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後場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株高受けて買い優勢の展開

2023/12/6 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株高受けて買い優勢の展開 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、米ハイテク株高受けて買い優勢の展開 ・ドル・円は底堅い、147円台を維持 ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅反発、米ハイテク株高受けて買い優勢の展開 日経平均は大幅反発。563.44円高の33339.26円(出来高概算6億5393万株)で前場の取引を終えている。 前日5日の米国株式市場のダウ平均は79.88ドル安(-0.22%)と続落。JOLT求人件数が予想を下回り労働市場の鈍化が明らかになり、景気減速を警戒した売りが広がった。ただ、長期金利の低下でハイテク株は買い戻され、ナスダックは上昇に転じて相場の下値を支えた。まちまちとなった米株市場を受けて、日経平均は前日比153.10円高の32928.92円と4日ぶり反発して取引を開始した。その後は、上げ幅を広げる展開となっている。 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>、レーザーテック<6920>などの半導体関連株が堅調に推移。また、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株も上昇。ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、TOWA<6315>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>なども上昇した。ほか、半導体製造装置向け基幹部材の増産報道が伝わった東洋炭素<5310>が大幅高、さくらインターネット<3778>、ウェルビー<6556>などが値上がり率上位となった。 一方、三井住友<8316>やみずほ<8411>などの金融株の一角が軟調に推移した。また、ゼンショーHD<7550>、GSユアサ<6674>なども下落した。ほか、公募増資など実施による株式価値の希薄化を嫌気されたトモニHD<8600>がストップ安、11月既存店売上高が10カ月連続で前年上回るも伸び率が鈍化したジンズホールディングス<3046>が急落、タツモ<6266>、日精エー・エス・ビー機械<6284>、ネットプロHD<7383>などが値下がり率上位となった。 セクターでは、電気・ガス業、精密機器、電気機器などすべての業種が上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は88%、対して値下がり銘柄は10%となっている。 今日の東京株式市場は買いが先行した。前日の米株式市場でダウ平均は下落したが、米長期金利の低下を受けてナスダックが反発したことが、東京市場でハイテク株やグロース(成長)株の株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日までの3日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。そのほか、テクニカル面でも25日移動平均線付近がサポートラインとして意識された可能性もある。アジア市況では、香港ハンセン指数が堅調に推移する一方で、上海総合指数は冴えない動きとなっている。 さて、後場の日経平均も上げ幅を広げる展開が続くか。米株先物の動向を横目に、下値不安材料に乏しい中、東証プライム市場の主力株中心に物色が続きそうだ。米国では10月の求人件数が2021年3月以来の低水準となり米長期金利が低下したほか、市場では欧州中央銀行(ECB)が来年1-3月に金融緩和サイクルを開始するとの見方が広まっている。一方で、ブラックロックやゴールドマン・サックスのストラテジストをはじめとするウォール街の一部有力者は、利下げへの期待感は行き過ぎと警告している。ひとまず、各国の金融政策の動向は注視し続ける必要がありそうだ。 ■ドル・円は底堅い、147円台を維持 6日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、147円08銭まで下落後は147円39銭まで小幅に値を上げた。前日海外市場で低下した米10年債利回りは下げ止まり、ドル売りは後退。一方、日経平均株価は急反発し、円売りが主要通貨を押し上げた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円08銭から147円39銭、ユーロ・円は158円78銭から159円05銭、ユーロ・ドルは1.0788ドルから1.0793ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・EduLab<4427>、YU-WA Creation Holdings<7615>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・7-9月期GDP:前年比+2.1%(予想:+1.9%、4-6月期:+2.0%←+2.1%) 【要人発言】 ・イエレン米財務長官 「景気後退の懸念をもたらす労働市場弱体の兆候はみられない」 「米国の成長は鈍化するものの、経済の支出面での弱さはみられない」 ・氷見野日銀副総裁 「賃上げを伴う形で物価目標が見通せるようになるまで粘り強く緩和を継続」 「出口を見通せるようになれば、大規模緩和を徐々に修正」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 30件
3046 東証プライム
5,110
9/20 15:00
-10(%)
時価総額 122,538百万円
眼鏡専門店「ジンズ」を展開するSPA(製造小売業)。海外は中華圏を軸に出店。店舗数は730店舗超。アプリ会員数は1430万人超。国内アイウエア事業ではJINS極薄レンズなどオプションレンズの装着率が上昇。 記:2024/06/03
3778 東証プライム
4,140
9/20 15:00
-155(%)
時価総額 155,751百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4427 東証グロース
261
9/20 15:00
±0(%)
時価総額 2,628百万円
テストセンター事業が主力。各種資格・検定試験や大学入試等にテストセンターを提供。テスト運営・受託事業、オンライン英語テスト「CASEC」の提供等も行う。増進会HDと資本業務提携。テストセンター事業は順調。 記:2024/07/08
