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アクシージア Research Memo(3):中国化粧品・サプリメント市場は日本の2倍以上、成長性も圧倒的に高い

2022/10/31 15:33 FISCO
*15:33JST アクシージア Research Memo(3):中国化粧品・サプリメント市場は日本の2倍以上、成長性も圧倒的に高い ■市場概況 1. 市場規模と成長性(日本と中国の比較) アクシージア<4936>がターゲットとする中国化粧品市場の多くを占めるスキンケアの市場規模は、経済成長に伴う所得水準の向上や化粧品人口の増加を背景に大きく成長している。同社によると、中国のスキンケア市場規模は2021年に50,002億円(日本市場の約3.0倍)となり、2026年までの5年間で平均7.3%の成長が見込まれている。一方、日本のスキンケア市場規模は成熟していることから横ばいの予測となっている。サプリメント市場規模も同様で、中国では2021年に30,456億円(同約2.4倍)、2026年までの5年間で平均5.9%の成長が見込まれているものの、日本市場は横ばい予測となっている。なお、同社が注力しているECチャネルの環境においても同様の傾向がある。中国でのBtoC販売のEC化率は2020年に44.0%となり、今後もEC化が進展すると見込まれているが、日本のEC化率は2021年に8.8%と低水準にとどまる。 2. 競争環境 中国化粧品市場において同社製品は、Made In Japanブランドとして日本の化粧品企業と認知されている。中国化粧品市場の約4分の1を占めるこのカテゴリーは、資生堂<4911>やコーセー<4922>、ファンケル<4921>などが長年基盤を構築しており、特にスキンケア分野などで機能性が評価されている。同社は4位以下のグループで、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>などが競合となる。中国市場においては、日系及び欧米系企業ブランドは中・高価格帯、韓国系企業ブランドは中価格帯、中国系企業ブランドは低価格帯と、ポジショニングに違いがある。このうち、中・高価格帯カテゴリーは百貨店を中心としたリテールに依存する企業が多いなか、同社はECを中心に展開しており、差別化できている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《NS》
関連銘柄 5件
4911 東証プライム
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時価総額 1,867,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
4921 東証プライム
2,730
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時価総額 355,864百万円
ファンケル化粧品、アテニア化粧品が柱の化粧品メーカー。サプリメントなど栄養補助食品関連事業等も手掛ける。機能性表示食品市場でトップクラスのシェア。ファンケルメンバーズアプリの登録者数は100万人超。 記:2024/05/02
4922 東証プライム
10,115
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時価総額 612,898百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
1,330
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時価総額 304,751百万円
化粧品大手。訪販主体のポーラと通販主体のオルビスが柱。ビューティケア事業は堅調。オルビスブランドは直販でUVのスペシャルケア品等が伸びる。23.12期通期は2桁営業増益。24.12期は2桁最終増益計画。 記:2024/04/07
4936 東証プライム
993
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-20(%)
時価総額 25,619百万円
目元ケア、フェイスケアの基礎化粧品等の販売を行う。美容ドリンク等の美容サプリメントも。「AGTHEORY」、「AXXZIA」が主力ブランド。中国EC販売が柱。中計では26.7期売上高170億円目標。 記:2024/05/17