マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 13:49:20
14,158,971
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

半導体関連やファーストリテが重石になる可能性も

2018/7/4 8:24 FISCO
*08:24JST 半導体関連やファーストリテが重石になる可能性も  4日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。3日の米国市場は独立記念日の前日で午後1時までの短縮取引で閑散取引となる中、原油相場の上昇を受け、エネルギーセクターを中心に買いが先行。しかし、中国の裁判所が半導体のマイクロン・テクノロジーの販売禁止を命じたことが明らかになるなか、ハイテク銘柄を中心に売りが広がり、下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の21700円。円相場は1ドル110円50銭とやや円高に振れて推移している。  昨日の日経平均は一時21500円台まで下げる格好となり、一目均衡表では雲下限を割り込む局面もみられた。一先ず下ヒゲを形成し、終値では雲下限を上回ったことから、心理的な支持線として意識されやすいところであろう。ただし、明確なボトム形成とは見られず、依然として下値不安の強い状況。米中は6日に追加関税を発動する見通しのなかで、貿易摩擦の長期化への警戒から、売り方優位の需給状況にもなりそうだ。足元で進む人民元安において、中国政府が元安阻止の介入姿勢を強めていないことも不安要因となり、中国関連などに対する利益確定の流れに向かわせよう。  また、米国市場は4日が独立記念日で休場となるため、海外勢のフローは限られるとみられる。薄商いの中を、先物主導のインデックス売買に振らされやすい状況は続きそうである。その他、ファーストリテが発表した国内ユニクロの6月既存店売上高は前年同月に比べ、4.0%減となった。指数インパクトの大きいファーストリテが重石になる可能性も警戒される。米マイクロン・テクノロジーの下落を受けた、半導体関連の動向も注目されるところ。一方で、ADR市場ではTDK<6762>や日東電<6988>、太陽誘電<6976>の堅調さが目立っており、下支えに期待したいところ。その他、高値更新が続くZUU<4387>など動きの強い直近IPO銘柄などにも短期資金が集中しやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 4件
4387 東証グロース
703
11/26 12:32
+6(%)
時価総額 3,339百万円
経済・金融情報サイト「ZUU online」の運営を行う。クラウドファンディング等のフィンテック・トランザクション事業も展開。コンサルティング事業は構造改革中。金融商品仲介業、保険代理業は順調に伸びる。 記:2024/06/24
6762 東証プライム
1,848.5
11/26 15:30
-49.5(%)
時価総額 3,593,225百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6976 東証プライム
2,149
11/26 15:30
-60(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6988 東証プライム
2,408.5
11/26 15:30
-50(%)
時価総額 1,702,234百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02