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*14:07JST 日経平均VIは上昇、中国株安など警戒 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は14時5分現在、前日比＋0.33（上昇率1.69％）の19.89と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.45、安値は19.21。 昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後は、日経225先物は下げ幅を縮める展開となり、日経VIは低下する場面があった。しかし、午前の時間帯に「中国不動産大手の中国恒大集団がニューヨークで破産を申請した」と伝わり、これを受けた香港ハンセン指数が昼前頃から軟調な動きとなったことから、中国の景気懸念が強まり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは再び上昇に転じた。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っている。 《SK》