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日経平均は反落、中国経済や米利上げの影響など懸念再燃も

2018/11/9 12:20 FISCO
*12:20JST 日経平均は反落、中国経済や米利上げの影響など懸念再燃も  日経平均は反落。148.66円安の22338.26円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。  8日の米株式市場ではNYダウが10ドル高と小幅に4日続伸する一方、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落した。注目された連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で利上げ方針の維持が示唆され、長期金利の上昇とともにハイテク株などが売られた。本日の日経平均もやや利益確定売り優勢で15円安からスタートしたが、為替市場で一時1ドル=114円台まで円安が進んだことを支えに、朝方は小安い水準でもみ合う展開が続いた。しかし、10時ごろから中国株安への警戒感などを背景に弱含みとなり、22282.63円(204.29円安)まで下落する場面があった。  個別では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>などが軟調。ソフトバンクG<9984>は通信子会社の上場に関する報道が見られたが、前引けでは小安い。第3四半期決算が市場予想を下回った資生堂<4911>は4%超下落し、決算にサプライズなしと捉えられた昭電工<4004>は5%超下落した。ファナック<6954>や東海カーボ<5301>、スルガ銀<8358>も下げが目立ち、決算発表銘柄ではネクソン<3659>や住友鉱<5713>が急落。また、レック<7874>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>といったメガバンク株が小じっかり。トヨタ自<7203>も小幅に上昇した。決算発表銘柄では楽天<4755>が3%近く上昇し、丸井G<8252>や西武HD<9024>は急伸。また、セーレン<3569>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属などが下落率上位。半面、空運業、陸運業、水産・農林業が上昇率上位だった。  6日の米中間選挙を波乱なく通過して8日には401円高となった日経平均だが、買いの勢いは続かず利益確定売りに押される展開となっている。イベント通過でいったんは安心感が意識されたが、ねじれ議会のもとで自身の再選を目指すトランプ米大統領の今後の政権運営については見方が分かれており、懸念が払拭されたとまでは言いづらい。また、米国市場ではカジノ大手の決算などから中国経済の先行き懸念が改めて広がっており、米利上げ継続によるハイテク株の一段の株価下落、新興国からの資金流出なども警戒材料となっているようだ。  また株価の裏付けとなる企業業績も強弱入り混じる内容だが、トヨタ自の業績上方修正などもあり、日経平均の予想1株当たり利益(EPS)は期初(5月半ば)の発表時点からじりじりと切り上がってきている。外部環境の不透明感から短期的なバリュエーション水準の大幅上昇は期待しづらいが、現行の株価水準では割安感から買いも入りやすく、底割れとはならないだろう。(小林大純) 《AK》
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車輌資材事業が主力。1889年に福井市で創業。カーシート表皮材で世界トップシェア。各種衣料用繊維製品、電磁波シールド材の製造・販売等も行う。車輌資材事業、メディカル事業など非衣料・非繊維分野の拡大に注力。 記:2024/10/05
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4755 東証プライム
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4911 東証プライム
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大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
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炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。ファインカーボン及び工業炉に積極投資。26.12期売上高4580億円目標。 記:2024/10/20
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総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
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時価総額 42,559,592百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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8252 東証プライム
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時価総額 504,957百万円
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時価総額 24,252,923百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
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時価総額 201,476百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
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-26(%)
時価総額 1,068,075百万円
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9433 東証プライム
4,962
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-68(%)
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国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,730
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時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17