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日経平均は5日ぶりに反落、米中摩擦懸念再び再燃

2020/5/21 15:25 FISCO
*15:25JST 日経平均は5日ぶりに反落、米中摩擦懸念再び再燃 日経平均は5日ぶりに反落した。前日の米株式市場では、大手小売各社の好調な決算発表や経済活動規制の緩和、4月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、連銀が追加緩和に前向きである方針が確認されたことなどを受けてハイテク株を中心に大幅に上昇。この流れを受けて日経平均も寄り付き直後に20734.91円まで買われ、コロナショック後の戻り高値を更新した。ただ、トランプ米大統領がツイッターに、中国は米大統領選を見据えて「大規模な偽情報のキャンペーンを展開している」などと投稿したことが水を差し、前場終わり頃からマイナスに転じた。後場は押し目買いも入り、前日終値水準を挟んでもみ合ったが、大引けにかけて再度下げに転じる展開となった。 大引けの日経平均は前日比42.84円安の20552.31円となった。東証1部の売買高は11億4829万株、売買代金は1兆9230億円だった。業種別では、陸運業、ゴム製品、水産・農林業、建設業、情報・通信などが下落率上位となった一方、ガラス・土石、鉱業、海運業、石油・石炭、その他製品などが上昇率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の46%、対して値下がり銘柄は49%であった。 個別では、21年3月期は市場予想を上回る大幅な減益見通しを発表した島津製作所<7701>が一時3%近く下げたが、引けにかけてじりじりと上げ、1.6%程度の下げに留まった。また、新型コロナウイルスによる業績へのプラス効果は限定的として国内証券による格下げ観測のあったGMOPG<3769>も一時3%近く下げたが、こちらも引けにかけては下げ幅を縮め、結局、1.1%程度の下げとなった。一方、21年3月期増益見通しおよび増配計画、自社株買いなどが評価されたSOMPO<8630>は7%超と上昇した。新型コロナウイルスに対する新規ワクチン開発が、AMED公募事業に採択されたと前日に発表したアイロムG<2372>は21%を超える大幅高を演じた。そのほか、21年3月期は減益見遠しながらも、1-3月期の増益転換および自社株買いが評価された太平洋セメント<5233>も12%を超える上昇となった。マザーズ市場では、アンジェス<4563>が12%高と3日ぶりに賑わった。その他、東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>などが上昇した一方で、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、OLC<4661>、三菱UFJ<8306>などが下落した。 《FA》
関連銘柄 16件
2372 東証プライム
1,813
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+2(%)
時価総額 22,313百万円
医薬品の治験を行う医療機関を支援するSMO事業が柱。製薬会社向け開発支援や医薬品製造受託等も。24.3期3QはCRO事業が黒字転換。海外の臨床試験実施施設の新規試験受託等が寄与。先端医療事業は売上増。 記:2024/04/16
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時価総額 555,046百万円
EC業者に決済代行サービスを提供。後払い型決済などの金融サービスも。GMOグループ。決済代行事業は堅調。大型案件の決済端末は出荷高水準。23.9期通期は2桁の増収、営業増益。24.9期は2桁増収増益計画。 記:2024/01/27
4563 東証グロース
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時価総額 8,753百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4661 東証プライム
4,330
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時価総額 7,873,893百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
5233 東証プライム
3,555
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時価総額 433,657百万円
セメントメーカー最大手。セメントや生コンクリートの製造、販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品など、事業を多角的に展開する。今上期は二桁の増収、利益は黒字転換した。国内外のセメントが増加した。 記:2024/01/15
6758 東証プライム
13,060
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時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6861 東証プライム
69,360
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時価総額 16,868,907百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
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時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7701 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 1,278,134百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7974 東証プライム
7,575
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-62(%)
時価総額 9,837,577百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
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時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,554
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時価総額 20,640,220百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8630 東証プライム
3,100
5/2 15:00
+12(%)
時価総額 3,070,494百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
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時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10