マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 15:47:12
15,198,128
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反発、経済指標改善や米中合意期待が支え

2019/4/3 12:20 FISCO
*12:20JST 日経平均は反発、経済指標改善や米中合意期待が支え  日経平均は反発。164.47円高の21669.78円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。  2日の米株式市場でNYダウは79ドル安と4日ぶりに反落。前日におよそ半年ぶりの高値を付けただけに利益確定売り優勢となった。翌日からの米中貿易協議の内容を見極めたいなどとの思惑から上値が重い一方、2月耐久財受注の予想上振れから経済減速懸念が一段と後退し、下値も堅かった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は4日続伸。為替相場は1ドル=111円台前半でのもみ合いが続いており、本日の日経平均は58円高と小高くスタートすると、朝方にはマイナスへ転じる場面もあった。しかし、米中協議で合意が近づいているとの一部報道を受けて投資家心理が上向き、日経平均は一時21697.87円(192.56円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の6割弱となっている。  個別では、ファーストリテ<9983>が5%近い上昇となり、1銘柄で日経平均を約90円押し上げた。3月の国内「ユニクロ」既存店売上高が2カ月連続のプラスとなったことが好感された。アダストリア<2685>も月次売上高の好調を受けて買いを集めた。東エレク<8035>、SUMCO<3436>、信越化<4063>といった半導体関連株やファナック<6954>などの設備投資関連株は連日で大きく上昇。その他売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>などがしっかり。中小型株ではKLab<3656>などが活況を見せ、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ZOZO<3092>や第一三共<4568>は2%超の下落。金融機関による株式売出しが発表されたAGC<5201>や決算発表のキユーピー<2809>も軟調だった。また、クボテック<7709>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、非鉄金属、証券などが上昇率上位。反面、水産・農林業、食料品、医薬品などが下落率上位だった。引き続き景気敏感株が買われ、内需・ディフェンシブ株は売られた。  中国メディアの財新などが3日発表した中国の3月非製造業購買担当者景気指数(PMI)も前月比3.3pt上昇し、米中で経済指標の改善が続いている。世界経済の減速懸念が一段と和らぎ、株式相場の支えとなっているようだ。米中通商協議で最終合意が近付いているとの観測報道も追い風だ。日経平均の日足チャートを見ると、前日は朝高後伸び悩み陰線を引いたが、25日移動平均線水準からリバウンドした格好となっている。アジア市場を見渡しても総じて底堅く推移している。  後場の日経平均もこうした流れから堅調に推移することが見込まれる。しかし、今晩の米国では米中協議に加え民間雇用サービス会社ADPによる3月全米雇用リポートの発表が予定されており、このところのもち合いレンジ上限となっている21700円近辺では売りが出やすいだろう。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 15件
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
2809 東証プライム
3,596
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 508,834百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3436 東証プライム
1,253
11/22 15:30
+4.5(%)
時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3656 東証プライム
186
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 8,936百万円
モバイルオンラインゲームの開発・運用等を行う。「BLEACH Brave Souls」、「キャプテン翼」などが主力タイトル。ラピスリライツ等のIP事業も。ハイブリッドカジュアルゲームの新規開発等を推進。 記:2024/08/23
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5201 東証プライム
4,623
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,005,202百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7709 東証スタンダード
215
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 2,973百万円
画像処理外観検査装置の製造・販売を行う。3Dソリューションシステム、メディアネット機器の開発・製造・販売等も。米国でも事業展開。3Dソリューションシステムでは各種ソフトウェア製品の販売拡大に取り組む。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17