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ゼンショーHD、イトーキ、M&Aキャピなど

2024/11/19 16:00 FISCO
<9532> 大瓦斯 3225 -63大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目標株価も4070円から3580円に引き下げている。新たな自社株買いの発表は株価に織り込まれ、一段の株価上昇のための新たなカタリストは不足していると考えているようだ。今後はPBR改善のためにROE改善が急務であると指摘、より積極的な自己資本コントロールが必要と判断しているもよう。 <5384> FUJIMI 2397 +52大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューも3300円から3400円に引き上げた。25年3月期計画には上振れ余地があると考えているほか、半導体業界の中では、同社のポジションは良好であるとも判断している。半導体業界では汎用DRAMやフラッシュメモリなどの回復遅延や減速が懸念されるが、同社はロジック半導体用途のウェイトが高く、26年3月期での業績減速リスクは限定的。 <2931> ユーグレナ 434 +11大幅反発。国内のバイオ燃料販売において、香港でバイオ燃料を製造するエコセレスと連携すると発表している。エコセレスが中国で製造するバイオディーゼル燃料のHVO燃料や再生航空燃料を日本で本格販売していくもよう。取扱規模は数千トンまでの拡大を想定のようだ。バイオ燃料の販路拡大につながっていくとの期待感が先行。同社では28年後半にかけて大規模バイオ燃料プラントの稼働を計画している。 <6080> M&Aキャピ 2491 +117大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価も2200円から5000円に引き上げた。大型案件の成約加速を見こんでいる。単体におけるコンサルタントの戦力化がこうした期待の背景となっているようだ。レコフにおける生産性向上の取組みの成果もあって、25年9月期営業利益は28.6%増の82億円、26年9月期は15.9%増の95億円を予想。 <7972> イトーキ 1601 -74大幅反落。独占禁止法違反にあたる恐れがあるとして、公正取引委員会が近く警告を出す方針を固めたと伝わっている。同社では、取引先である運送会社のドライバーが繁忙期に契約で定めた時間を超えて働いた分の料金を支払っていなかったとされているもよう。自社の物流拠点での荷積みのほか、梱包材の引き渡しといった付帯作業も無償で行わせていたとされている。信用力の低下などにつながる可能性を警戒する動きが優勢。 <3160> 大光 633 +14大幅反発。特別利益の計上に伴う業績予想の修正を発表している。東京電力HDに対して、ALPS処理水放出に伴い諸外国からの禁輸措置などによって生じた損害について、損害賠償請求の賠償金で合意となったことで、25年5月期第2四半期において 394百万円の特別利益を計上することとなったもよう。つれて、上半期純利益は従来予想の1.2億円から4.4億円に、通期では6.6億円から9.8億円にそれぞれ上方修正。 <9341> GENOVA 1530 -9続落。236万2400株の売出、35万4300株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。代表取締役社長の平瀬智樹氏やクレディセゾンなどの大株主が売出人に。流通株式時価総額増大に向けた流動性の向上を促すのが目的。短期的な需給悪化を懸念視する動きが先行。なお、発行済み株式数の2.81%に当たる50万株、9億円を上限とする自社株買いの実施も発表、需給への影響緩和などを目的と。 <2201> 森永菓 2700 +108.5大幅反発。前日に自己株式の取得実施を発表。発行済み株式数の4.68%に当たる420万株、100億円を取得上限としている。株主還元の充実及び資本効率の向上を図ることが目的。11月19日に立会外取引で買い付けるとしており、このうち、250万8200株は証券会社などを通じて一度に大量の自社株を取得する加速型自社株買い(ASR)と呼ばれる手法を活用するもよう。短期的な株価インパクトへの期待が先行。 <7550> ゼンショーHD 9074 +759大幅続伸。牛丼チェーンのすき家が、22日から牛丼の「並盛」や定食など約6割のメニューを値上げすると伝わっている。