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米半導体株高を手掛かりに先物主導での買い戻しの動きが強まる【クロージング】

2022/10/6 16:06 FISCO
*16:06JST 米半導体株高を手掛かりに先物主導での買い戻しの動きが強まる【クロージング】 6日の日経平均は4日続伸。190.77円高の27311.30円(出来高概算11億3000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株がしっかりだったことから、グロース株を中心に買いが先行して始まった。また、商品投資顧問業者(CTA)などと観測される短期筋による先物への買い戻しも加わり、日経平均は寄り付きを安値に強いリバウンドの動きを見せており、後場取引開始直後には一時27399.19円まで上げ幅を広げた。その後はこう着となったものの、概ね高値圏でのもみ合う形での底堅さが見られた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、電気ガス、食料品、小売、精密機器の4業種を除く29業種が上昇。鉱業、電気機器、海運、不動産、卸売などの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>が堅調だった。半面、KDDI<9433>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、キッコーマン<2801>、アステラス薬<4503>が軟化した。 前日の米国市場は、9月の米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことから、前日までの米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げ観測が緩まるといった期待が後退し、利益確定売りが優勢となった。一方で、半導体SOX指数が上昇したことから、東エレクやアドバンテスなどへの支援材料に。また、時間外取引での米株先物も堅調な値動きだったことから、今夜の米国株の反発期待を先取りする形で、買い戻しの動きが強まったようだ。その他、石油輸出国機構(OPEC)プラスでの大幅な減産合意を映して原油市況が上伸したことから、資源関連株にも投資資金が向った。 日経平均は4連騰し、目先的な戻りのめどとして意識されていた25日線、75日線水準を捉えてきたことから、引き続き利益確定の動きは入りやすいだろう。また、国内では3連休を控えているほか、米国では7日に雇用統計、来週13日には消費者物価指数(CPI)と、重要な経済指標の発表が控えているため、手掛けづらさはある。とはいえ、売り方にとっては買い戻しの動きが迫られるなか、押し目狙いの買いなども入りやすいセンチメントとなった。 《FA》
関連銘柄 10件
2801 東証プライム
1,807.5
5/17 15:00
+6(%)
時価総額 1,752,219百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4503 東証プライム
1,487
5/17 15:00
-26.5(%)
時価総額 2,729,912百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4543 東証プライム
2,723.5
5/17 15:00
-71.5(%)
時価総額 4,059,913百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
25,105
5/17 15:00
-115(%)
時価総額 7,358,627百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6762 東証プライム
7,262
5/17 15:00
-4(%)
時価総額 2,823,262百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,332
5/17 15:00
+12(%)
時価総額 9,981,708百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10