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東エレクの決算評価でセンチメント改善へ

2018/4/26 8:34 FISCO
*08:34JST 東エレクの決算評価でセンチメント改善へ  26日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。25日の米国市場では引き続き長期金利の上昇を背景とした企業収益や景気への悪影響への警戒から高安まちまちとなった。一方で、為替市場ではドル高円安基調が続いているが、武田薬品<4502>によるアイルランドの製薬大手シャイアーへの大型買収により円相場は円安に振れやすい需給状況がしばらく続く可能性も意識されやすいだろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の22285円となり、前日の下げに対する自律反発が期待される。  また、昨日は日本電産<6594>に対する市場の反応は弱めだったが、今後もセンチメントを改善させてくる決算待ちといったところである。なお、東エレク<8035>の18年3月期は売上高、営業益ともにコンセンサスを上回る結果となった。19年3月期計画についてもコンセンサスを上回っており、ポジティブ視される可能性がある。その他、配当の増額修正も評価材料になりそうだ。株価は足元で調整が続いているが、指数インパクトの大きい同社がリバウンドをみせてくることで、日経平均の押し上げ要因として期待されよう。  その他、主要企業の決算では、本日はファナック<6954>、キーエンス<6861>、京セラ<6971>、アドバンテスト<6857>が予定されている。ハイテク企業の決算後のアク抜けが強まることによって日経平均のリバウンド基調が強まる可能性はありそうだ。価格帯別出来高では22300-22500円処で積み上がりをみせており、この戻り売りを吸収して上放れるとなると、指数インパクトの大きいハイテク株次第といったところである。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 7件
4502 東証プライム
4,093
11/27 15:30
-39(%)
時価総額 6,511,709百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6594 東証プライム
2,807.5
11/27 15:30
-11.5(%)
時価総額 3,348,137百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6857 東証プライム
8,506
11/27 15:30
-328(%)
時価総額 6,516,795百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6861 東証プライム
64,000
11/27 15:30
-1,580(%)
時価総額 15,565,312百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,485
11/27 15:30
+6.5(%)
時価総額 2,243,054百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
8035 東証プライム
22,240
11/27 15:30
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時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07