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ファーストリテが指数の重しとなり、日経平均は29000円割れ【クロージング】

2023/5/8 16:04 FISCO
*16:04JST ファーストリテが指数の重しとなり、日経平均は29000円割れ【クロージング】 8日の大型連休明けの日経平均は5営業日ぶりに反落。208.07円安の28949.88円(出来高概算11億8000万株)で取引を終えた。米金融当局による利上げ停止観測を受け、円相場が一時1ドル=134円台後半へと円高が進んだことから、輸出関連株やハイテク株などを中心に売りが先行。ただし、本格化する国内主要企業の決算内容などを見極めたいと見ている投資家が多く、積極的な売買は手控えられ、29000円を挟んでのもみ合いが続いていた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、空運、パルプ紙、海運、鉄鋼など19業種が上昇。一方、鉱業、銀行、化学、石油石炭など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、HOYA<7741>、テルモ<4543>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、資生堂<4911>が軟調だった。 国内が連休中の米国市場では、5日に大幅な反発を見せたものの、前日までは地銀株が急落するなど金融システム不安が警戒される波乱含みの相場展開だった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを打ち止めする可能性を示唆したが、早期の利下げは否定したため、金利動向に敏感なグロース株などにも売りが波及したようだ。その他、月次売上高の伸び鈍化が嫌気されたファーストリテが3%超下落したことも日経平均の重しになった。一方で、新型コロナウイルスの感染症法の分類がきょうから「5類」に引き下げられたため、空運や鉄道などリオープン関連株に値を上げるものが目立った。 今後の景気の行方を占う上では、FRBが9日に公表予定の商業銀行の融資担当責任者を対象に、銀行の「融資基準」や借手の資金需要の動向に関するヒアリング調査での貸出態度の結果が注目されるとの指摘が聞かれる。FRBの急速な利上げにより、金融機関の貸出態度は既に厳格化されているが、3月以降の金融不安顕在化後に貸出態度がより厳しくなっているかが焦点だ。また、国内では、主要企業の決算内容が注目され、個別物色の色彩が一段と強まることになるだろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4523 東証プライム
5,479
10/11 15:00
-74(%)
時価総額 1,624,891百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,950.5
10/11 15:00
+7(%)
時価総額 4,398,301百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,982
10/11 15:00
-9(%)
時価総額 9,700,123百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,690
10/11 15:00
±0(%)
時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7741 東証プライム
21,280
10/11 15:00
-85(%)
時価総額 7,683,697百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
9433 東証プライム
4,715
10/11 15:00
-80(%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10