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午後は中間選挙の結果を受けた先物主導の荒い値動きにも

2018/11/7 8:26 FISCO
*08:26JST 午後は中間選挙の結果を受けた先物主導の荒い値動きにも  7日の日本株市場は、米中間選挙の結果を見極めつつ、短期的な仕掛け的な売買からの荒い値動きがありそうだ。6日の米国市場は、NYダウ、ナスダックともに上昇。中国高官がトランプ政権との協議継続を表明し、米中貿易摩擦の解決に向けた期待感から買いが先行。一方で、投開票を控える米中間選挙の結果を見極めたいとの思惑が強く、上値は限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の22245円。円相場は1ドル113円40銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行する格好となろうが、その後は米中間選挙の結果待ちとなるなか、グローベックスの米株先物の動きを睨みながらの展開になろう。大勢が判明する午後などは、先物主導で動意をみせる可能性があり、短期的な仕掛け的な動きから値動きの荒さが意識される可能性がありそうだ。  米中間選挙は4年ごとの大統領選挙の中間の年に実施され、トランプ大統領の2年間の実績や、大統領を支える与党の評価を問う。予測は困難であるが、コンセンサスは民主党が下院を制する一方、共和党が上院の過半数を死守すると見込まれている。トランプ大統領が中国に追加関税を発動したことで米経済界は共和党支持であり、民主党が上下両院を奪還するといった波乱の結果にはなりそうにない。  トランプ大統領は、中間選挙後に中間層向けの10%の所得減税を表明、共和党下院執行部に法案化を要請。また、インフラ投資計画の実現にも本格的に取り組むと表明しており、イベント通過によるショート筋の巻き戻しの流れが意識されやすいだろう。もっとも、結果を受けた米国市場の動向が注目されるため、資金の回転は速い。決算が本格化していることも手掛けづらくさせる一因である。思惑的な売買となると、個人主体の中小型物色が活発になりやすいだろう。 《AK》