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リクルートHD、スズキ、enishなど

2019/8/29 17:02 FISCO
<6098> リクルートHD 3154.0 -159.0急反落。大株主13社が持つ政策保有株1億2150万株の売出(オーバーアロットメント分を含む)実施を発表している。発行済み株式総数の約7.16%に当たり、持ち合い株の売却金額としては過去最大規模となる。株式価値の希薄化にはつながらないが、当面の需給悪化が警戒される形となっている。3000万株を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、売り圧力はカバーしきれないとの見方が優勢。 <3103> ユニチカ 296 -12大幅続落。不織布やポリエステル製繊維の計76品目で、検査データを改ざんしていたと発表している。取引先と定めた基準や社内基準を満たしていない製品を適合品として出荷していたもよう。改ざんの発覚後も1年近く不正の公表と取引先への報告を見送っていたとされている。改ざんによる製品への悪影響はないとしているが、今後の信頼感低下によるシェアの低下など、先行きに対する懸念が先行する形に。 <7600> MDM 1663 +97大幅高。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の8.2億円から11.7億円に増額、減益予想から一転して大幅増益となる見通しに。人工股関節製品の売上好調などで、日米ともに計画を上回る伸長となっているもよう。第1四半期好進捗から上半期上振れ期待はあったとみられるが、7-9月期も同様に高い利益成長を確保、通期上振れ期待などは一段と高まる格好になっている。 <4725> CACHD 1193 +91急反発。保有するリクルートHD<6098>株の売却を発表している。リクルートHDが実施する株式売出に併せて、保有株386万9000株のうち200万株を売却する。株式売却益は19年12月期第3四半期において特別利益として計上する予定。売出価格は9月10日から12日の間に決定されるものの、同社株の平均簿価は1株2660円程度と推測され、相応の売却益が期待される形に。 <9603> H.I.S. 2582 -4一時急伸。前日に通期業績予想の下方修正を発表、営業益は従来予想の200億円から160億円に減額。旅行事業やハウステンボス事業が下振れの主因だが、株価は安値圏にあることから、目先のあく抜け感が先行した。一方、同時に発表した第3四半期決算では、累計営業益は113億円で前年同期比18.1%増、5-7月期は同21.4%増。高単価商品拡大、子会社採算改善で市場予想を上回ったが、織り込み済みで手仕舞いに。 <6432> 竹内製作所 1535 +1続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に、目標株価も2900円から1600円に引き下げた。為替前提を円高に変更したこと、部品調達問題による粗利の悪化、北米での値下げの影響などにより業績予想を下方修正、20年2月期営業益は148億円から123億円に減額し、会社計画の140億円を下回ると分析。急激な下落の反動から押し目買いにほぼいってこい。 <5201> AGC 3020 +42続伸。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価は3600円としている。戦略事業の利益貢献の高まりから、20年12月期には利益モメンタムの好転が期待されるなか、株価の調整によって割安感が出てきたと判断しているもよう。20年12月期営業利益は前期比20%増益の1260億円を予想。第3四半期以降には100億円程度の自己株取得も予想としている。 <3667> enish 1012 -121急落。東証や日証金では、29日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表しており、マイナス材料視されているもよう。委託保証金率は現行の50%以上から70%以上に、増担保金徴収率も50%から70%に引き上げられる。取引規制強化による流動性の低下を意識して手仕舞い売りが優勢となっている。同社株は8月に入ってから、一昨日まで一時2.2倍の水準となっている。 <7269> スズキ 4148 +63反発。前日にトヨタ自<7203>との資本提携を発表。関係当局の承認次第、相互に株式を取得、トヨタは同社株を4.94%、同社はトヨタ株を0.2%程度取得する。17年2月の業務提携以降、HVシステムやインドでの協業が順調に進んでいたことから、資本提携への発展は既定路線とみられていたものの、同社にとってはあらためて、トヨタのEV技術の獲得、安定した後ろ盾の確保を好意的に捉える動きが優勢になった。 <3376> オンリー 811 -86急落。8月末の配当・株主優待権利落ちとなり、手仕舞い売りの動きが先行した。同社は8月末一括配当銘柄で、35円の配当を計画。前日終値ベースでの配当利回りは3.9%の水準で、加えて、株主優待として年1回、100株以上の株主には20%割引となる株主優待券2枚を贈呈している。同社のほか、サンヨーハウジング名古屋<8904>、SFPHD<3198>、ナガイレーベン<7447>なども同様に下落率上位に。 《US》
関連銘柄 14件
3103 東証プライム
240
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 13,860百万円
ナイロンフィルム等の高分子事業、ガラス繊維等の機能資材事業、繊維事業等を展開。紡績会社として1889年に創業。中期経営計画では26.3期売上高1500億円目標。高機能製品、環境配慮型製品の拡販を図る。 記:2024/06/09
3198 東証プライム
1,911
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 43,598百万円
海鮮居酒屋「磯丸水産」、鶏料理専門店「鳥良商店」などの業態を展開。きづなすし、餃子販売所「いち五郎」等も。クリエイト・レストランツHD傘下。グループ店舗数は200店舗超。大衆酒場業態の開発・出店を継続。 記:2024/08/05
3376 東証1部
761
1/17 14:49
+1(%)
時価総額 4,545百万円
ビジネスウェアブランド「オンリー」が主軸のアパレル。オーダーメイドに強み。21.8期はコロナ長期化が痛手。経費削減も利益は水面下に。今年8月にMBOを発表。10月にTOB成立し、同社株は上場廃止の見通し。 記:2021/11/15
3667 東証スタンダード
169
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 4,536百万円
ゲームアプリの企画・開発・運営等を行う。運営タイトルは「進撃の巨人 Brave Order」、「ぼくのレストラン2」など。ブロックチェーンゲームに参入。効果的な運用等で、既存タイトルの売上は安定水準維持。 記:2024/07/01
1,737
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 35,680百万円
国内および海外でシステム関連事業を展開。システム構築サービス、システム運用管理サービス、人事BPOサービス等ITサービスを提供。海外にも展開。金融向けや製薬向けに強み。国内向け堅調。海外も子会社再編進める。 記:2024/06/11
5201 東証プライム
4,623
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,005,202百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6432 東証プライム
4,795
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 234,950百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。長野県埴科郡に本社。欧米中心に販売網を拡充。アフターパーツの拡販図る。 記:2024/10/29
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7447 東証プライム
2,203
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 78,726百万円
看護師や医師、患者向け等の医療白衣専業メーカー。1915年創業。医療白衣のコア市場で国内シェア6割超。年間600万着を供給。看護師向け製品の売上比率が高い。27.8期売上188億円目標。海外市場開拓図る。 記:2024/10/20
7600 東証プライム
617
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 16,336百万円
整形外科分野を中心とする医療機器の開発・製造、輸入販売等を行う。人工関節分野が主力。骨接合材料、脊椎固定器具等も。三井化学と資本業務提携。新製品の拡販、製品ラインナップの強化などで米国ビジネスの拡大図る。 記:2024/09/03
8904 東証スタンダード
780
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 11,610百万円
戸建分譲住宅や分譲用地の販売、注文住宅の請負等を行う戸建住宅事業が主力。愛知県地盤。マンション事業や一般請負工事事業等も手掛ける。戸建住宅事業では注文住宅、土地分譲等に注力。不動産流通事業に積極投資。 記:2024/10/27
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09