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23日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、ハイテクに買い

2023/3/23 17:06 FISCO
*17:06JST 23日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、ハイテクに買い 23日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比20.90ポイント(0.64%)高の3286.65ポイントと3日続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。 中国景気の持ち直しが期待される流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンス強化、当局の産業支援に対する期待感が引き続き相場の支えとなっている。政策で恩恵を受けやすい銘柄群が物色された。外部動向の不透明感で売り先行したものの、下値は堅く、指数は終盤に入り上昇の勢いを増している。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、ハイテクの上げが目立つ。電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)がストップ(10.0%)高、光ファイバー・ケーブル製造の烽火通信科技(600498/SH)が9.4%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が5.8%高、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)世界最大手の聞泰科技(600745/SH)が4.1%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.3%高で引けた。科学技術分野で米国との摩擦が続く中、中国政府はハイテク分野の自立を促す姿勢を明確にしている。 金融株もしっかり。中国太平洋保険(601601/SH)が3.1%、中国人寿保険(601628/SH)が1.7%、招商銀行(600036/SH)が1.9%ずつ上昇した。通信ネットワーク関連株、エネルギー株、素材株、食品・酒造株なども買われている。 半面、医薬品株はさえない。薬明康徳(603259/SH)が1.3%、江蘇呉中実業(600200/SH)が1.2%、湖南方盛製薬 (603998/SH)が0.9%、江蘇聯環薬業(600513/SH)が0.8%ずつ下落した。不動産株、公益株、空運株も売られている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント(0.13%)高の290.68ポイント、深センB株指数が3.09ポイント(0.26%)高の1186.93ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》