マーケット
12/23 15:15
39,161.34
+459.44
42,342.24
+15.37
暗号資産
FISCO BTC Index
12/23 20:30:41
15,056,276
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

海外投資家の買いが続き1年8カ月ぶりに3万円の大台を回復【クロージング】

2023/5/17 16:10 FISCO
*16:10JST 海外投資家の買いが続き1年8カ月ぶりに3万円の大台を回復【クロージング】 17日の日経平均は5営業日続伸。250.60円高の30093.59円(出来高概算14億2000万株)と2021年9月28日以来約1年8カ月ぶりに3万円の大台を回復して取引を終えた。為替市場での円安進行や海外投資家の買いが継続していることなどから、ハイテク関連株を中心に買われた。日経平均は続伸して始まり、前場中盤には3万円の大台を回復。目先的な達成感から上げ幅を縮める場面も見られたが、3万円を上回っての底堅さが見られるなか、後場半ばには30115.32円まで上げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の約過半数を占めた。セクター別では、パルプ紙、空運、保険、陸運、銀行など17業種が上昇。一方、海運、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、テルモ<4543>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>、安川電<6506>が軟調だった。 前日の米国市場は、4月小売売上高や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて追加利上げ観測が強まり、金利高を警戒した売りに押され、主要な株価指数は下落した。しかし、米国市場の下落影響は限定的となるなか、指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する展開。また、「岸田首相が18日にも、海外の大手半導体メーカーの首脳らと官邸で面会し、国内への積極的な投資や日本企業との連携を要請する」と伝わったこともあり、その恩恵を受けることが期待された半導体関連株に値を上げる銘柄が目立っていた。さらに、市場では「上場投資信託(ETF)を通じて米国の個人投資家などの資金が日本株に流入している」との指摘も聞かれ、投資家心理は大きく改善している。 東京市場は短期的な相場の過熱感は否めないものの、日経平均は上昇基調が続いている。6月末まで配当金の支払いが続き、その総額が9兆円を超えるとされ、配当の再投資が期待されている。また、ソフトバンクGやレーザーテック<6920>などの値がさ株には、昨年11月の高値を付けて以降、調整局面を強いられる銘柄が多かったが、6カ月間の信用取引の絶対期日が明けたことから需給が軽くなっていることも材料視されている。目先は利食い売りをこなしながら、3万円台を固める展開となりそうだ。 《CS》
関連銘柄 10件
4543 東証プライム
3,059
12/23 15:30
+32(%)
時価総額 4,560,042百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
17,600
12/23 15:30
-60(%)
時価総額 5,158,806百万円
空調・冷凍機事業が主力。1924年創業。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。アプライド空調事業、業務用空調ソリューション事業の拡大に注力。 記:2024/11/09
6506 東証プライム
3,927
12/23 15:30
+41(%)
時価総額 1,047,292百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6857 東証プライム
9,000
12/23 15:30
+391(%)
時価総額 6,895,269百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
15,045
12/23 15:30
+245(%)
時価総額 1,418,533百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置、レーザー顕微鏡なども。1960年創業。24年9月に新製品「SiCウェハ欠陥検査/レビュー装置SICA108」を発表。 記:2024/11/11
6954 東証プライム
4,044
12/23 15:30
+27(%)
時価総額 4,025,474百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7733 東証プライム
2,374
12/23 15:30
-1.5(%)
時価総額 2,795,860百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」などが北米で伸長。 記:2024/11/16
8035 東証プライム
23,605
12/23 15:30
+305(%)
時価総額 11,132,897百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
53,180
12/23 15:30
+410(%)
時価総額 16,922,993百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,936
12/23 15:30
+176(%)
時価総額 13,135,875百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27