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日経VI:低下、日銀緩和姿勢の継続確認で警戒感後退

2023/9/25 16:05 FISCO
*16:05JST 日経VI:低下、日銀緩和姿勢の継続確認で警戒感後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.22(低下率1.23%)の17.61と低下した。なお、高値は18.10、安値は17.48。先週末の米株式市場でダウ平均が4日続落となったことから、日経225先物は朝方は下落する場面があった。一方、先週末、東京市場の取引終了後に行われた植田日銀総裁の記者会見で、日銀金融政策が従来の姿勢を踏襲することが確認されたことが市場の安心感となった。また、日経225先物は先週末までの4日続落で1010円下落したことから買い戻しが入りやすく、日経225先物は午前の中頃からは底堅く推移し、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは概ね先週末の水準を下回って推移した。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《SK》