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【注目銘柄ダイジェスト】:SHIFTが大幅反発、YEデジタルが急落

2024/12/25 16:31 FISCO
*16:31JST 【注目銘柄ダイジェスト】:SHIFTが大幅反発、YEデジタルが急落 <3697> SHIFT 17735 +630 大幅反発。1月23日を基準として、1:15の株式分割を実施すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上や投資家層の拡大を図ることが目的となるようだ。また、3DCGアニメーション制作事業を展開するモズーの株式を子会社が取得すること、インフラトップの提供する教育事業および人材関連事業を取得することなども併せて発表している。 <6460> セガサミーHD 2982.5 +253.5 大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も3350円から4200円に引き上げた。エンタメ事業の着実な成長や遊戯機事業の回復によって、26年3月期営業利益は650億円、前期比27%増と大幅増益を予想し、他の遊技機メーカー並みのバリュエーション水準には株価の上昇余地が大きいと判断。なお、「ソニック」や「ペルソナ」といった主力IPの価値増大がエンタメ事業拡大の主因と。 <4465> ニイタカ 2190 +182 大幅反発。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は8.78億円で前年同期比39.3%増となり、9-11月期も4.5億円で同32.6%増と大幅増益基調が継続。据え置きの通期予想15億円、前期比1.6%増には上振れ期待が高まる方向に。ケミカル事業における洗剤の売上増加、コストダウン効果、子会社の寄与などが大幅増益の背景になっているもよう。 <2354> YEデジタル 608 -121 急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は9.6億円で前年同期比20.8%減となり、据え置きの通期予想18億円、前期比20.9%増の未達懸念なども強まる展開となっているもよう。上半期は8億円で前年同期比11.4%増であった。IoTソリューション事業が減収になっているほか、人的資本・事業資本への投資増加、物流DXでの品質性能の対応費用などがかさんだもよう。 <3744> サイオス 338 -43 急落。従来10円を計画していた24年12月期の年間配当金を無配にすると前日に発表しており、ネガティブなインパクトが先行しているもよう。保有するSTC株式について、実質価額が著しく低下したため、個別決算において関係会社株式評価損として 651百万円を計上する見込みとなったことが背景となるようだ。また、連結ベースでは米国子会社の減損59百万円程度も計上としている。 <7624> NaITO 123 -13 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は2億円で前年同期比50.1%減となっており、第2四半期決算時に下方修正した5億円、前期比1.1%減に対して下振れ推移と捉えられた。9-11月期は0.8億円で前年同期比14.3%減と、上半期実績の同61.4%減との比較では減益率が縮小しており、大きなサプライズはないものの、前日には期待感が先行して大幅高となっていたため、その反動も強まる形へ。 <6279> 瑞光 1225 +68 切り返して大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は3億円の赤字となり、前年同期比13.9億円の損益悪化となった。つれて、通期予想は従来の16.8億円の黒字から2億円の黒字にまで下方修正した。日本向け及び中国向けの売上減少に加え、受注済み案件の進捗遅れによる売上ずれ込みなども生じているようだ。ただ、上半期までの実績から大幅な下振れは想定線、目先の悪材料出尽くし感も台頭のもよう。 <5727> 邦チタニウム 1043 +32 大幅続伸。子会社トーホーテックのチタン系粉事業を、25年1月1日付で同社に移管すると発表。チタン系粉はWEBTi(チタン多孔質体薄板)の原材料となっており、原料調達の安定化及び一貫生産体制確立、さらにWEBTi事業運営における意思決定の迅速化を図ることが目的。同社のWEBTiはグリーン水素を製造するPEM型水電解装置における多孔質輸送層の用途として活用でき、現在量産工場を建設中となっている。 <7203> トヨタ自 2964.5 +129.5 後場に入って切り返し大幅反発。ROEの目標を2倍の20%に引き上げると報じられており、評価材料視される展開となっているもよう。25年3月期ROEの市場予想は11%程度が見込まれているが、事業モデルの革新や株主還元の積極化で水準を引き上げ、市場評価の向上につなげていく方針のもよう。達成時期は明らかにしていないが、30年前後を想定しているとみられるようだ。 <5991> ニッパツ 1929 +18.5 続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2370円としている。データセンター向けニアラインHDD需要増加によってDDS事業の成長が今後も継続と予想すること、懸架ばね・シートなどの自動車向け製品は生産台数回復などで利益率回復が予想されること、中計目標値の増額修正期待などを注目点としている。来期、再来期も2ケタの利益成長を見込んでいるようだ。
関連銘柄 10件
2354 東証スタンダード
629
1/10 15:30
+6(%)
時価総額 11,523百万円
ERPソリューションなどビジネスソリューション事業が主力。物流DXなどIoTソリューション事業も手掛ける。安川電機の持分法適用会社。基幹システム構築は堅調。IoTソリューションは物流等向けも伸びる。 記:2024/10/09
3697 東証プライム
19,010
1/10 15:30
+740(%)
時価総額 339,005百万円
ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービスが柱。Web企画制作、マーケティング等も。連結エンジニア数は1.1万人超。エンジニア採用、事業開発投資進める。27.8期売上2000億円目指す。 記:2024/10/25
3744 東証スタンダード
390
1/10 15:30
+9(%)
時価総額 3,461百万円
HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」等を手掛けるオープンシステム基盤事業、システム開発・構築支援等を行うアプリケーション事業を展開。SaaS・サブスク事業の拡大、新規事業領域の取組みを強化。 記:2024/06/24
4465 東証スタンダード
2,008
1/10 15:30
+15(%)
時価総額 11,934百万円
業務用洗剤や固形燃料、除菌剤等を手掛けるケミカル事業が主力。乳酸菌発酵食品等のヘルスケア事業も展開。固形燃料で国内トップシェア。ケミカル事業では感染対策用製品を拡販。新製品開発、新業態開拓などに注力。 記:2024/10/24
5727 東証プライム
1,027
1/10 15:30
-4(%)
時価総額 73,195百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等堅調。中国向け製品は低調。 記:2024/10/28
5991 東証プライム
1,945
1/10 15:30
+6.5(%)
時価総額 474,708百万円
1936年設立のばねメーカー。自動車用懸架ばね、HDD用サスペンションで世界トップシェア。大手自動車メーカーなどが主要取引先。懸架ばね事業は生産性改善図る。中計では27.3期売上高8500億円目標。 記:2024/12/07
6279 東証プライム
1,304
1/10 15:30
+9(%)
時価総額 37,555百万円
衛生用品製造機メーカー。大人用紙おむつや小児用紙おむつ、生理用ナプキンの製造機械の開発や設計、製造を行う。海外に注力し海外売上高比率は約8割。インドなどで小児用おむつ製造機が伸びる。人件費増を吸収。 記:2024/10/29
2,877.5
1/10 15:30
-49.5(%)
時価総額 694,136百万円
セガ、サミーが2004年に経営統合して誕生した持株会社。ゲームコンテンツ等のエンタテインメントコンテンツ事業が主力。遊技機事業等も。龍が如くシリーズはシリーズ過去作品の販売強化などでIP価値の拡大図る。 記:2024/12/08
7203 東証プライム
2,932
1/10 15:30
-73(%)
時価総額 46,310,902百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7624 東証スタンダード
121
1/10 15:30
±0(%)
時価総額 6,630百万円
切削工具を中心に扱う機械工具の専門商社。測定工具や計測機器、産業機器、工作機械等も扱う。岡谷鋼機傘下。切削工具の取り扱いで国内トップ。26.2期売上高550億円目標。計測機器、産業機器を第2の柱に育成へ。 記:2024/10/21