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日経平均は大幅続伸、新元号は「令和(れいわ)」、ご祝儀ムードが高まりやすい状況

2019/4/1 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は大幅続伸、新元号は「令和(れいわ)」、ご祝儀ムードが高まりやすい状況  日経平均は大幅続伸。473.63円高の21679.44円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えた。3月29日の米国市場では、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン米財務長官らが米中協議を終了し、週明けの交渉継続を明らかとし、協議進展への期待からNYダウが200ドル超の上昇となった。また、中国の3月製造業PMIは50.5となり、2018年10月以来5カ月ぶりに節目の50を上回ったことが材料視される中、日経平均はシカゴ先物を大きく上回ってのギャップ・アップからのスタートとなった。また、名実ともに新年度相場入りとなったほか、新元号発表を控えてのご祝儀的な資金流入との見方もされていた。また、日銀短観については予想を下回ったが、市場反応は限られていた。  東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1900を超えており、全体の9割を占める全面高商状。セクターでは空運を除く32業種が上昇しており、石油石炭が4%を超える上昇となったほか、鉄鋼、非鉄金属、海運、金属製品、医薬品、輸送用機器、銀行、ガラス土石、電気機器の強さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、東エレク<8035>の5社で日経平均を約133円押し上げている。  日経平均はマドを空けての上昇となり、サプライズ感のある新年度相場となった。米中通商協議の進展期待のほか、中国の3月製造業PMIの改善についても材料視された格好であろう。日経平均は一気に25日線を回復しており、その後もじりじりと上げ幅を拡大させており、売り方の買い戻しを誘う流れにもなりやすいところであろう。また、新元号発表を控える中で、ご祝儀相場的な資金流入との見方もされており、そのくらい強い相場展開といったところである。  なお、新元号は「令和(れいわ)」と発表された。ご祝儀ムードが高まりやすい状況の中であり、後場も底堅い相場展開が意識されることであろう。また、個人主体の資金などは、関連する銘柄などを探る動きが活発化してくることが考えられよう。 《AK》
関連銘柄 5件
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大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
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+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17