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日経平均は反落、米中会談の結果見通せず目先の利益確保

2019/6/28 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は反落、米中会談の結果見通せず目先の利益確保  日経平均は反落。117.65円安の21220.52円(出来高概算4億9000万株)で前場の取引を終えている。  27日の米株式市場でNYダウは10ドル安と小幅に3日続落した。「米中は貿易戦争の暫定的な停戦で合意した」との報道を受け、両国の摩擦緩和への期待から買いが先行。しかし、中国が通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁解除などを要求しているとも報じられ、週末の首脳会談の結果を見極めたいとの思惑から伸び悩んだ。主力機「737MAX」に新たな不具合が見つかったボーイングの大幅下落もNYダウを下押しした。前日に250円超上昇した日経平均だが、本日は米国株の伸び悩みを背景に利益確定の売りが先行して55円安からスタート。寄り付き後も重要イベントを控え薄商いのなか、売りに押されじりじりと下げ幅を広げる展開となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の6割ほど、対して値上がり銘柄は3割強となっている。  個別では、ZOZO<3092>が2%超下落したほか、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、村田製<6981>などが軟調。ソニー<6758>やトヨタ自<7203>は小安い。前期業績を下方修正したアスクル<2678>、第3四半期の業績観測が報じられたビックカメラ<3048>などは下げが目立つ。また、セレス<3696>はビットコイン価格の急反落で売りがかさみ、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>やファーストリテ<9983>は小幅に上昇。レーティング引き上げ観測のNEC<6701>や自社株買い実施を発表したエディオン<2730>は大きく買われた。また、前期業績の上方修正と増配を発表したハニーズHD<2792>が急伸し、東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、証券などが下落率上位。反面、保険業、医薬品、水産・農林業など5業種が上昇した。  日経平均は3ケタの下落で前場を折り返している。前日は「米中が貿易戦争の暫定的な停戦で合意した」との海外メディアの報道を受け、摩擦緩和への期待から250円超上昇していた。しかし、中国側が米国による制裁の解除などを要求していると報じられたほか、米国側からも新たな対中関税が発動されるかは首脳会談の結果次第といった当局者の発言が伝わっている。本日から20カ国・地域(G20)首脳会議が大阪で始まる。注目の米中首脳会談で何らかの合意が得られるか、あるいは物別れに終わるかはなお見通せず、目先の利益を確保する売りが出やすいところだろう。会談を挟んだポジションの持ち越しは手控えられそうだ。  前場の東証1部売買代金は概算で8400億円程度にとどまり、模様眺めムードを映す。新興市場ではマザーズ指数や日経ジャスダック平均が上昇しているが、やはり個人投資家の物色が活発な印象は乏しい。アジア市場も中国株を中心に総じてさえない。後場の日経平均は引き続き軟調に推移しそうだ。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 14件
2678 東証プライム
2,316
5/17 15:00
+5(%)
時価総額 225,854百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。24.5期3Q累計はロハコが足踏み。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。損害賠償金特益。総還元性向45%目安。 記:2024/04/09
2730 東証プライム
1,560
5/17 15:00
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時価総額 174,729百万円
大手家電量販店。「エディオン」の全国展開に加え、北海道や北陸で「100満ボルト」を展開する。リフォームにも注力する。今期3Q累計は携帯電話の駆け込み需要等が寄与も、高利益率商品の構成低下等が影響した。 記:2024/03/07
1,691
5/17 15:00
-4(%)
時価総額 47,179百万円
低価格のカジュアル婦人服チェーン。SCや駅ビルに出店。ミャンマー自社工場からの調達に強み。国内店舗数は873店舗。夏物商品は販売好調。EC事業は自社ECサイトを中心に伸びる。24.5期2Qは2桁増益。 記:2024/02/03
2914 東証プライム
4,411
5/17 15:00
+9(%)
時価総額 8,822,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3048 東証プライム
1,489
5/17 15:00
+4(%)
時価総額 280,149百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売も。傘下に郊外型「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」。パソコン本体は伸び悩むが、携帯電話や理美容家電、カメラ等は売上増。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/04
3092 東証プライム
3,604
5/17 15:00
+24(%)
時価総額 1,123,165百万円
日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
3696 東証プライム
2,110
5/17 15:00
+10(%)
時価総額 25,058百万円
ポイントサイト「モッピー」を運営。サイト経由で得る広告収入が収益源。ビットバンク社を通じ、三井住友トラストHDとデジタルアセットの保管管理事業参入へ向けた設立準備会社を設立。23.12期は大幅経常増益。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
10,965
5/17 15:00
-40(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
13,100
5/17 15:00
+85(%)
時価総額 16,520,174百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6981 東証プライム
2,860
5/17 15:00
+43(%)
時価総額 5,798,487百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7974 東証プライム
8,503
5/17 15:00
-97(%)
時価総額 11,042,761百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10