5310 東証プライム
5,470
9/20 15:00
+190(%)
時価総額 114,832百万円
等方性黒鉛に強みを持つカーボンメーカー。太陽電池、原子力、半導体向け等に特殊黒鉛製品を提供。世界最大規模の等方性黒鉛製造ラインを保有。配当性向30%以上目安。特殊黒鉛製品は付加価値品販売で利益拡大図る。 記:2024/08/05
9,265
9/20 15:00
+57(%)
時価総額 15,713,069百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
36,290
9/20 15:00
+840(%)
時価総額 3,930,824百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6266 東証プライム
2,935
9/20 15:00
+263(%)
時価総額 43,476百万円
半導体プロセス機器を製造・販売。貼合・剥離装置や塗布・現像装置に強み。液晶製造装置も。洗浄装置部門は売上伸長。搬送装置部門は生産効率が改善。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/04/14
4,785
9/20 15:00
+5(%)
時価総額 73,445百万円
プラスチックボトル生産機メーカー。世界130カ国以上に射出延伸ブロー成形機や金型を販売。金型は売上伸長。ストレッチブロー成形機や部品その他も売上増。為替差損の減少等により、24.9期1Qは大幅経常増益。 記:2024/04/09
6315 東証プライム
6,040
9/20 15:00
+210(%)
時価総額 151,199百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6556 東証プライム
1,084
6/10 15:00
±0(%)
時価総額 31,206百万円
福祉サービス会社。障害者の就労支援や自立訓練に加え、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを手掛ける。特別損失の減少等により、24.3期3Q累計は最終黒字転換。MBO実施により、同社株は上場廃止予定。 記:2024/04/13
2,995.5
9/20 15:00
+18(%)
時価総額 287,026百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6758 東証プライム
13,365
9/20 15:00
+190(%)
時価総額 16,854,361百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,295
9/20 15:00
+79(%)
時価総額 4,823,034百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
68,920
9/20 15:00
+1,650(%)
時価総額 16,761,895百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
24,560
9/20 15:00
+1,120(%)
時価総額 2,315,664百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,634
9/20 15:00
+23.5(%)
時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,556.5
9/20 15:00
+13(%)
時価総額 8,458,465百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
351
9/20 15:00
+6(%)
時価総額 33,897百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。NP後払い、NP掛け払いは業界トップシェア。海外向けにローカライズしたBNPL「AFTEE」等も展開。営業体制強化により、atoneなどの新規サービスに注力。 記:2024/05/10
7,873
9/20 15:00
-17(%)
時価総額 1,219,236百万円
国内外食企業トップ。「すき家」を中核に、「なか卯」や「はま寿司」、「ココスジャパン」、「ジョリーパスタ」などを傘下に収める。グループ店舗数は1万5000店超。新規出店などでグローバルすき家部門は売上順調。 記:2024/06/17
91
9/20 15:00
+1(%)
時価総額 1,137百万円
和装店運営の京都きもの友禅が中核。優良客が多く抱える「友の会」に強み。写真スタジオ等も。主要事業である和装各店の収益性の低下が課題。コスト構造等の見直し進める。オンライン着付教室やネイルサロンは終了。 記:2024/07/26
8031 東証プライム
3,051
9/20 15:00
+123.5(%)
時価総額 9,236,558百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,952.5
9/20 15:00
+69(%)
時価総額 12,732,603百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9,112
9/20 15:00
+166(%)
時価総額 12,526,184百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,890.5
9/20 15:00
+61(%)
時価総額 7,339,702百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
8600 東証プライム
381
9/20 15:00
±0(%)
時価総額 73,049百万円
徳島大正銀行、香川銀行を中核とする持株会社。銀行業務中心に、リース業務、カード業務等の金融サービスを提供。強固な営業基盤などが強み。総資産は4兆8000億円超。25.3期は役務取引等利益の増加等を見込む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
5,058
9/20 15:00
-27(%)
時価総額 2,580,415百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9107 東証プライム
2,135
9/20 15:00
-2(%)
時価総額 1,525,944百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17