マーケット
7/2 12:52
39,757.67
+126.61
39,169.52
+50.66
暗号資産
FISCO BTC Index
7/2 13:12:11
10,215,342
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米ハイテク株高を映した買い一巡後はこう着感が強まる【クロージング】

2024/6/19 16:13 FISCO
*16:13JST 米ハイテク株高を映した買い一巡後はこう着感が強まる【クロージング】 19日の日経平均は続伸。88.65円高の38570.76円(出来高概算は13億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受けて、半導体や電子部品株など値がさ株中心に買いが先行。日経平均は取引開始直後には38797.97円まで上昇した。ただ、25日線辺りで強弱感が対立しやすく、利益確定の売りや戻り待ち売りが出たほか、19日の米国市場がジューンティーンスデー(奴隷解放記念日)で休場となるだけに、海外投資家の動きが鈍く積極的な売買が手控えられ、日経平均は後場中盤にかけて一時マイナスに転じ、38453.41円まで値を下げる場面があった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、保険、輸送用機器、不動産、陸運、サービスなど22業種が上昇。一方、海運、石油石炭、小売、繊維製品、精密機器など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、日東電工<6988>、ファーストリテ<9983>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、トレンド<4704>、オリンパス<7733>が、資生堂<4911>軟調だった。 前日の米国市場は、5月の小売売上高が市場予想を下回り、米利下げ期待が高まったことから、主要株価指数は上昇。SOX指数、ナスダック総合指数が最高値を更新した。エヌビディアの時価総額がマイクロソフトを抜いて世界首位となったことから、東京市場でも半導体や人工知能(AI)関連株などを中心に投資資金がシフトしたほか、米金融株高を背景に東京市場でも銀行や保険株にも値を上げる銘柄が増加した。また、短期筋による先物買いも加わって、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。ただ、買い一巡後は上値の重さなども意識されるなか、次第にこう着感が強まる格好だった。 19日の米国市場は休場となるだけに、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはつながっていない。また、欧州の政局不安によるリスク回避の動きも一巡し、投資家の関心は再び企業業績に移ってきているとみられる。企業業績は製造業を中心に堅調に推移するとみられているが、実際に四半期決算を確認し、業績向上への期待が膨らむまでは積極的に上値を追う動きとなるのは難しいのではないかとの指摘も聞かれる。このため、こう着感の強い相場展開がしばらく続きそうだ。19日の日経平均は続伸。88.65円高の38570.76円(出来高概算は13億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受けて、半導体や電子部品株など値がさ株中心に買いが先行。日経平均は取引開始直後には38797.97円まで上昇した。ただ、25日線辺りで強弱感が対立しやすく、利益確定の売りや戻り待ち売りが出たほか、19日の米国市場がジューンティーンスデー(奴隷解放記念日)で休場となるだけに、海外投資家の動きが鈍く積極的な売買が手控えられ、日経平均は後場中盤にかけて一時マイナスに転じ、38453.41円まで値を下げる場面があった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、保険、輸送用機器、不動産、陸運、サービスなど22業種が上昇。一方、海運、石油石炭、小売、繊維製品、精密機器など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、日東電工<6988>、ファーストリテ<9983>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、トレンド<4704>、オリンパス<7733>が、資生堂<4911>軟調だった。 前日の米国市場は、5月の小売売上高が市場予想を下回り、米利下げ期待が高まったことから、主要株価指数は上昇。SOX指数、ナスダック総合指数が最高値を更新した。エヌビディアの時価総額がマイクロソフトを抜いて世界首位となったことから、東京市場でも半導体や人工知能(AI)関連株などを中心に投資資金がシフトしたほか、米金融株高を背景に東京市場でも銀行や保険株にも値を上げる銘柄が増加した。また、短期筋による先物買いも加わって、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。ただ、買い一巡後は上値の重さなども意識されるなか、次第にこう着感が強まる格好だった。 19日の米国市場は休場となるだけに、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはつながっていない。また、欧州の政局不安によるリスク回避の動きも一巡し、投資家の関心は再び企業業績に移ってきているとみられる。企業業績は製造業を中心に堅調に推移するとみられているが、実際に四半期決算を確認し、業績向上への期待が膨らむまでは積極的に上値を追う動きとなるのは難しいのではないかとの指摘も聞かれる。このため、こう着感の強い相場展開がしばらく続きそうだ。 《CS》
関連銘柄 10件
4704 東証プライム
6,761
7/2 12:48
-24(%)
時価総額 951,929百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
4911 東証プライム
4,587
7/2 12:49
-23(%)
時価総額 1,834,800百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
8,533
7/2 12:49
+65(%)
時価総額 14,471,627百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6146 東証プライム
61,340
7/2 12:49
+600(%)
時価総額 6,644,165百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
6,443
7/2 12:49
+23(%)
時価総額 4,936,427百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
12,635
7/2 12:48
+5(%)
時価総額 1,892,192百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7733 東証プライム
2,510.5
7/2 12:49
-32(%)
時価総額 3,228,232百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
34,680
7/2 12:49
-140(%)
時価総額 16,356,232百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,800
7/2 12:44
+280(%)
時価総額 12,983,417百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,450
7/2 12:44
-55(%)
時価総額 18,004,869百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17