マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/12 1:28:07
9,280,669
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に~

2022/9/30 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に ■DCM、2Q営業利益 4.0%減 189億円、800万株の自社株買い決議 ■前場の注目材料:いすゞ、来春にEVトラック投入、混流生産でコスト低減 ■押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に 30日の日本株市場は、売り先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場はNYダウが458ドル安だった。新規失業保険申請件数が予想外に減少したためインフレ警戒から長期金利が上昇し、売り優勢の展開になるなど、前日の英国中銀が長期国債市場に介入発表による長期金利低下は、1日で反転した。また、アップルはアナリストの弱気見通しが嫌気され5%近く下落するなか、ハイテク株の売りを誘う格好となった。S&P500業種別指数はすべてのセクターが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の26175円。円相場は1ドル144円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。ただし、昨夕の段階で米株先物や欧州市場の弱い動きから先物市場ではナイトセッションの開始時には既に下落していたこともあり、市場は織り込まれていると考えられる。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されてくる可能性はありそうだ。とはいえ、日経平均構成銘柄の定期入れ替えでは引け後にSMC<6273>とHOYA<7741>の採用と、ユニチカ<3103>、沖電気工業<6703>の除外による需給要因があるため、手掛けづらくさせるだろう。 また、東エレク<8035>は連日で年初来安値を更新しており、アップルの下落影響なども重荷となるため、センチメントを冷ますことになる。そのほか、30日の米国では8月の米個人消費支出(PCEコア・デフレーター)のほか、9月のミシガン大学消費者態度指数(確報値)の発表を控えていることもあり、底堅さは意識されるものの、押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に。 物色としては個別に材料がある銘柄のほか、需給状況は悪化していない直近IPO銘柄の一角などでの短期売買は活発になりそうである。また、政府対策への思惑なども高まりやすく、関連する銘柄を探る動きなども見られそうだ。 ■DCM、2Q営業利益 4.0%減 189億円、800万株の自社株買い決議 DCM<3050>は2023年2月期第2四半期業績を発表。売上高は2388.32億円、営業利益が前年同期比4.0%減の189.69億円だった。節約志向の高まりや行楽需要の増加によりステンレスボトルや冷水筒が好調だったが、アルコール除菌関連商品などの需要低下によって、ハウスキーピング部門全体で低調だった。DCMブランド商品は、新規で展開したコピー用紙などが好調。ホームインプルーブメント部門では、作業用品で空調服など作業衣料が好調に推移。DIY関連商品については、プロ向けの合板や、販売を強化しているモバイルバッテリー関連商品は好調。一方で、金物や塗料関連商品は低調だった。なお、800万株(発行済み株式数の5.49%)を上限に自社株買いを決議した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26422.05、+248.07) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTT<9432>京都に国内最大のDC新設、400億円投資 ・三菱重<7011>電力4社と次世代原発開発、安全性・再生エネと協調 ・住友商事<8053>VRで小児弱視を治療、住商など3社、アプリ共同開発 ・住友商事<8053>昆虫由来代替たんぱく質のシンガポール社と提携 ・花王<4452>米ベンチャーに追加出資、27年めどパーム油代替原料量産化 ・ニチコン<6996>グリーンローンで100億円調達、車向けコンデンサー増産に充当 ・富士フイルム<4901>三洋化成と体外診断薬で新会社、来月に試薬製造開始 ・住友ベークライト<4203>中国に封止材新工場、66億円投資、現地生産能力3割増 ・第一三共<4568>抗悪性腫瘍剤で国内の製造販売承認、難治性ATL向け ・参天製薬<4536>UBEと緑内障治療薬で米FDA承認取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月有効求人倍率(予想:1.30倍、7月:1.29倍) ・08:30 8月失業率(予想:2.5%、7月:2.6%) ・08:50 8月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、7月:+0.8%) ・9月政府月例経済報告 <海外> ・10:30 中・9月製造業PMI(予想:49.7、8月:49.4) ・10:30 中・9月非製造業PMI(予想:52.4、8月:52.6) ・10:45 中・9月財新製造業PMI(予想:49.5、8月:49.5) 《ST》
関連銘柄 15件
3050 東証プライム
1,499
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 235,343百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
3103 東証プライム
301
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 17,383百万円
ナイロンフィルム等の高分子事業、ガラス繊維等の機能資材事業、繊維事業等を展開。紡績会社として1889年に創業。中期経営計画では26.3期売上高1500億円目標。高機能製品、環境配慮型製品の拡販を図る。 記:2024/06/09
4203 東証プライム
4,094
10/11 15:00
-38(%)
時価総額 383,845百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,901
10/11 15:00
-142(%)
時価総額 3,277,975百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4536 東証プライム
1,850.5
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 741,510百万円
眼科用医薬品の研究開発、製造、販売等を行う。1890年創業。医療用眼科薬市場で国内トップシェア。アイリーア硝子体内注射液、アレジオン類等が主要製品。アレジオン眼瞼クリーム0.5%などの拡販に注力。 記:2024/08/19
4568 東証プライム
4,982
10/11 15:00
-9(%)
時価総額 9,700,123百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
3,780
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 4,701,855百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6273 東証プライム
65,130
10/11 15:00
-1,020(%)
時価総額 4,387,743百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6703 東証プライム
1,002
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 87,392百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
6996 東証プライム
970
10/11 15:00
-5(%)
時価総額 75,660百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
2,211
10/11 15:00
+1.5(%)
時価総額 7,459,136百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7741 東証プライム
21,280
10/11 15:00
-85(%)
時価総額 7,683,697百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8053 東証プライム
3,318
10/11 15:00
-14(%)
時価総額 4,152,716百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9432 東証プライム
148
10/11 15:00
-1.9(%)
時価総額 13,401,447百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14