マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/12 17:27:32
9,355,578
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米ハイテク関連株高を背景に買いが継続し、日経平均は7連騰を演じる【クロージング】

2022/7/22 16:11 FISCO
*16:11JST 米ハイテク関連株高を背景に買いが継続し、日経平均は7連騰を演じる【クロージング】 22日の日経平均は7営業日続伸。111.66円高の27914.66円(出来高概算9億9000万株)で取引を終えた。米テスラの予想を上回る決算や原油市況が下落したことで過度なインフレに対する警戒感も後退し、米主要株価指数は続伸した。東京市場は売り先行スタートもこの流れを受けて、次第に買いが優勢となり、日経平均は後場中盤には27952.25円まで上げ幅を広げ、心理的な節目の28000円乗せにあと一歩まで迫った。ただ、高値警戒感がくすぶっているほか、戻り待ちの売りも散見されるなかで上値追いの動きとはならず、高値圏でのもち合い推移が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、海運、サービス、不動産、電気機器など19業種が上昇。一方、電気ガス、空運、石油石炭、医薬品、鉱業など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、コナミG<9766>がしっかりだった半面、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、塩野義<4507>、ホンダ<7267>が軟化した。 連騰警戒感から朝方は利益確定売りが先行し、日経平均は反落して始まったがすぐに持ち直す展開になった。業績予想をそろって上方修正した海運大手3社が続伸したほか、米テック株高の流れを引き継いで、指数寄与度の高い値がさハイテク株にも投資資金が向かい、日経平均の上げ幅は100円を超えた。来週以降、本格化する国内主要企業の2022年4-6月期決算に対する期待感も投資家心理を上向かせているとの声も聞かれた。一方、新型コロナウイルスの新規感染者が拡大していることから、旅行自粛への警戒感から空運、陸運などのリオープン関連株には値を消す銘柄が目立った。ただ、7連騰を演じたあとの週末とあって、積極的に売買を手掛ける向きはおらず、商いは低調だった。 日経平均の騰落レシオが132%を超えてきたが、関係者からは「短期のテクニカル指標の超過熱は上放れのサインとなることが多い」との見方をしているほか、200日線も早晩上向きそうで、トレンド転換が近いと考える投資家が増え始めている。ただ、来週はキヤノン<7751>、信越化<4063>、ファナック<6954>、NEC<6701>、ソニーG<6758>などの決算発表が予定されている。先行きの業績動向をどのようにみているのか確認する良いタイミングで、来週は決算内容確認しながらの展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
4063 東証プライム
6,126
10/11 15:00
-67(%)
時価総額 12,399,777百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4507 東証プライム
2,079
10/11 15:00
-11.5(%)
時価総額 1,849,545百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4568 東証プライム
4,982
10/11 15:00
-9(%)
時価総額 9,700,123百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,665
10/11 15:00
+61(%)
時価総額 16,391,453百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6701 東証プライム
13,680
10/11 15:00
+30(%)
時価総額 3,732,588百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
2,815
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 17,574,321百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,558
10/11 15:00
-16(%)
時価総額 8,466,616百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7751 東証プライム
5,040
10/11 15:00
-55(%)
時価総額 6,722,166百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
14,785
10/11 15:00
+130(%)
時価総額 2,121,648百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17