マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/12 9:22:36
9,336,934
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):IHI、正栄食、萩原工業など

2023/9/12 11:41 FISCO
*11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):IHI、正栄食、萩原工業など 泉州電業<9824>:3580円(-220円) 大幅続落。100万株の株式売出、並びに、15万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人は大株主のSWCCで、売出価格の決定期間は9月20日から22日までの間。目先の需給悪化につながるとの懸念が先行する形となっている。なお、需給悪化を緩和する観点から、発行済み株式数の1.52%に当たる27万株、10億円を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、下支え効果は限定的に。 正栄食<8079>:5050円(+505円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は32億円で前年同期比10.7%減となったが、通期予想は従来の25億円から35億円、前期比6.6%減に上方修正している。コスト高を反映した販売価格の引上げ、人流回復による土産菓子や外食向け販売の回復、エネルギー価格や原料価格上昇が想定以上に沈静化していることなどが上振れ要因のもよう。足元での想定以上の収益回復をポジティブに評価の動きが先行。 萩原工業<7856>:1852円(+129円) 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は14.3億円で前年同期比40.7%増となり、通期予想は従来の17億円から18億円、前期比30.7%増に引き上げている。製品値上げによる利益率の改善や高収益製品の販売拡大が予想以上に進捗していることが背景に。加えて、発行済み株式数の2.12%に当たる30万株、5.4億円を上限とする自己株式の取得実施も発表、取得期間は9月12日から11月30日までとしている。 日軽金HD<5703>:1685円(+80円) 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1530円から2130円に引き上げている。トラック関連製品などが回復局面に入り、業績回復の確度が高まっていること、中長期的にも、ギガキャスト用のアルミ合金や日軽パネルシステムの半導体向けなどクリーンルームの事業拡大で成長期待が高まっていることを評価引き上げの背景としている。29年3月期までのEPS成長率を6%にまで引き上げているようだ。 IHI<7013>:3225円(-558円) 大幅続落。前日の米国市場では、航空機エンジンのP&Wの親会社であるRTXが大幅安となっている。P&Wの手掛ける「ギアード・ターボファン」方式エンジンで見つかった製造過程での欠陥の影響が、想定よりも大きくなることが判明したため。9月末までに200基を回収する方針を示していたが、回収の必要があるエンジンは600-700基にまで膨らむもよう。同社らも同エンジンに参画しており、今後の業績への影響があらためて警戒される形に。 きずなHD<7086>:1860円(+26円) 大幅に反発。8月の葬儀売上が前年同月比21.5%増の9.10億円になったと発表している。前月(13.8%)から伸び率が拡大した。8月の葬儀件数は12.7%増(前月3.4%増)、葬儀単価は7.9%増(同10.1%増)。ホール数は19.5%増(同17.9%増)だった。きずなホールディングス株は8月18日に直近安値(1589円)を付けた後は順調に買い進まれており、7月18日に付けた年初来高値(1969円)が当面の上値の目安になっている。 ハルメクHD<7119>:1916円(+83円) 大幅に反発。東証から貸借銘柄に選定されたと発表している。選定日は12日で、同日売買分から実施。ハルメクホールディングスは東証グロース市場の制度信用銘柄に選定済み。貸借銘柄選定で流動性や需給が向上し、売買が活性化するとの期待が広がっている。また、ハルメクホールディングス株はこのところほぼ右肩上がりで推移しており、2000円の大台が視野に入りつつあることも買い意欲につながっているようだ。 セルシード<7776>:439円(+3円) 3日続伸。6月5日に発行した新株予約権のうち1万0779個(発行総数の15.62%)が権利行使され、107万7900株を交付したと発表している。未行使の新株予約権数は4万2373個。大量行使で株式価値の希薄化懸念が後退したほか、前日の取引時間中にローツェライフサイエンス(茨城県つくば市)が進めている再生医療向け自動細胞培養装置の商業化に向けた開発で同社と協働すると開示したことも引き続き買い材料視されているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
1,626
10/11 15:00
-8(%)
時価総額 100,802百万円
アルミニウム総合メーカー。日本軽金属、東洋アルミニウムなどを傘下に収める持株会社。セラミック用アルミナや自動車用アルミ電線、メタリック顔料などを手掛ける。25.3期は板、押出製品などの増収を見込む。 記:2024/07/26
7013 東証プライム
8,102
10/11 15:00
+136(%)
時価総額 1,253,217百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7086 東証グロース
2,111
9/26 15:00
+1(%)
時価総額 14,541百万円
家族葬のパイオニア。家族葬のファミーユを中核とする持株会社。グループ直営ホール数は140店舗超。年間20ホールの積極出店方針掲げる。店舗開発は順調。独自のオーダーメイド型葬儀により、葬儀単価の向上図る。 記:2024/05/12
931
10/11 15:00
-3(%)
時価総額 9,517百万円
シニア女性向け雑誌「ハルメク」の出版、シニア女性向けWebサイト「ハルメク365」の運営、店舗事業、通販事業などを手掛ける。読者数は約48万人。物販では魅力的なアパレル商品で新規顧客の獲得を図る。 記:2024/08/01
7776 東証グロース
700
10/11 15:00
-10(%)
時価総額 22,399百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業では既存代理店との協業強化で器材製品の拡販図る。 記:2024/06/24
7856 東証プライム
1,577
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 23,494百万円
合成樹脂加工製品メーカー。ブルーシートで国内首位。スリッターなどの機械も。24.10期1Qは価格改定効果で合成樹脂加工品の採算が改善。前期苦戦の機械も上向く。収用補償金特益は剥落。通期二桁営業増益を計画。 記:2024/04/12
8079 東証プライム
4,485
10/11 15:00
-40(%)
時価総額 76,694百万円
原料乳製品や製菓原料、乾燥果実・ナッツ類などを取り扱う食品専門商社。OEM供給や自社ブランド品等も。1904年創業。取り扱い品目は1万種類以上。中国国内ではナッツ、ドライフルーツなどの売上が順調。 記:2024/05/12
9824 東証プライム
4,905
10/11 15:00
-50(%)
時価総額 103,005百万円
大手独立系電線商社。機器用・通信用電線、電力用ケーブルが柱。光ファイバーケーブル等も。在庫商品アイテム数は約5万点。26.10期売上高1500億円目標。自社ブランドを含む非電線商品の開発、拡販図る。 記:2024/05/06