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注目銘柄ダイジェスト(前場):KOA、キヤノン電子、セレンディップなど

2024/10/24 11:39 FISCO
*11:39JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):KOA、キヤノン電子、セレンディップなど 航空電子<6807>:2651円(+98円) 大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は54.4億円で前年同期比10.2%増となり、48億円程度の市場予想を上回る着地に。ワイヤーハーネスの収益性が改善して、粗利益率が前年同期や前四半期と比較して大きく上昇する形に。通期計画は170億円、前期比17.9%増を据え置き。携帯機器など下期にかけての不透明感は残すものの、実績値の上振れ着地を評価する動きが先行へ。 バンナムHD<7832>:3159円(+65円) 大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の820億円から1120億円、通期では1150億円から1600億円、前期比76.4%増にそれぞれ引き上げている。通期コンセンサスは1400億円強レベルであったとみられ、想定以上の上方修正をポジティブ視する動きが先行。デジタル事業やトイホビー事業が、利益率の高い商品・サービスのヒットで大きく伸長する見込みのようだ。 KOA<6999>:1006円(-117円) 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は4.7億円で前年同期比67.3%減となり、通期予想は従来の16億円から11.5億円、前期比65.3%減に下方修正している。日本・欧米・アジアにおける景気停滞によって、下期の抵抗器需要は減少が顕著となってきているもようだ。9月30日に続く下方修正(39億円→16億円)となる形に。年間配当金も従来計画並びに前期実績の50円から40円に引き下げ。 キヤノン電子<7739>:2371円(+114円) 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は82.5億円で前年同期比78.8%増となり、据え置きの通期計画92.5億円、前期比1.2%増に対する進捗率は89.2%の水準となっている。レーザースキャナユニットの増収効果などでコンポーネントが好調を牽引する形となっているようだ。通期業績の上振れ確度が高まるとともに、未定としている期末配当金のコンセンサス切り上がりにもつながる状況とみられる。 ニデック<6594>:2857円(+14.5円) もみ合い。前日に第2四半期の決算を発表している。営業利益は607億円で前年同期比10.5%増となり、市場コンセンサスを40億円程度上振れたとみられる。HDD用回復などで精密小型モータが好調であったほか、為替の円安効果も収益押し上げ要因につながる。通期予想2400億円、前期比47.1%増を据え置き。想定比上振れ決算を受けて見直しの動きが先行へ。なお、本日の午前中に決算説明会が予定されている。 シンバイオ製薬<4582>:225円(0円) もみ合い。注射剤ブリンシドフォビル(「IV BCV」)の、重度な免疫不全状態にある患者のアデノウイルス(AdV)感染症状に対する臨床的有効性を示すデータを公表した。第IIa相臨床試験全31例中、血中AdVの消失を達成した20例のうち19例(95%)で治験担当医師よりAdV感染症の消失または改善といった良好な臨床経過が報告された。現在AdVに対して承認されている抗ウイルス薬はなく、安全で有効な治療法の選択肢がないため、IV BCVが新たな治療選択肢になり得るとして期待されている。 S&J<5599>:885円(-2円) 続落。25年3月期第2四半期業績予想の経常利益を従来予想の1.16億円から1.80億円(54.0%増)に上方修正した。売上高はおおむね計画どおりに進捗していることから修正はなく、利益面については事務所移転に伴う内装工事の引渡しが遅れたことや、採用計画に対して一部遅れが発生したことなどの経費の発生が第3四半期以降となったことが要因としている。ただ、通期業績予想については同経費の発生が第3四半期以降に見込まれることから据え置いたため、株価へのポジティブな反応は限定的となっている。 セレンディップ<7318>:1540円(+190円) 大幅反発。自動車部品ダクト等の樹脂成型品の開発・製造を行うエクセル・グループの株式を取得し子会社化すると発表し好感されている。エクセルは国内5社及び海外4社の計9社で構成されており、同社設立後最大のM&Aとなる。イワヰに続き、機能・技術を軸としたロールアップ型M&Aで、樹脂成型により軽量で静音性能に優れた自動車内外装品を開発製造する三井屋工業との親和性は高く、シナジー効果が期待できる上、海外生産拠点を有するエクセルのグループ参加で同社のグローバル化は非連続的に進化するという。 《ST》
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時価総額 11,709百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
5599 東証グロース
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時価総額 5,154百万円
セキュリティ監視サービス、コンサルティングサービスを手掛けるサイバーセキュリティ事業を展開。ストック売上比率は8割超。解約率は1.2%。クラウド環境向けサービスを拡販。27.3期売上高31.6億円目標。 記:2024/06/24
6594 東証プライム
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時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6807 東証プライム
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時価総額 189,467百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
6999 東証プライム
998
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 40,399百万円
1940年創業の電子部品メーカー。長野県上伊那郡に本社。固定抵抗器で世界シェアトップクラス。温度センサ、ヒューズ、バリスタ等も手掛ける。海外売上比率は7割超。高電圧検出用デバイダーの売上拡大に注力。 記:2024/09/02
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11/22 15:30
-35(%)
時価総額 6,941百万円
製造業・ものづくり企業のM&A、事業承継の支援等を行う。プロ経営者やエンジニア派遣等も。三井屋工業、佐藤工業、天竜精機などを傘下に持つ。27.3期売上高500億円目標。M&A規模の大型化などに取り組む。 記:2024/07/07
7739 東証プライム
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時価総額 105,391百万円
ドキュメントスキャナーや業務用ハンディターミナル、カメラ関連製品等の開発・生産等を行う。キヤノン傘下。宇宙関連製品や医療関連製品、業務用生ごみ処理機等も。超小型人工衛星の事業化に向けた準備を進める。 記:2024/08/22
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25