値上げ幅は10から60円になるもよう。牛丼の値上げは約7カ月ぶりとなるが、1年間に2度も牛丼を値上げするのは初めてとなるようだ。すき家では国産米を100%使用しており、国産米の価格高騰に対応することが価格改定の背景としている。収益性の向上を織り込む動きが先行へ。 <2331> ALSOK 1085 +18.5大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も940円から1300円に引き上げている。機械警備の値上げを正式に表明しており、これによって来期から約10年ぶりの本格的なROE改善局面に入ると評価のもよう。最大手のセコムに対して同社は、利益率が低くオペレーティングレバレッジが効きやすいとも指摘している。 《ST》
関連銘柄 10件
2201 東証プライム
2,700
11/19 15:30
+108.5(%)
時価総額 247,793百万円
1899年創業の大手菓子メーカー。ハイチュウ、チョコボールなどロングセラー商品多数。冷菓事業、inゼリーのin事業、通販事業等も。in事業、米国事業等を重点領域に位置付け。菓子食品事業は収益力向上目指す。 記:2024/10/13
2331 東証プライム
1,085
11/19 15:30
+18.5(%)
時価総額 553,567百万円
大手警備サービス会社。機械警備や常駐警備、警備輸送のセキュリティ事業が柱。常駐警備は国内トップシェア。介護事業等も。機械警備ではALSOK-G7の販売を推進。26.3期経常利益650億円程度目指す。 記:2024/06/03
2931 東証プライム
434
11/19 15:30
+11(%)
時価総額 59,159百万円
ミドリムシ等を活用した健康食品、化粧品の開発・製造・販売等を行うヘルスケア事業が主力。バイオ燃料の開発・製造・販売等も。青汁のキューサイを傘下に持つ。次世代エイジングケアブランド「CONC」に積極投資。 記:2024/09/02
3160 東証スタンダード
633
11/19 15:30
+14(%)
時価総額 8,514百万円
業務用食品専門商社。冷凍食品や調味料、乳製品等が主要取扱商品。外食チェーンやホテルなどが主要取引先。業務用食品スーパー「アミカ」の運営等も行う。オリジナルブランド商品の販売強化などで収益性向上を図る。 記:2024/10/24
2,397
11/19 15:30
+52(%)
時価総額 191,997百万円
精密研磨材メーカー。半導体シリコンウェハー向け研磨材で世界トップシェア。コーティング材料「溶射材」の製造等も。連結配当性向55%以上目標。トヨタ「新型センチュリー」のボディ鏡面磨きに同社製品が採用される。 記:2024/06/03
2,491
11/19 15:30
+117(%)
時価総額 79,112百万円
M&A仲介会社。2016年に同業のレコフなどと経営統合。売手・買手の間に立ってM&A成立に向けたアドバイザリー業務を行う。大型案件で業界随一の実績。コンサルタント数は180名超。成約件数は過去最高水準。 記:2024/06/28
9,074
11/19 15:30
+759(%)
時価総額 1,458,491百万円
国内外食企業トップ。「すき家」を中核に、「なか卯」や「はま寿司」、「ココスジャパン」、「ジョリーパスタ」などを傘下に収める。グループ店舗数は1万5000店超。新規出店などでグローバルすき家部門は売上順調。 記:2024/06/17
7972 東証プライム
1,601
11/19 15:30
-74(%)
時価総額 85,466百万円
デスク・ワークステーションなどを手掛けるオフィス家具メーカー。特殊扉や情報セキュリティシステムなどの設備機器・パブリック事業も展開。サプライチェーン改革でビジネス拡張図る。配当性向は40%目指す。 記:2024/08/12
9341 東証プライム
1,530
11/19 15:30
-9(%)
時価総額 27,229百万円
医療メディア「Medical DOC」の運営等を行うメディカルプラットフォーム事業が主力。医療機関向け自動受付精算機の販売等を行うスマートクリニック事業も。代理店パートナーシップの強化などに注力。 記:2024/08/30
9532 東証プライム
3,225
11/19 15:30
-63(%)
時価総額 1,321,966百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13