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日経平均は4日ぶり反落、急速な円高進行で輸出関連銘柄が売り優勢

2023/12/14 15:45 FISCO
*15:45JST 日経平均は4日ぶり反落、急速な円高進行で輸出関連銘柄が売り優勢 13日のNY市場は大幅続伸。ダウ平均は512.30ドル高(+1.40%)の37,090.24ドル、S&P500は、63.39ポイント高(+1.37%)の4707.09ポイント、ナスダックは200.57ポイント高(+1.38%)の14,733.96で取引を終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表待ちで小動きが続いたのち、米連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで政策金利を3会合連続で据え置くことを決定。当局金融政策決定者の予測が24年に0.75%の利下げを見込むなどハト派な内容となったほか、パウエル議長も会見でタカ派色を見せなかったことから、長期金利の一段の低下で買いに拍車がかかり、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは過去最高値で終了した。米国株上昇を背景に日経平均は上昇スタートしたが、為替市場で、ドル・円が142円台と前日大引けとの比較では3円ほど円高に振れたこともあり、大型株を中心に売り優勢の展開に。寄り付き後、日経平均はすぐに前日比マイナス圏に沈んだ。後場に入ると、ドル・円が一時140円台に入ったこともあり、日経平均は一時、前日比400円超の下落と下げ幅を拡大。その後はドル・円が141円台後半まで戻したことから、大引けにかけて下げ渋ったが、大型株を中心に弱い一日となった。  大引けの日経平均は前日比240.10円安(-0.73%)の32686.25円となった。東証プライム市場の売買高は18億9652万株、売買代金は4兆4634億円だった。セクターでは、輸送用機器、銀行業、保険業、海運業、電気・ガス業などが下落した一方、サービス業、化学、金属製品の3業種のみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は24%、対して値下がり銘柄は73%となっている。 日経平均採用銘柄では、日米で金利が低下したことから三井住友<8316>、みずほFG<8411>、三菱UFJ<8306>とメガバンクが総じて売られたほか、東京海上HD<8766>など保険株も売り優勢となった。また、為替の急激な円高が嫌気されて、ホンダ<7267>、トヨタ自<7203>など自動車関連も弱い。その他の銘柄では、親会社である富士通<6702>がグループ会社の売却を進めるなか、富士通ゼネラル<6755>に関する続報がなかったことから見切り売りに押され急落した。 一方、自社株買い発表で資本効率向上期待が高まったリクルートHD<6098>は大幅高となり1年10カ月ぶりの高値をつけたほか、米金利の急低下で米住宅市場のプラス効果が高まるとの思惑から信越化学<4063>も買われた。その他、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>がしっかり。その他の銘柄では、決算発表をきっかけに高島<8007>が後場急伸したほか、NTT<9432>との資本業務提供を発表していたACCESS<4813>が本日も買われた。 《FA》
関連銘柄 15件
4063 東証プライム
6,343
9/27 15:00
+284(%)
時価総額 12,839,012百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4813 東証プライム
1,498
9/27 15:00
-27(%)
時価総額 59,370百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
9,308
9/27 15:00
-60(%)
時価総額 15,785,996百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6702 東証プライム
3,024
9/27 15:00
+94.5(%)
時価総額 6,263,031百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6755 東証プライム
2,157.5
9/27 15:00
-1.5(%)
時価総額 235,901百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は北米向け、アジア向けの販売拡大などを見込む。 記:2024/05/17
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,621.5
9/27 15:00
+6.5(%)
時価総額 8,811,693百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8007 東証プライム
1,252
9/27 15:00
-32(%)
時価総額 22,367百万円
建材・産業資材商社。壁材や断熱材、インテリア等の建材、繊維資材や樹脂部材等の産業資材、電子デバイス等を扱う。建材部門は収益伸長。再生可能エネルギー資材分野は売上好調。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/16
1,451
9/27 15:00
-30.5(%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
2,954.5
9/27 15:00
-6,219.5(%)
時価総額 4,061,525百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,818
9/27 15:00
-76.5(%)
時価総額 7,155,607百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
5,381
9/27 15:00
+6(%)
時価総額 10,977,240百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9432 東証プライム
149.8
9/27 15:00
-1.5(%)
時価総額 13,564,437百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17