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米CPIの発表を控え全般こう着も、決算を手掛かりとした物色は活発

2023/5/10 8:35 FISCO
*08:35JST 米CPIの発表を控え全般こう着も、決算を手掛かりとした物色は活発  10日の日本株市場は、やや売り優勢となるものの、底堅さが意識されそうだ。9日の米国市場はNYダウが56ドル安だった。地銀株が一時大きく売られたが、NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で、利上げ停止の可能性を示唆すると地銀株が買い戻され、株式相場は下げ幅を縮小。ただし、米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控えているほか、バイデン大統領と議会指導者との会合を控え債務上限問題への懸念がくすぶりマイナス圏で終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の29225円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。米地銀株の不安定な動きは神経質にさせたものの、日経225先物はナイトセッションで底堅さが目立っていた。米債務上限問題への警戒や米CPIなどの重要インフレ指標の発表を控えているなかでは、積極的な売買は手控えられそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。また、決算発表がピークを迎えるなか、決算を手掛かりとした物色は活発であり、予想を上回る決算内容に対しては資金が集中する動きを見せている。昨日発表した任天堂<7974>は今期営業減益見込みながら、コンセンサスを若干上回る計画である。アク抜け的な動きを見せてくるようだと、弱い値動きを見せていた銘柄などへは決算を前にしたショートカバーの動きが意識されそうだ。  もっとも期待先行で買われていた銘柄などでコンセンサスを下回ってくるようだと失望売りが強まるため、新規での先回り的な動きは慎重にさせるだろう。そのため、決算発表後に改めてインパクトが強まるため、好決算銘柄へはギャップアップ後の一段高を狙った動きに向かわせやすい。日経平均は29000円~29250円辺りでのこう着が強まったとしても、個別物色によってセンチメントは改善傾向となりそうだ。  なお、昨日の引け後の決算では、寿スピリッツ<2222>、丸井G<8252>、ニトリHD<9843>、ニチレイ<2871>、三越伊勢丹<3099>、豊和工<6203>、テクマト<3762>、JMDC<4483>、ラウンドワン<4680>、興研<7963>などが注目されそうだ。また、本日はトヨタ<7203>の決算が予定されている。業績面での期待は限られそうだが、売り方の買い戻しの動きが入る可能性はありそうだ。 《AK》
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2222 東証プライム
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全国各地の菓子製造販売等を手掛ける。シュクレイ、ケイシイシイが中核。プレミアム・ギフトスイーツの育成図る。新規出店等でシュクレイは伸長。24.3期2Q累計は大幅な増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16
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冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/13
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3762 東証プライム
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ITインフラの構築・保守・運用が柱。セキュリティ分野に強み。業務アプリ開発や医療情報クラウドも。24.3期3Q累計は総じて好調で増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。今年1月にモビルスと資本業務提携。 記:2024/02/08
4483 東証プライム
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匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4680 東証プライム
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屋内型複合レジャー施設を全国展開。海外は米国を軸に中国開拓にも取り組む。売上は2Q、4Qに偏重する傾向。日本はカラオケ、スポッチャの売上が伸びる。米国はカラオケ中心に売上増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
6203 東証スタンダード
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時価総額 10,026百万円
産業用機械メーカー。工作機械の製造・販売が主力。防音サッシやパワーチャックも手掛ける。路面清掃車でトップシェア。建材は防音サッシ、一般サッシが売上増。火器は防衛省向け装備品が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/26
7203 東証プライム
3,510
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時価総額 57,265,604百万円
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7963 東証スタンダード
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防塵・防毒マスクを製造・販売。環境関連機器・設備も。24.12期は産業用マスクの拡販を想定。クリーンシステムも納入回復の見込み。クリーンシステムは米スタンフォード大学半導体研究所への展示設置・活用が決定。 記:2024/03/10
7974 東証プライム
7,649
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時価総額 9,933,680百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8252 東証プライム
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時価総額 506,731百万円
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9843 東証プライム
21,820
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時価総額 2,497,146百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09