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日経平均は続伸、心理的には一段のリバウンドが期待されるところ

2020/5/18 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は続伸、心理的には一段のリバウンドが期待されるところ  日経平均は続伸。140.32円高の20177.79円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から小幅に続伸して始まり、寄り付き直後に19999.10円と2万円を下回る局面もみられたが、その後は底堅さが意識される中、前引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大させている。  楽観視は出来ないとはいえ、新型コロナウイルスについては東京都の感染者は減少傾向にあるほか、大阪では感染者数がゼロとなるなど、経済活動の再開への期待が高まりやすく、底堅さが意識される中で押し目買い意欲が強まっている。  東証1部の騰落銘柄は値上がり、値下がり数は拮抗。セクターでは鉱業、水産農林、情報通信、石油石炭、サービス、ゴム製品が堅調。半面、鉄鋼、空運、倉庫運輸、電気機器、繊維、電力ガスが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、日産化<4021>が堅調。一方で、東エレク<8035>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、太陽誘電<6976>、ソニー<6758>など、ハイテク株が重石になっている。  日経平均は2万円処での底堅さが意識される中、前引けにかけて上げ幅を広げてきている。先週末に決算を発表したエムスリーが急伸しており、日経平均をけん引する格好である。また、5000億円を上限に自社株買いを実施すると発表したソフトバンクGが上昇となったことも指数の押し上げ役であろう。  2万円処での底堅さが意識される中、じりじりと上げ幅を拡大させたことにより、テクニカル面では一目均衡表の雲上限突破を目指す展開が意識されてくる。雲上限といった足元で上値抵抗として意識されている水準を上放れることが出来れば、心理的には一段のリバウンドが期待されるところ。また、グローベックスの米株先物はNYダウが強い動きをみせていることも、安心感につながりやすいだろう。  一方で、ソフトバンクGは決算を控えているほか、東エレクなどハイテク株が総じて軟調な点が気掛かりである。ファーウェイ問題による米中緊張も警戒されやすいため、強弱感が対立しやすいところ。ただ、下値の堅さからはショートポジションは取りづらく、押し目を拾う流れが徐々に下値を切り上げる格好が期待される。 《AK》
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
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6758 東証プライム
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6762 東証プライム
7,262
5/17 15:00
-4(%)
時価総額 2,823,262百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,540
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時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
3,170
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時価総額 412,791百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
8035 東証プライム
36,090
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時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,332
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時価総額 9,981,708百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,010
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時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
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+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10