マーケット
5/10 15:15
38,229.11
+155.13
39,387.76
+331.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/10 19:30:32
9,820,386
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

買い先行もソフトバンクGなどが日経平均の重荷に【クロージング】

2023/2/8 15:56 FISCO
*15:56JST 買い先行もソフトバンクGなどが日経平均の重荷に【クロージング】 8日の日経平均は続落。79.01円安の27606.46円(出来高概算10億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が上昇したことから買い先行スタート。日経平均は取引開始直後に27719.45円まで上げ幅を広げた。ただし、2022年10-12月期の最終損益が赤字となったソフトバンクG<9984>が一時7%超下落したほか、通期業績予想を下方修正した任天堂<7974>も一時8%超下落したことが投資マインドの悪化につながった。また、円相場が一時1ドル=130円台後半まで円安が一服したため、輸出関連株などを中心に利益確定売りが次第に増え、日経平均はマイナスに転じた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、医薬品、石油石炭、サービス、銀行など14業種が上昇。一方、その他製品、鉄鋼、繊維製品、小売など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、ソフトバンクG、ファーストリテ<9983>、任天堂、太陽誘電<6976>が軟化した。 注目を集めた米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のインタビューでは、「インフレ低下のプロセスが始まった」と改めて述べた一方で、「強い経済指標が続けば、昨年12月の金融政策会合で示した想定よりも多くの利上げを実施しなければならない」と述べるなど、強弱入り混じるものだった。しかし、よりタカ派的なものになるのではないかと警戒されていたため、前日の米国市場では買い安心感につながった。 本日の相場は日経平均への寄与度の大きいソフトバンクGや任天堂の急落が響いた格好だ。明日にはトヨタ<7203>や日産自<7201>、東エレク<8035>といった主力企業の決算発表を控えており、通期業績見通しの動向には警戒が必要だろう。また米国では今夜、ウォラーFRB理事やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁などFRB高官の発言機会が多く控えている。FOMCメンバーから再びタカ派色の強い発言が出れば、日米ともに金融市場にマイナスに働くことになるだけに、発言内容を確認したいと考える投資家も多い。 《FA》
関連銘柄 10件
4568 東証プライム
5,385
5/10 15:00
+187(%)
時価総額 10,484,778百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6,936
5/10 15:00
-31(%)
時価総額 11,763,179百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,117
5/10 15:00
+11(%)
時価総額 3,920,487百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
3,250
5/10 15:00
-71(%)
時価総額 423,209百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7201 東証プライム
551.9
5/10 15:00
-24.6(%)
時価総額 2,329,413百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,425
5/10 15:00
-103(%)
時価総額 55,878,830百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7974 東証プライム
7,849
5/10 15:00
+252(%)
時価総額 10,193,418百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
35,000
5/10 15:00
-210(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,720
5/10 15:00
+90(%)
時価総額 12,957,959百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,877
5/10 15:00
+141(%)
時価総額 13,571,709百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10