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【注目銘柄ダイジェスト】:YEデジタルが急伸、資生堂が大幅続落

2024/6/28 16:27 FISCO
*16:27JST 【注目銘柄ダイジェスト】:YEデジタルが急伸、資生堂が大幅続落 <4911> 資生堂 4588 -239 大幅続落。ジェフリーズ証券では、同社の投資判断を「アンダーパフォーム」に、目標株価4200円でカバレッジを開始。25年3月期利益に対するコンセンサス予想が楽観的すぎること、市場構造上の不利な要素があること、金利との高い逆相関による脆弱性の可能性などが背景という。第2四半期は駆け込み需要の反動減が日本で予想され、中国では、ロレアルが一貫してシェアを伸ばしており、競争環境はさらに厳しくなるとも。 <7936> アシックス 2461 -1.5 続落。米ナイキが前日に決算を発表している。発表を受けて時間外取引では一時10%超の大幅下落となっており、同社にも連想売りの動きが先行しているようだ。ナイキでは25年5月期売上高が「1桁台半ば」の減少率になるとの予測を示しており、約2%程度の伸びを見込んでいた市場予想を大きく下回っている。とりわけ、第1四半期が大きく低迷する状況のようだ。 <9468> カドカワ 2579.5 -218 大幅続落。引き続き、サーバー攻撃による業績への影響を懸念する動きが優勢のもよう。会社側では前日に、システム障害および事業活動の現状について発表し、それとともに有価証券報告書の提出期限延長申請も発表。また、経営陣との交渉次第では、ダウンロードした全てのデータを7月1日に公開するとのハッカー集団の犯行声明なども伝わっている。マッコーリー証券で投資判断格下げとの観測も挙がっているようだ。 <8217> オークワ 918 -40 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は0.4億円の赤字に転落、前年同期比0.4億円の損益悪化となっている。上半期計画は10.5億円、同48.6%増の見通しであり、想定以上の低進捗にとどまっている。売上が伸び悩む中でコスト上昇によって売上原価が増加している。オークフーズやサンライズなどの連結子会社も、それぞれ微増収で減益となっているもよう。 <3075> 銚子丸 1726 -172 大幅続落。前日に24年5月期の決算を発表。営業利益は17.1億円で前期比2.6倍となり、従来予想の13.7億円を上回る着地に。ただ、第3四半期までの進捗から上振れは想定線とみられる。一方、25年5月期は12.5億円で同27.0%減と大幅減益の見通し。売上は順調な推移が見込めるとしているが、原料・資源コストの継続的な上昇、外食業界における人手不足による人件費の上昇などを想定しているもようだ。 <9363> 大運 461 +60 急伸。発行済み株式数の21.69%に当たる120万株、3億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は7月1日から25年6月30日まで。株主還元および資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することを目的。これまで日々の出来高が1万株に満たない日も多く、当面の需給インパクトにつながるとの期待が先行。自社株買い実施に伴い、1株当たりの株主価値も大幅に向上する形となる。 <7997> くろがね工作所 1178 +29 大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表。経常利益は従来予想の0.2億円から1.17億円に引き上げた。前年同期は0.02億円の赤字。通期計画の0.9億円を超過する見通しに。首都圏における新規の引き合い、受注件数が伸長したことで、物流施設向け等の特注品の受注が拡大。新規受注案件における価格転嫁の進捗などが上振れの背景に。なお、同社株固有の値動きの軽さなども関心が向かいやすい要因に。 <6194> アトラエ 810 +46 大幅続伸。前日に24年9月期の増配を発表している。従来予想の15円から20円に引き上げるとしており、ポジティブな反応が優勢となっている。5月14日には初配当となる1株当たり15円の期末配当実施を発表し、その後の株価上昇につながっていた。今回は、配当基本方針の下で、今期の経営成績、財政状態及び配当利回りなどを総合的に勘案し、株主還元のさらなる充実を図ることを引き上げの目的としている。 <8276> 平和堂 2416 +77 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は28.3億円で前年同期比9.2%増となっている。据え置きの通期計画は137億円で前期比3.3%増のため、順調な推移と捉えられているようだ。加えて、発行済み株式数の3.9%に当たる200万株、60億円を上限とする自社株買いの実施も発表している。取得期間は8月21日から25年8月20日まで。需給面での下支え効果も想定される状況に。 <2354> YEデジタル 825 +95 急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3.3億円で前年同期比82.4%の大幅増益となっている。上半期は6億円で同16.2%減の計画であり、想定以上の好決算と受けとめられている。人的資本や拠点統合など事業資本への投資が増加したものの、旺盛なDX需要に伴ってビジネスDXや物流DXが増加し売上が2ケタ成長となっており、増収効果が大きく寄与したようだ。
関連銘柄 10件
2354 東証スタンダード
806
7/4 15:00
-20(%)
時価総額 14,618百万円
ERPソリューションなどビジネスソリューション事業が主力。物流DXなどIoTソリューション事業も手掛ける。物流DX分野では新ソリューションをリリース。畜産DX分野は新サービスのリリース等で受注拡大図る。 記:2024/04/29
3075 東証スタンダード
1,642
7/4 15:00
-23(%)
時価総額 23,839百万円
寿司チェーン「すし銚子丸」、「江戸前すし百萬石」の運営等を行う。南関東を中心にドミナント展開。23年に回転レールの使用を全店で廃止。ロイヤルHD、双日と米国で合弁会社を設立。イートイン客数は回復。 記:2024/05/16
4911 東証プライム
4,605
7/4 15:00
-30(%)
時価総額 1,842,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6194 東証プライム
790
7/4 15:00
-14(%)
時価総額 21,299百万円
成果報酬型のIT転職サイトを運営。プロバスケチームの運営も。24.9期1Qは組織力向上ツールが伸長。成果報酬の伸び鈍化の転職サイトは仲介効率改善を急ぐ。SMBCとの合弁は今3Q以降の売上成長加速を見込む。 記:2024/03/11
7936 東証プライム
2,403
7/4 15:00
+33.5(%)
時価総額 1,825,035百万円
スポーツ用品メーカー。スポーツシューズやウエア、スポーツ用具等を製造、販売。ランニングシューズに強み。日本はオニツカタイガーなどが販売堅調。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/02/24
7997 東証スタンダード
1,145
7/4 15:00
-4(%)
時価総額 2,126百万円
事務用家具、家庭用家具の家具関連事業が主力。クリーン機器他設備機器等の建築付帯設備機器事業も手掛ける。病院設備ユニットで高シェア。オフィス家具の年間生産能力は5万台。物流施設向け等の特注品は受注順調。 記:2024/05/12
8217 東証プライム
921
7/4 15:00
±0(%)
時価総額 41,663百万円
和歌山県地盤のスーパーマーケットチェーン。近畿エリア中心に、オークワ、衣食住が揃う大型店舗「スーパーセンター」等を展開。PBのオークワブランドの開発等に取り組む。中計では27.2期営業利益70億円目標。 記:2024/06/03
8276 東証プライム
2,411
7/4 15:00
+31(%)
時価総額 126,688百万円
滋賀県地盤の食品スーパー。飲食店や書店の経営も。中国で展開の百貨店は不採算店舗を閉鎖して1店舗体制に。24.2期3Q累計は外出需要回復や客数増、一品単価上昇で増収確保。販管費抑制も効いて増収・二桁増益に。 記:2024/03/10
9363 東証スタンダード
441
7/4 15:00
-1(%)
時価総額 2,747百万円
物流会社。大阪港を中心に、海運貨物や港湾荷役、コンテナ輸送、通貫、倉庫、海上フェリー等の港湾運送を行う。貨物自動車運送も行う。今期3Q累計は海上運賃の下落や在庫調整、コロナ需要の一巡等が影響した。 記:2024/03/04
9468 東証プライム
2,710.5
7/4 15:00
+44.5(%)
時価総額 384,306百万円
旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13