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東京センチュリー、スルガ銀、出光興産など

2019/9/10 16:05 FISCO
<6471> 日精工 966 +65急反発。クレディ・スイス証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価も1000円から1200円に引き上げた。業績予想は下方修正しているものの、今第2四半期がボトムであり、第2四半期決算時の大幅下方修正リスクは織り込み済みと判断。今期配当利回りは約5%であり、悪材料が出尽くした割安シクリカル・バリュー株として位置づけ、次のピーク業績に向けて強気スタンスに変更としている。 <8439> 東京センチュ 5200 +700ストップ高。持分法適用会社の米航空機リース会社、アビエーションキャピタルグループを12月にも完全子会社化すると発表。米生命保険会社パシフィックライフインシュアランスから株式の75.5%を約30億ドルで買い取る計画、同社にとっては過去最大の投資に。被買収会社は316機を保有・管理する世界11位の航空機リース会社であり、今回の買収により、長期的な成長が見込まれる航空機リースの需要取り込みを期待へ。 <5019> 出光興産 3060 +136大幅続伸。前日のNY原油先物相場は前日比2.4%上昇と大幅高、石油・石炭製品は本日業種別上昇率のトップになっている。サウジアラビアのサルマン新エネルギー相が、原油価格支援に向け減産政策を維持する姿勢を示したと報じられたことで、需給の引き締まりが想定される形になっている。時間外取引でも原油相場は一段高へ。また、高い利回り水準などへの意識も強まっているとみられる。 <2345> アイスタディ 661 +100ストップ高。システム開発企業であるエイム・ソフトを完全子会社化すると発表している。譲渡日は10月1日を予定している。同社の注力事業である iStudy ACADEMYとのシナジー効果発現を期待する動きが優勢に。エイム・ソフトの19年3月期業績は、売上高が8億円、純利益が0.3億円であり、業績水準の切り上がりにもつながっていく。 <6065> ライクKN 896 -75急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3.3億円で前年同期比43.6%の大幅減益となった。もともと今通期は2ケタ減益の計画であるが、これまで高い収益成長が続いていたため、大幅減益決算を受けて警戒感が先行する形に。運営補助金の一部の入金が第2四半期になること、運営補助金の加算が少なかったことなどが背景とみられる。なお、同社親会社であるライク<2462>も本日は大幅安となっている。 <4238> ミライアル 1268 -98急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は7億円で前年同期比15.3%増益、8月29日に発表した上方修正水準で着地している。5-7月期は減益に転じる形へ。プラスチック事業、成型機事業ともに前四半期比で需要が軟化する格好に。また、今回公表した通期予想では、営業利益は11億円で前期比26.0%減益の見通し。想定以上の業績失速と捉えられている。 <5218> オハラ 1488 +95急伸。岡三証券では投資判断を新規に「強気」、目標株価を2200円としている。これまでの光学ガラス専業メーカーから事業構造を転換させつつあるとしており、技術開発力をてこに、今後も主に特殊ガラスの分野でニッチ素材をけん引役として中長期的に業績を伸長させると考えているもよう。耐衝撃・高硬度のナノセラムや極低膨張のクリアセラム、高いイオン伝導性等を有するLICGCなど高い競争力の製品群に注目と。 <3940> ノムラシステム 469 +80ストップ高。グローバルにも展開する国内大手の広告代理店グループ企業より、9月6日にRPA開発を受注したと発表している。具体的な企業名や受注金額など詳細は明らかになっていない。足元では、企業向け研修コンサルテーション企業、老舗オフィスサプライ企業、音楽エンターテインメント企業から、RPAライセンス契約、導入開発などを相次いで受注しており、順調な業績の拡大が想定される状況になっている。 <8358> スルガ銀 438 +29急伸。SBI<8473>による「地銀連合構想」において、同行が焦点になるとの特集記事が伝わり、思惑材料視された。同構想の第1弾として、先に島根銀行<7150>への出資が発表されている。SBIの地銀連合構想が成果を示せれば、資本・業務提携を受け入れる地銀は広がる公算とされ、SBIの北尾CEOがかねて支援に意欲を示してきた同行も、SBIとの資本・業務提携が現実味を増す可能性はあるとされている。 《US》
関連銘柄 12件
2345 東証スタンダード
443
11/22 15:30
+34(%)
時価総額 7,683百万円
ブロックチェーン開発支援等を行うブロックチェーンサービス事業、システムエンジニアリング事業が柱。Zaif、チューリンガムなどを傘下に持つ。Zaifの経営改革は順調。新規パイプライン開拓等に取り組む。 記:2024/10/06
2462 東証プライム
1,429
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 29,244百万円
認可保育園等を運営する子育て支援サービス事業、人材派遣や紹介等を行う総合人材サービス事業が柱。介護関連サービス事業も。児童数は1万1800人超。配当性向30%程度目安。27.5期売上高1000億円目標。 記:2024/06/04
120
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 5,589百万円
独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24
4238 東証スタンダード
1,444
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 14,613百万円
プラスチック成形事業が主力。シリコンウェハ搬送容器で世界トップシェア。竪型射出成形機、金型などの成形機事業も展開。中期経営計画では29.1期売上高239億円目標。生産能力増強、中国市場開拓などに取り組む。 記:2024/10/24
5019 東証プライム
1,030.5
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 1,435,118百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5218 東証スタンダード
1,267
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 32,245百万円
光学ガラス専業メーカー。交換レンズ向け等の光学ガラス、エレクトロニクス用ガラス等の特殊ガラス等を手掛ける。キヤノンなどが主要取引先。製品の高付加価値化に取り組む。26.10期売上高320億円以上目標。 記:2024/10/26
6065 東証1部
1,006
8/25 15:00
+3(%)
時価総額 12,042百万円
保育サービス大手。事業所内保育施設や認可保育園、学童クラブを運営。人材サービスのライク傘下。保育士の定着率向上図る。人材確保順調。3施設の新規開園実施。公的保育事業は売上好調。20.4期3Qは2桁増収。 記:2020/04/25
6471 東証プライム
672.3
11/22 15:30
+5.7(%)
時価総額 336,150百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
7150 東証スタンダード
495
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 4,166百万円
島根県地盤の第二地方銀行。1915年創業。島根県、鳥取県が営業エリア。銀行業務に加え、リースやローン等の金融サービスを提供。住信SBIネット銀行と業務提携。SBIグループとの連携で収益向上に取り組む。 記:2024/10/20
8358 東証プライム
991
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 195,365百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
8439 東証プライム
1,494
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 735,217百万円
大手リース会社。情報通信機器に強み。不動産ファイナンス、売掛債権流動化等も。伊藤忠商事の持分法適用関連会社。ニッポンレンタカーサービスを傘下に持つ。使用済みEV電池を用いた蓄電池システムの実証試験を開始。 記:2024/07/04
8473 東証プライム
3,562
11/22 15:30
+48(%)
時価総額 1,078,349百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19