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FOMCの結果前に持ち高調整の動きが強まる【クロージング】

2023/9/20 16:13 FISCO
*16:13JST FOMCの結果前に持ち高調整の動きが強まる【クロージング】 20日の日経平均は続落。218.81円安の33023.78円(出来高概算16億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が下落した流れを映して、主力株中心に幅広い銘柄に売りが先行した。ただ、日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果およびパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容を見極めたいと考える投資家も多く、様子見ムードが広がった。後場に入ると持ち高調整売りが徐々に増え、大引け直前には32988.65円と、33000円台を割り込む場面があった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、陸運を除く32業種が下落し、鉱業、石油石炭、電気ガス、その他製品、繊維製品の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、太陽誘電<6976>、デンソー<6902>、安川電<6506>がしっかりだった半面、テルモ<4543>、トヨタ<7203>、信越化<4063>、中外薬<4519>が軟調だった。 前日の米国市場はFOMCを控えて様子見ムードが広がるなか、原油市況が上昇基調にあるため、インフレ高による利上げ長期化懸念から主要株価指数は下落した。ただ、東京市場は前日の下げの反動から自律反発を狙った買いが先行。日経平均は小幅に反発して始まったものの、買いは続かなかった。インフレ高進による米金利上昇などへの警戒感から金利動向に敏感なグロース株や主力株中心に持ち高調整の動きが次第に増えた。 注目のFOMCについては、金利据え置きがコンセンサスとなっている。その後のパウエルFRB議長の会見では、最近の原油高を受け、インフレ高止まりに対する認識をどのようにみているかや、今後の金融政策運営についてもタカ派色の強い発言内容となるのかがポイントになりそうだ。仮にFOMCが波乱なく通過しても、週後半には日銀の金融政策決定会合の結果判明が残るだけに、目先的には模様眺めの強い展開が続くことになりそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
6,343
9/27 15:00
+284(%)
時価総額 12,839,012百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
7,339
9/27 15:00
+197(%)
時価総額 12,322,607百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4543 東証プライム
2,854
9/27 15:00
+149(%)
時価総額 4,254,449百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6506 東証プライム
5,164
9/27 15:00
+232(%)
時価総額 1,377,187百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,255
9/27 15:00
+47(%)
時価総額 7,107,264百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6976 東証プライム
3,178
9/27 15:00
+72(%)
時価総額 413,833百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01