マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 21:37:35
15,277,543
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

買い一巡後は決算を手掛かりとした個別対応に

2024/7/29 8:36 FISCO
*08:36JST 買い一巡後は決算を手掛かりとした個別対応に  29日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い優勢の相場展開が見込まれる。26日の米国市場は、NYダウが654ドル高、ナスダックは176ポイント高だった。3Mの予想を上回る決算が好感されたほか、PCE価格指数も想定内にとどまり、インフレ鈍化基調が確認されるなか、年内の利下げ期待を受けた買いが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比545円高の38235円。円相場は1ドル153円80銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。ギャップアップから始まることから、先週の37600円台までの下落に対する自律反発が意識されやすい。26日の米国では足もとで調整が続いていたハイテク株が買い戻されており、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株の見直しが期待されそうだ。ただし、日経平均株価は11日に42426円をピークに短期間で37611円まで下落しており、需給状況は悪化していると考えられる。  日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りが優勢だったと考えられ、ショートはそれ程積み上がっていない可能性はありそうだ。ギャップアップでショートカバーが意識されやすいものの、自律反発の域は脱せないとみておきたい。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうなほか、リバウンド基調が強まったとしても25日の急落局面で空けたマド(38557円-39096円)下限辺りでは戻り待ち狙いの売りが意識されてきそうだ。  また、今週の日米金融政策の結果を見極めたいほか、米ハイテク企業の決算も控えていることから、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。短期的な値幅取り狙いの売買が中心になるほか、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。なお、先週は地合いに押されて急落した富士通<6702>は決算評価から10%を超える上昇をみせていた。今回の急落局面で売られた銘柄などは、決算評価から仕切り直しの動きが強まる可能性はあるだろう。  なお、先週末に決算を発表したところでは、キーエンス<6861>、タツタ線<5809>、日東電<6988>、環境管理<4657>、アイチ<6345>、日精線<5659>、スクリーンHD<7735>、マネックスG<8698>、東応化<4186>、大塚HD<4578>などが注目される。 《AK》
関連銘柄 11件
4186 東証プライム
3,468
11/22 15:30
+38(%)
時価総額 443,210百万円
エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品の製造・販売を行う。半導体用フォトレジストで世界トップシェア。微細加工技術、高純度化技術などが強み。海外売上比率は8割超。電子材料分野の深耕及び開拓を推進。 記:2024/10/09
4578 東証プライム
8,910
11/22 15:30
-42(%)
時価総額 4,970,319百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
4657 東証スタンダード
432
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 2,040百万円
環境総合コンサルティング会社。土壌調査や水質調査などの調査測定、ラボ分析、環境コンサルタント、対策工事等を手掛ける。ベトナム等での海外事業も。設備工事関連の強化、環境関連や防災・災害関連商品の販売に注力。 記:2024/07/02
5659 東証プライム
1,309
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 40,926百万円
ステンレス鋼線で国内トップシェア。大同特殊鋼傘下。金属繊維「ナスロン」、超精密ガスフィルター「ナスクリーン」等も。配当性向50%程度目安。27.3期売上高500億円目標。極細線の能力増強投資等を見込む。 記:2024/06/15
5809 東証プライム
778
11/6 15:30
±0(%)
時価総額 54,581百万円
ENEOS系列の電線メーカー。1945年設立。機能性フィルム等の電子材料、医療機器部材等も手掛ける。電磁波シールドフィルムで圧倒的な世界シェア。電線・ケーブル事業は売上順調。電子材料分野の競争力強化図る。 記:2024/06/11
6345 東証プライム
1,211
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 90,304百万円
豊田自動織機傘下の特装車メーカー。高所作業車で国内トップシェア。橋梁点検作業車、ボーリングマシン、鉄道工事用車両等も手掛ける。小型自走式高所作業車は売上順調。中計では28.3期売上高750億円目指す。 記:2024/06/15
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
9,067
11/22 15:30
-31(%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8698 東証プライム
1,052
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 271,360百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01