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急激な円高が重荷となり利食い優勢に【クロージング】

2024/8/19 16:06 FISCO
*16:06JST 急激な円高が重荷となり利食い優勢に【クロージング】 19日の日経平均は6営業日ぶりに反落。674.05円安の37388.62円(出来高概算は17億1000万株)で取引を終えた。前週末の大幅上昇の反動から利益確定売りが先行して始まり、売り一巡後は前場中盤にかけて38125.27円と上昇に転じる場面もみられた。ただし、今週はジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長講演が予定されていることもあり、上値も限られていた。その後は38000円を挟んでの膠着が続くなか、為替市場では午後に入り1ドル=145円台と円高が進んだことが重荷となり、大引け間際には37318.04円まで下押した。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、小売と海運を除く31業種が下落し、鉱業、機械、輸送用機器、電気機器の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、7&iHD<3382>、ニトリHD<9843>、KDDI<9433>、ZOZO<3092>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。 足元での急ピッチの上昇に対する過熱感も意識されていたこともあり、利食いの動きは想定内であった。前場の時点では38000円を挟んでの底堅さもみられており、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが窺えた。ただし、後場に入りムードは一変した格好となった。前場では日経平均を支えていたソフトバンクGが下げに転じるなど、インデックスに絡んだ売りが断続的に入ったようである。日経225先物はナイトセッションの安値水準で下げ渋る動きもみられたが、引けにかけて同水準を下放れてきたことから、持ち高調整の売りが強まったようだ。 国内企業の業績はおおむね良好だが、円相場が急激に円高に振れたことが、輸出関連企業を中心に業績不安を招いた面もあっただろう。引き続き値動きの荒い相場展開に対する警戒感はくすぶるだろうが、本日の日経平均は25日線に上値を抑えられるなか、200日線水準まで調整をみせてきた形状である。足もとの急ピッチの上昇に対する反動安は入りやすいところであり、ジャクソンホール会議を控えて持ち高調整の売りが入りやすいところでもある。そのため、押し目狙いのスタンスは継続しておきたいところであろう。 《CS》
関連銘柄 9件
3092 東証プライム
4,792
12/13 15:30
+4(%)
時価総額 1,439,871百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も手掛ける。女性のアクティブ会員比率は7割超。「ZOZOCOSME」に注力。 記:2024/11/10
2,505
12/13 15:30
-5.5(%)
時価総額 6,524,413百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
6762 東証プライム
2,025
12/13 15:30
-21(%)
時価総額 3,936,317百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,380
12/13 15:30
+515(%)
時価総額 7,186,403百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
23,860
12/13 15:30
-765(%)
時価総額 11,253,163百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,978
12/13 15:30
-49(%)
時価総額 10,911,009百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。5G基地局数は業界最多。au PAYカード会員数は980万人超。スマートフォン稼働数は増加傾向。 記:2024/11/09
9843 東証プライム
19,790
12/13 15:30
-185(%)
時価総額 2,264,827百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。自社開発商品比率が高い。島忠を傘下に収める。中国大陸などグローバルチェーン展開の加速などに注力。 記:2024/11/12
9983 東証プライム
53,240
12/13 15:30
-1,230(%)
時価総額 16,942,086百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,329
12/13 15:30
-15(%)
時価総額 13,713,583百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27