紙、各種細菌検査用培地が主要製品。免疫法便潜血検査薬で国内トップシェア。配当性向30%以上目標。海外における便潜血検査用試薬等の売上増を見込む。 記:2024/06/15
2,837
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 122,459百万円
橋梁の設計、製作、架設等を行う横河ブリッジを中核とする持株会社。生名橋などで工事実績。超高層ビルなどの建築事業、精密機器製造事業等も。橋梁事業は受注残高豊富。システム建築事業は受注回復による増収見込む。 記:2024/06/15
6535 東証プライム
515
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 29,946百万円
ふるさと納税サイト「ふるなび」の運営等を行うコンシューマ事業が主力。アドネットワーク、インフルエンサーマーケティング等のインターネット広告事業も。ふるなびはブランド認知度向上、プロモーション活動に注力。 記:2024/09/02
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6875 東証プライム
5,630
11/22 15:30
+110(%)
時価総額 116,271百万円
ファブレスLSIメーカー。アミューズメント事業が主力。ASIC事業、通信事業も展開。任天堂などが主要取引先。新規の通信事業に経営資源投下。ASIC事業では画像処理・FA機器向けなどで製品開発進める。 記:2024/06/29
6967 東証プライム
5,255
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 710,329百万円
半導体パッケージメーカー。フリップチップタイプパッケージが主力。長野県長野市に本社。海外売上比率が高い。セラミック静電チャック等も。プラスチックBGA基板は生産能力増強図る。光電融合デバイスの開発に注力。 記:2024/09/02