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日経平均は小反落、節目の32000円近辺でもみ合う

2023/10/18 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は小反落、節目の32000円近辺でもみ合う  日経平均は小反落。66.00円安の31974.29円(出来高概算6億1019万株)で前場の取引を終えている。  17日の米国株式市場のダウ平均は13.11ドル高(+0.04%)と小幅に続伸、ナスダック総合指数は34.24ポイント安(-0.25%)、S&P500は0.43ポイント安(-0.01%)とそれぞれ小反落。9月小売売上高の伸びが予想を大幅に上回り強い消費が確認され、利上げ長期化懸念が台頭した。ただ、その後は他の予想を上回る指標を受け、強い成長期待を受けた買いに転じた。ただ、2年債利回りが16年ぶり高水準になるなど長期金利の上昇に連れ売りが再開した。ナスダック総合指数は反落、売り買いが交錯した米株市場を横目に、17日の日経平均は前日比6.48円安の32033.81円と小幅に反落してスタート。その後はマイナス圏で軟調に推移した。  個別では、川崎汽船<9107>や郵船<9101>などの海運株が軟調に推移。また、三菱重工業<7011>、アドバンテ<6857>、キーエンス<6861>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、三菱商事<8058>、オリエンタルランド<4661>などが下落した。再度の業績下方修正で赤字幅が拡大したアドバンスクリエイト<8798>が急落。ほか、ヨシムラフード<2884>、M&A総研<9552>、DDグループ<3073>、さくらインターネット<3778>が下落率上位となった。  一方、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>などの石油関連株が堅調に推移。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株、三井物産<8031>、JT<2914>、塩野義製薬<4507>、日本製鉄<5401>なども上昇した。そのほか、「ライドシェア」関連として関心が向かっているFIG<4392>や業績上方修正で上半期一転大幅営業増益見通しとなったハピネット<7552>は急騰、リズム<7769>、やまみ<2820>などが値上がり率上位となった。  セクターでは、海運業、医薬品、サービス業が下落率上位に並んでいる一方で、鉱業、銀行業、石油・石炭製品が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の44%、対して値下がり銘柄は52%となっている。  今日の東京株式市場は、やや売りが優勢となった。米長期金利が上昇し、ナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、米国の対中半導体規制の強化や中東の地政学リスクなど外部環境の不透明感が引き続き市場の警戒材料となっている。一方で、国内外金利の上昇を材料に金融株が上昇し、米国経済統計の結果を受けて鉱業や石油株も堅調に推移し、指数を下支えしている。今月下旬からは、国内企業の決算発表も本格化するため、期待感も広がっているか。  国内の長期金利は一時0.81%を付け、約10年2カ月ぶりの水準になった。米長期金利が急上昇したことに加えて、30・31日に開く日銀金融政策決定会合で2023年度・2024年度の物価見通しを上方修正する公算が大きいとの報道が債券の売りにつながっている。関係者によると、生鮮食品を除くコアCPIの見通しは、23年度が2.5%から3%に、24年度については従来の1.9%から2%以上への引き上げが視野に入るという。日銀は、賃金上昇を伴う形での2%物価目標の持続的・安定的実現を目指しているが、植田日銀総裁は前回会合後の会見で、現状はまだ目標に至っていないと認識を示していた。今月の同会合で、これらの認識に変化が出てきているか、注目しておきたいところだ。  さて、後場の日経平均はマイナス圏での軟調推移が続くか。前日には、ガザの病院が空爆されたことを受けて、バイデン大統領が18日に予定していたヨルダン訪問を延期することとなった。イスラエル軍はガザの病院への空爆に対する関与を否定しているが、中東の地政学リスクは引き続き不透明感が広がっている。また、今晩は米国でテスラやネットフリックスなどが決算を発表予定で、これらの決算を見極めたい動きも広がりそうだ。手掛かり材料に乏しい中、節目の32000円近辺でもみ合う展開を想定しておきたい。(山本泰三) 《AK》
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原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
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2820 東証スタンダード
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2914 東証プライム
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大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3073 東証プライム
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時価総額 212,935百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
4392 東証プライム
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モバイルクリエイトと石井工作の共同持株会社。移動体管理システムや自動車搭載関連装置を手掛け、公共交通向けに強み。搬送ロボットの開発に経営資源を投下。IP無線・モビリティ関連好調で、23.12期は増収確保。 記:2024/03/28
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時価総額 2,225,970百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
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時価総額 8,523,080百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
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国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
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時価総額 16,476,036百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,520
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時価総額 4,229,253百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
73,110
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時価総額 17,780,937百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
43,330
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時価総額 4,085,412百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7011 東証プライム
1,347.5
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-23(%)
時価総額 4,545,991百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
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時価総額 56,237,760百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7552 東証プライム
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時価総額 79,004百万円
大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。映像音楽事業は収益伸長。好調な自社企画グッズの販売等が寄与。特別利益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/16
7769 東証プライム
4,040
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時価総額 33,875百万円
時計メーカー。置き時計や掛け時計の中高級品に強み。精密部品も。24.3期3Q累計は精密部品事業の国内売上が増加。自動車向け新規立上げ案件などが寄与。生活用品事業では国内のオンライン販売が引き続き堅調。 記:2024/02/13
8031 東証プライム
8,180
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+212(%)
時価総額 13,026,380百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
36,340
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時価総額 17,139,143百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,408
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時価総額 14,696,939百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,563
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時価総額 20,759,758百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9,869
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時価総額 13,566,825百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8798 東証プライム
1,023
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+8(%)
時価総額 23,076百万円
国内最大級の保険代理店。比較サイト「保険市場」を通じて生保や損保、少額短期保険を販売。ASP事業は売上横ばい。固定費の圧縮等により、保険代理店事業は損益改善。販管費は減少。24.9期1Qは黒字転換。 記:2024/02/24
9101 東証プライム
4,977
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時価総額 2,539,091百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
2,288
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-21(%)
時価総額 1,635,298百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9552 東証プライム
4,505
5/20 15:00
+40(%)
時価総額 259,740百万円
独立系のM&A仲介企業。完全成功報酬制の料金体系などで優位性。譲渡企業の業種は建設業や情報通信業、製造業が多い。成約件数は66件と大幅に増加。大型案件の寄与で成約単価は上昇。24.9期1Qは業績堅調。 記:2024/02/10
9984 東証プライム
8,312
5/20 15:00
-238(%)
時価総額 14,321,194百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10