マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/15 7:15:31
9,848,795
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

押し目待ち狙いの買い方にとっても、なかなか買わせてもらえない底堅さ【クロージング】

2022/7/21 16:08 FISCO
*16:08JST 押し目待ち狙いの買い方にとっても、なかなか買わせてもらえない底堅さ【クロージング】 21日の日経平均は6営業日続伸。122.74円高の27803.00円(出来高概算9億7000万株)で取引を終えた。朝方こそ前日の大幅な上昇に対する過熱感なども警戒されるなか、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まった。ただし、下値は堅く前場半ばにつけた27549.56円を安値に、その後は高値圏でのもち合いでの推移を継続。後場に入り日銀の金融政策で現状の緩和政策の継続が伝わると、日米金利差を手掛かりとした資金流入への思惑にもつながった。引けにかけてはインデックスに絡んだ資金が流入する格好となり、本日の高値で取引を終えた。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり数が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクターでは、水産農林、海運、精密機器、パルプ紙、金属製品など19業種が上昇。半面、鉄鋼、電力ガス、空運、証券など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、TDK<6762>が堅調。一方で、塩野義<4507>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>が冴えない。 前日の大幅な上昇に対する反動安は想定されていたものの、思いのほか下値の堅さが目立っていた。前場半ばに弱含む局面も見られたものの、27500円を上回っての推移だったことから、押し目待ち狙いの買い方にとっても、なかなか買わせてもらえなかった格好だろう。また、東エレクがマイナス圏で推移していたことから指数の重荷となる可能性があったが、東エレクについてもマイナスながら25日線での底堅い値動きを見せており、売り方にとっても仕掛けづらい需給状況だった。 また、決算発表が本格化するなか、前日に決算を発表した日本電産<6594>に注目が集まったが、反落ながらも前日にマドを空けて上昇した部分の調整にとどまっていた。切り上がる5日線を支持線として陽線を形成しており、センチメントを悪化させることはなかった。また、マザーズ指数は上値抵抗線として意識されていた26週線を捉えてきた。シグナルが好転してくる可能性も意識されやすく、中小型株を見直す動きも持続しそうである。 《FA》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
6,126
10/11 15:00
-67(%)
時価総額 12,399,777百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4507 東証プライム
2,079
10/11 15:00
-11.5(%)
時価総額 1,849,545百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6594 東証プライム
2,970.5
10/11 15:00
-29.5(%)
時価総額 3,542,526百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6762 東証プライム
1,887
10/11 15:00
-12(%)
時価総額 3,668,064百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
7,798
10/11 15:00
+260(%)
時価総額 5,974,586百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10