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日経平均は大幅反発、新薬期待など背景に20000円回復

2020/4/30 15:35 FISCO
*15:35JST 日経平均は大幅反発、新薬期待など背景に20000円回復 日経平均は大幅反発して大台の20000円を回復した。前日の米国市場では、原油価格の反発や新型コロナウイルス治療薬として期待されている米ギリアド社のレムデシビルの臨床試験で肯定的な効果が確認されたことを好感し、主要株価指数は大きく上昇した。また、連邦公開市場委員会(FOMC)で当面大規模緩和を維持する姿勢が示されたことも後押しした。こうした流れを受けて、日経平均は節目の20000円を軽く超える20105.68円からスタートし、後場に入ってから高いところでは20365.89円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ただ、急ピッチでの上げだったこともあり、大引けにかけてはやや上げ幅を縮小する格好なった。 大引けの日経平均は前日比422.50円高の20193.69円となった。東証1部の売買高は17億1766万株、売買代金は3兆584億円だった。業種別では、鉄鋼、鉱業、証券・商品先物取引業、不動産、非鉄金属、電気機器など東証33業種中23業種がプラス。一方、電気・ガス業、空運業、食料品、情報・通信業などがマイナスとなった。東証1部の値上がり銘柄は全体の68%、対して値下がり銘柄は29%であった。 個別では、1-3月期の営業利益が前年同期比48%増益となり、EUV向け検査装置の需要拡大から通期の受注計画を従来の700億円から850億円に上方修正したレーザーテック<6920>が14%の大幅高となったほか、20年3月期の営業利益は4060億円と前期比0.6%増とほぼ想定通りの着地となったものの、堅調な業績推移を評価する動きが優勢となった信越化学<4063>も2%強と堅調推移となった。その他では、中国国家統計局が発表した製造業・非製造業PMIがそろって好不況の節目となる50を上回ったことも追い風となり、「日経中国関連株50」に採用されている日本電産<6594>、オークマ<6103>、TDK<6762>、ファナック<6954>などの景気敏感株の上昇が目立った。その他にも同指数採用銘柄であるハイテク株どころでソニー<6758>や東エレク<8035>も上伸し、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの銀行株も上昇した。一方、20年3月期の営業利益は前期比25.1%減の969億円で、臨時休園が響いた1-3月期については42億円の赤字となったOLC<4661>は4%超と下落した。同社については、国内の緊急事態宣言延長観測の強まりなど先行き警戒感も重しとなったようだ。また、20年3月期営業利益が21.5%減となったJR東日本<9020>、20年3月期営業利益が15.7%減となり、期待されていた増配や自社株買いも見送られたNTTドコモ<9437>やこれに連れ安されたKDDI<9433>など通信株も下落した。 《YN》
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4063 東証プライム
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
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時価総額 4,413,098百万円
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6758 東証プライム
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6762 東証プライム
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電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6920 東証プライム
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世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
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国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
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-34(%)
時価総額 9,737,465百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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