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米株高やGDPの伸びなどが好感される【クロージング】

2024/8/15 16:25 FISCO
*16:25JST 米株高やGDPの伸びなどが好感される【クロージング】 15日の日経平均は4営業日続伸。284.21円高の36726.64円(出来高概算は17億5000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でNYダウは4万ドルを回復したが、ハイテク株の一角が弱含みだったこともあり、朝方はやや売りが先行して始まった。ただし、2024年4-6月期の実質GDP(国内総生産)が前期比年率でプラス3.1%となり、市場予想を上回ったことが評価され、日経平均は寄り付きを安値に早い段階で上昇に転じた。その後は200日線辺りを意識したリバウンドのなか、後場開始直後には36885.16円まで上げ幅を広げた。ただ。米国では小売売上高など重要な経済指標の発表を控えているだけに、終盤にかけてはやや上げ幅を縮めた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、銀行、証券商品先物、石油石炭、海運、非鉄金属など26業種が上昇。一方、サービス、空運、化学、陸運など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、電通G<4324>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、キーエンス<6861>が軟調だった。 7月の米消費者物価指数(CPI)は、総合が前年同月比2.9%上昇となり、市場予想(3.0%上昇)を下回った。前日には卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まった。朝方は利食い優勢で始まった東京市場は、米国市場の上昇とGDPのプラス成長を手掛かりに買い意欲は強く、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。ただ、前日までの3日間で日経平均は1600円超も急伸しており、短期的な相場の過熱感を指摘する向きもあり、利益確定の売りも入りやすい水準だった。 米国では、7月の小売売上高、鉱工業生産、8月のNY連銀景況指数、フィラデルフィア連銀景況指数などが発表される。小売売上高などの結果が弱いものになれば、景気後退懸念を再燃させる要因になる可能性もあり、米国市場の動きには引き続き注視する必要があるだろう。また、国内では岸田首相の総裁選不出馬を受け、今後自民党総裁選の行方に投資家の関心が集まるだろう。基本的には海外投資家は政治リスクを嫌うため、ポジション大きく傾けてくる動きは限られそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,750
9/19 15:00
+135(%)
時価総額 11,638,707百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4324 東証プライム
4,393
9/19 15:00
+83(%)
時価総額 1,266,985百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4519 東証プライム
6,808
9/19 15:00
+54(%)
時価総額 11,431,027百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
9,208
9/19 15:00
+534(%)
時価総額 15,616,400百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
6,216
9/19 15:00
+91(%)
時価総額 4,762,507百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
67,270
9/19 15:00
+1,460(%)
時価総額 16,360,602百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
23,020
9/19 15:00
+555(%)
時価総額 10,856,992百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,900
9/19 15:00
+1,080(%)
時価総額 14,606,344百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,405
9/19 15:00
+209(%)
時価総額 14,481,428百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17