マーケット
7/2 15:15
40,074.69
+443.63
39,169.52
+50.66
暗号資産
FISCO BTC Index
7/2 18:06:49
10,125,597
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

心理的な節目を目前に押し目を拾う動き【クロージング】

2024/5/1 16:06 FISCO
*16:06JST 心理的な節目を目前に押し目を拾う動き【クロージング】 1日の日経平均は3営業日ぶりに反落。131.61円安の38274.05円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。前日の米国市場ではインフレ加速への懸念から主要株価指数が下落した。この流れを映して、半導体関連株など値がさ株中心に売りが先行。日経平均は前場終盤に向けて下げ幅を広げ、一時38036.24円まで水準を切り下げた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やその後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容を見極めたいと考える向きも多く、売り一巡後は買い戻しなどが入り、下げ渋る動きとなった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、陸運、水産農林、電気ガスなど5業種が上昇。一方、海運、証券商品先物、石油石炭、ガラス土石など27業種が下落し、空運が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、レーザーテック<6920>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、TDK<6762>、ファナック<6954>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、東エレク<8035>が軟調だった。 前日の米国市場は、1-3月期の雇用コスト指数が市場予想を上回る結果となり、長期金利が上昇したことや、コンファレンスボードによる消費者信頼感指数の下振れも嫌気され、主要株価指数は下落。東京市場にも売りが波及し、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。ただ、好決算を発表したレーザーテックが上伸したほか、同業のアドバンテスにも買いが波及するなど一部の銘柄には値を上げるものが目立った。日経平均は心理的な節目の38000円を割り込まなかったことから押し目を拾う動きが広がり、後場中盤には一時プラスに転じる場面もあった。 投資家の関心はFOMCの結果と、パウエルFRB議長の会見内容になろう。今回FOMCでは、政策金利の据え置きが予想されている。一方、ドットチャートの公表はないため、パウエル氏の発言が最大の関心事となる。足元で米国の経済指標の強さから、タカ派的な見解が示されるのではないかとの見方も出始めている。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
6,300
7/2 15:00
+62(%)
時価総額 12,751,975百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6367 東証プライム
22,180
7/2 15:00
+30(%)
時価総額 6,501,269百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
10,020
7/2 15:00
+157(%)
時価総額 3,895,495百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
6,480
7/2 15:00
+60(%)
時価総額 4,964,775百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,250
7/2 15:00
-400(%)
時価総額 3,229,296百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,466
7/2 15:00
+53(%)
時価総額 4,508,637百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
35,050
7/2 15:00
+230(%)
時価総額 16,530,737百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,380
7/2 15:00
+860(%)
時価総額 13,167,985百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,550
7/2 15:00
+45(%)
時価総額 18,177,165百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17