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一時39000円台を割り込むも押し目買い意欲強く下げ渋る【クロージング】

2024/2/29 16:05 FISCO
*16:05JST 一時39000円台を割り込むも押し目買い意欲強く下げ渋る【クロージング】 29日の日経平均は小幅続落。41.84円安の39166.19円(出来高概算23億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク関連株が売られた流れを映して、売りが先行。日経平均は心理的な節目の39000円台を割り込んで始まり、その後、38876.81円まで下げ幅を広げた。また、円相場が1ドル=149円台へと円高に振れたことも相場の重荷になった。一方、株価水準の切り下がりで押し目を拾う動きも意識され、39000円水準で買い意欲の強さが窺えた。ただし、米国では今夜、1月の個人消費支出(PCE)物価統計の発表を控えて、全般は模様眺めムードの強い展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が900を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、海運、小売、鉱業、銀行、保険など16業種が上昇。一方、電気ガス、鉄鋼、非鉄金属、医薬品など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、7&iHD<3382>、トヨタ<7203>、HOYA<7741>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 前日の米国市場では、主要株価指数は下落。東京市場も売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。また、高田創日銀審議委員がきょう、政府・日銀が掲げる2%の物価安定目標について「実現がようやく見通せる状況になってきた」などと述べたことが、政策修正に前向きな発言と受け止められ、円相場が1ドル=149円台へと円高が進んだことも、輸出関連株の一角には重しとなった。ただ、押し目狙いの買い意欲は強いほか、米系証券が「日本株ショートの構築は慎重に」と題するリポートを出したことが話題となり、後場に入ると、ソニーG<6758>やトヨタなど主力大型株などに海外勢の買いが入り、日経平均はプラスに転じる場面もあった。 注目される1月の米PCE統計はコア指数の動向に関心が集まっている。米消費者物価指数(CPI)に続いて高い伸びが確認されれば、米国の金融市場が大きく反応する可能性があるだけにその行方が注目されている。PCEが市場予想以上の強めの結果となれば、米国の利下げ開始時期のさらなる後づれに繋がり、株式市場も動揺しかねないだけに警戒が必要だろう。 《CS》
関連銘柄 9件
2,205
11/6 15:30
±0(%)
時価総額 5,743,046百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
9,321
11/6 15:30
+528(%)
時価総額 15,808,043百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,790
11/6 15:30
+30(%)
時価総額 5,507,612百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
2,774.5
11/6 15:30
+46(%)
時価総額 17,321,475百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,337
11/6 15:30
+219(%)
時価総額 4,317,132百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,684.5
11/6 15:30
+45.5(%)
時価総額 42,401,643百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7741 東証プライム
21,695
11/6 15:30
+870(%)
時価総額 7,614,056百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
23,460
11/6 15:30
+530(%)
時価総額 11,064,510百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
9,405
11/6 15:30
+459(%)
時価総額 16,204,382百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17