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米国株上昇で強い動きも、後場はセンチメントの悪化影響もあって急速に伸び悩む【クロージング】

2022/7/8 16:21 FISCO
*16:21JST 米国株上昇で強い動きも、後場はセンチメントの悪化影響もあって急速に伸び悩む【クロージング】 8日の日経平均は小幅続伸。26.66円高の26517.19円(出来高概算14億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場では、FRBのウォラー理事が景気後退懸念は行き過ぎと発言したことや、サムスン電子の好決算を受けて上昇。東京市場も主力株中心に幅広く買いが先行し、前引け間際には26881.75円まで上げ幅を広げた。ただ、前引け終了後に「安倍元首相が銃撃され、心肺停止状態」と報道されたことをきっかけに、投資マインドが悪化。後場はこう着感の強い相場展開のなか、上場投資信託(ETF)の分配金捻出目的の換金売りの影響もあって上値を抑えられた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が900を超え、全体の約過半数を占めた。セクターでは、海運、鉱業、非鉄金属、鉄鋼など20業種が上昇。食料品、医薬品、情報通信、その他製品など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、第一三共<4568>、テルモ<4543>、大塚HD<4578>が軟化した。 「中国政府が約30兆円相当の特別債発行を許可してインフラ投資を加速させる方針」と報じられたことから米国ではキャタピラーなどが買われており、インフラ投資関連株などにも投資資金がシフトした。しかし、前引け後に安倍元首相の銃撃報道を受けて投資マインドが悪化。目先の利益を確保する売りが強まったほか、1兆円規模と試算されているETFの分配金捻出のための換金売りも重荷となり、日経平均は急速に軟化した。 なお、投資家の関心は米雇用統計に移っており、雇用者数の増加数が縮小することに加え、平均時給の伸び率鈍化、労働参加率の高まり、失業率の上昇といった結果が出そろえば、米連邦準備理事会(FRB)が景気に配慮した政策運営に代わるといった見方になる可能性が高く、雇用統計とそれを受けた米金融市場の動きが注目されるところだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,685
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+80(%)
時価総額 1,144,000百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4543 東証プライム
2,813.5
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時価総額 4,194,076百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,867
10/4 15:00
+31(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
4578 東証プライム
8,523
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時価総額 4,754,436百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
8,957
10/4 15:00
-14(%)
時価総額 15,190,714百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,134.5
10/4 15:00
-18(%)
時価総額 6,727,474百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
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時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10