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自律反発としても物足りない上昇に【クロージング】

2024/7/16 16:27 FISCO
*16:27JST 自律反発としても物足りない上昇に【クロージング】 16日の日経平均は反発。84.40円高の41275.08円(出来高概算は16億1000万株)で取引を終えた。前週末に1000円超下落した反動から自律反発を狙った買いが入ったほか、15日の米国株高も支援材料となり、三連休明けの東京市場は買いが先行して始まった。日経平均は前場中盤にかけて41520.07円まで上げ幅を広げた。ただ、大幅な下落に対する自律反発の域は脱せず、心理的な節目である41500円近辺では戻り待ちの売り圧力も警戒され、上値の重い展開を強いられた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が800を超えたが、値下がり数とほぼ拮抗。セクター別では、証券商品先物、石油石炭、銀行、保険など12業種が上昇。一方、ゴム製品、繊維製品、小売、食料品など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>、村田製<6981>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>が軟調だった。 15日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が高まったことから主要株価指数が上昇し、NYダウは約2カ月ぶりに最高値を更新した。また、トランプ前大統領の銃撃事件を巡り、同氏の再選が強く意識されるなか、減税延長や規制緩和への思惑が高まったほか、防衛関連への物色がみられた。東京市場でも三菱重<7011>、川崎重<7012>が買い気配から始まるなど、防衛関連への物色が強まった。 きょうの相場は反発とはなったが、日経平均は本日の安値圏で取引を終えるな、陰線を残す格好だった。TOPIXも小幅な上昇にとどまっているが、そのなかで相対的にグロース250指数の上昇率が高かった。グロース250指数は先週末に上値を抑えられていた75日線を明確に上放れ、本日は小幅な上昇ではあるが、200日線に接近してきた。ローテーションが本格化するようだと、200日線突破からの一段のリバウンドが意識されやすく、中小型株への出遅れ修正の動きが強まる可能性はありそうだ。 まとめ 南シナ海紛争の複雑なダイナミクスで極めて重要な役割を担うフィリピンは、国際連合のようなフォーラムへの積極的な参加を含め、国際法を守り多国間協力を通じて平和的な解決を推し進める外交戦略を展開している。フィリピンにおける最近の世論の変化は、中国の強硬姿勢に対する懸念の高まりの表れであり、より断固とした外交姿勢を求める声が出始めている。こうしたダイナミクスに対応しながら、フィリピンは引き続き国益保護と地域協力促進のバランスを取り、インド太平洋地域における安定構築に尽力する姿勢を示すことになる。 写真: Philippines Japan Defense Pact 「南シナ海紛争:フィリピンの対中外交・世論の変化(2)【中国問題グローバル研究所】」に続く。 (※1)https://grici.or.jp/ 《CS》
関連銘柄 12件
4519 東証プライム
6,867
9/17 15:00
+147(%)
時価総額 11,530,091百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
5,672
9/17 15:00
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時価総額 1,682,128百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
8,650
9/17 15:00
-19(%)
時価総額 14,670,054百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,505
9/17 15:00
+230(%)
時価総額 5,130,961百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
8,514
9/17 15:00
-455(%)
時価総額 3,310,005百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,016
9/17 15:00
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時価総額 4,609,273百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
3,778
9/17 15:00
-78(%)
時価総額 3,814,069百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,635
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時価総額 5,342,312百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7011 東証プライム
1,825.5
9/17 15:00
+51(%)
時価総額 6,158,594百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7012 東証プライム
4,933
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時価総額 828,359百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,440
9/17 15:00
-1,240(%)
時価総額 10,583,445百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
44,070
9/17 15:00
+170(%)
時価総額 14,023,999百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10